身も心も

病気の事。ヨガやアロマの事。日々の事。好きなもの。

市川猿之助襲名公演

2012-06-29 21:43:01 | 日記
30年ぶりに歌舞伎を見に行った。
20歳前後の頃、歌舞伎にハマり毎月のように見に行っていた。
もっぱら、3階席専門だったが、、、。

話題の襲名公演だけあって満員。

今日は楽日。
華やかで、感動的な舞台だった。

最後のカーテンコールでは、歌舞伎には珍しく、客席全員が立ち上がって拍手。

受け継がれて行く芸。受け継いで行く芸。その重みと、素晴らしさを感じた。
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谷津大観音

2012-06-20 13:53:21 | 日記
逆光の中の大仏様。

都会の中、神々しく輝いている。

仕事の帰りに一息。
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紫陽花

2012-06-12 10:17:11 | 日記
梅雨の楽しみ。

大好きな花。
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雑木林

2012-06-03 19:44:45 | 日記
古い写真がある。

どてらを着た若い男が2人、雑木林の中、立っている。
頬がこけ、目が落ち窪んでいる。それでも2人はかすかな笑みを浮かべている。

60年近く前、父が東京清瀬市にあった「結核療養所」に入所していた頃の写真だ。
写真の裏には父の字で「療養所にて」と書かれている。
万年筆で書かれたであろうその字も、消えかけている。

父から直接話を聞いた事は無い。父は自分を語らなかった。

父が亡くなり3年。

先日、その場所を訪ねた。

都心に近い住宅地として開発・発展し、駅周辺に面影は無い。
バスに乗り10分もすると、近代的病院、リハビリ施設、看護学校、老人ホームなどが点在し、その施設内に雑木林が広がっていた。
いくつか教会があった。

60年前、、、ここは完全に社会から隔離された場所だっただろう。
風に揺れる木々のざわめき。からすの鳴き声が怖いほど近くに聞こえる。

雑木林の中を歩き、木に触れてみた。
私には越えられない時空の壁を、木は年輪の記憶の中に留めている。

何も感じない。私には何も感じる事が出来ない。

私が、あの時の父の思いを知る事はもう出来ない。

それでもここに来てみたかった。この場所に立ってみたかった。

少し感傷的になり過ぎたかな、、、笑ってしまった。
写真の中で微笑んでいる父も、今の私と同じような気持ちだったのかもしれない。


「どてら」(東部方言)綿を厚く入れた衣服。そでが広くて、着物より大きめ。丹前。→新明解国語辞典より。

















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