4月が終わる

長くてつらい1ヶ月だった。
5月から仕事再開。

蜂窩織炎は完治したのか？と言えば、以前とまったく同じとはいかない。
SAPHO症候群の胸骨や鎖骨、首や肩の痛みや違和感。
手術した右股関節に、新たに左足首が加わったと言う感じだ。
温度差や気圧、湿気に敏感に反応する部分が増えた。

痛みや違和感をコントロールする日常は、時々、ものすごく疲労感に襲われる。
だけど「疲れたな～」と心から思えたり、言葉で発したりする自分に安堵する時もある。

摂食障害の症状を繰り返し「もっと、もっと、まだ足りない！」と生きてた過去の自分は、可哀想過ぎるから。

新緑の季節。
この爽やかな風に吹かれている今を大切にしよう。

根津神社

つつじ祭り。
良い天気。
外国人観光客がたくさん。

すごいな～。

スクランブル交差点

多分、4、5年振りに渋谷のスクランブル交差点を渡った。
ここはどこ？あれはなに？
浦島太郎状態。
渋谷の無印良品店に行くのに、あたふたしてしまった。

40年くらい前は渋谷は大人の街だったのに、、、。
なんて、おばあさんは独り言をいってしまった。

足首はまだ痛い。
日常生活に支障は無い。
でも、少し長く歩いたり、立っているとズキズキ。
病院の検査では、全て正常なのに、、、。
神経や細胞が、痛みを感じているのだろうな。
持病のSAPHO症候群は痛みを伴う。
体や脳が、痛みに過敏になっているのだろう。
医師も「これは個人差がある。もう少しようすを見てみよう」と。

大丈夫。痛みを感じるのは生きているって証しだから。

還暦

誕生日が過ぎて60歳になった。ぱちぱち
よくここまで生きたよ～。10代の頃は２０歳で死ぬ予定だったんだから3倍も生きたよ。

少し前まで、苦しさや悲しさの中で過ごした日々を「それがあったから今があるのよ！」と言う考え方に疲れていた。
なんでもかんでも肯定的。「置かれた場所で咲きなさい」なんて、、、結局は苦しみや悲しみをごまかす嘘じゃない！
「私の人生は失敗だったんです。後悔しています。だけどそれが私の人生なんです」って認めた方が楽なんじゃないのか！？

最近、、、「いろいろあったけど私の人生、けっこう豊かだな～」と思うようになって来た。
ある人は「豊かで深いよ」と言ってくれた。

娘夫婦がプレゼントしてくれた、最新のディフューザーでシトラスの香りを満喫している。
シトラス系はリラックスさせ、気持ちを明るく元気にしてくれる。冷え症や、肩こりを緩和する助けとなる。
大好きな香り。

空と雲

久しぶりに外の空気を吸った。
足首の違和感はまだ続いているけど、、、空を見るくらいの余裕は出て来た。

古傷

転んで、かれこれ1ヶ月。痛めた足首は7割くらいは治ったけれどあと少し、、、傷の奥のところの熱と痛みがとれない。
免疫疾患あるある。回復が遅い。イラツク。
これは古傷となって、季節の変わり目などに痛みが出そうな予感。

昨日は本当に辛かった。あの低気圧。
胸骨、鎖骨は痛い。人工股関節の手術の後は痛い。足首も痛い。
あまりに痛くて、気持ちが悪くなり吐きそうになる。
こういう時は早く寝る。夜中、強風で家が揺れ目が覚めたが、けっこう良く寝られたので目覚めはスッキリ。

先日BSで再放送されたドラマ「向田邦子の恋文」を偶然に見た。かなり前のドラマだ。
向田邦子さんの本は、ほとんど読んでいると思う。彼女脚本のドラマも良く見ていた。
直木賞を受賞し、最盛期に突然逝ってしまった。
あの暑い夏、私は娘を妊娠しつわりに苦しんでいた。「ルビーの指輪」が大ヒットしていた。

少し調べてみたら、彼女は51歳で亡くなっていた。今の私より若い。
私の母と同じ年に生まれている。
「昭和」を生き抜いた人なんだな、、、。

新たに

今日から４月。
また、新たに始めよう。

杖を手放す事が出来た。
まだ腫れや痛みはある。動かせなかった左足首は、固まってしまった。
少しずつ可動域を広げて行かなければ、、、。この、地道な作業を、何度繰り返しているだろう。
ひどい関節炎を起こした手首。人工股関節の手術後も、首が動かなくなった時もだ。

どんなに嘆いていても現実は変わらない。
だったら今できる事をやるしかないのだ。