本物の音

昨日「伝説のコンサート　山口百恵1980.10.5　日本武道館　引退直前　最後のステージ」を見た。
再放送だと思う。
百恵ちゃんは同じ年。このコンサートはリアルタイムでも見た。

最新リマスター映像とか、、、とにかく最近の技術には驚嘆！
百恵ちゃん歌が上手い！宇崎竜童・阿木洋子夫妻の作り出す曲が素晴らしい。
これを当時、20代前半の彼女が完璧に歌いこなしている。3人の作り出す世界が圧倒的な力で迫ってくる。

見ていて、とにかく良かったのは全部生音。
ビックバンドが入りベースも、ドラムも、ギターもキーボードも、、、ストリングスまで！
コーラスも！
「打ち込みなんかじゃないぞ～！」と叫びたくなる！
あの時だから出来た、最高に贅沢な音。

最近はPCだけで、だれでも作曲、アレンジ、あらゆる楽器の音、ぜ～んぶ1人で作れる。
それはそれで良いのだけれど、、、60年代後半から音楽聞いている私には、打ち込みの「カチコチ」した音がどうも馴染まない。

昔は、ギターのコードチェンジする時の、手と弦がすれる「シュッ」っていう音、サックスのタンボ(パット)を指で押さえる「カチカチ」と言う音、そのままレコード(古い！)に入っていた。
私はそれが臨場感があって大好き。

もっとも、それすらもPCで入れられるとか！？

あんまり「昔は良かった」みたいな事ばっかり言っている年寄りには、なりたくないけれど、、、
音楽に関しては「70年代から80年代は世界、日本ともにポップスの創成期。天才の集まりだった」と思っている。

マインドフル・セルフ・コンパッション

気持ちの高低差が激しいな～。
すごく不安になったり、落ち込んだり、、、しばらくすると「大丈夫！きっと大丈夫！」と立て直したり。そんなことを繰り返している。

医療従事者を始めとして、多くのエッセンシャル・ワーカーの人たちは「落ち込んでいる暇もない！」
と、歯を食いしばって頑張っているのに、
ぬくぬくと暖かい部屋でPCいじっている私が、、、な～に甘えた事言ってんだ！？
と、なるよね。

そこで、、昨年11月末から「マインドフル・セルフ・コンパッションワークブック」と言う本(ワークブック)を購入し、コツコツ、だらだら自主学習していた。
今日、最終章終了。
メンタリストのDaiGOさんが「これ、お勧めですよ」と紹介していた。
私も興味があったので、アマゾンで購入。
「マインドフル・セルフ・コンパッション」って何？他者へ向ける優しさと理解を、自分にある程度向ける事。
あまりにも漠然としているけれど、その具体的スキルを身につける学び。
スピリチュアル的なものではないです。

「辛い感情に向き合う」章では、親との関係、抱えている病気の事とか、、、感情が揺れて
「ちょっと、止めようかな」って時もあった。
もちろん、止めてもOKなんだけどね。
とにかく一冊終わらせて、、、とても有意義だったと思う。

終わったから「はい、すべて解決」ではない。
自助グループのミーティングでも、ヨガの資格取得の為の毎月提出するレポートでも、
「過去の自分と向き合う」「今の自分と向き合う」を繰り返して来た。
これは生涯続く。
そして今回は「辛いよね。でも、大丈夫だよ」の方法を学んだ。
これも生涯学び続ける。

どんな方法でも書き出したり、言葉に出すことで頭も心も整理できる。
直ぐに散らかるからね。定期的にお片付け。断捨離。
もちろん、やれる時に、やりたい時に。できなくても、やりたくなくても大丈夫。

孤独

先日、NHKBSでマイケル・ジャクソン「THIS IS IT」を放映していた。
Blu-rayを持っているが、見始めると結局最後まで見てしまった。

マイケルとは同い年、私の永遠のアイドル。
2009年の6月に亡くなくなり、もう10年以上の時が流れている。

公開時にも映画館で号泣し、また号泣してしまった。
彼から漂う孤独感が、あまりにも壮絶過ぎて悲しい。
たくさんのスタッフに囲まれ楽しいそうに笑っている。若いダンサーは憧れと尊敬の念で見つめる。
それでも「たった1人」細い体で立っている。

彼自身が人を遠ざけてしまったのかもしれない。が、だれか1人、彼を慈しみ支える人が
いたならな～。

あれほどの輝きと才能を、こんなにも早く失ってしまうなんて悔しい。
それとも、もう十分だったのかな、、、疲れ切ってしまったのかな、、、。

言葉の力

バイデン新大統領の就任式を見た。
どこの国の政治家も顔では笑って、テーブルの下で足をけり合っているものだ。
とは言うものの、少しは前向きで希望にあふれた言葉を聞きたいじゃないか？

言葉には人を癒し勇気と希望を与える力がある。

よその国のだし、英語だし、よく意味が分からない、続く歌詞は人種差別的表現がある。
そうだけどね、、、昨日のレディー・ガガの国歌には感動した。
アレンジが、超カッコ良い。

ブログのテンプレートを以前の形に戻した。
今はこの方が、しっくり来るのだ。

漂うひっ迫感

1年前、緊急で心臓カテーテル手術を受けた夫。
今月、1年後の一泊検査入院が予定されていた。

「今の医療状況を考えると、無理でしょう？絶対無理！」と、夫婦で高をくくっていたが、、、
2月上旬の入院が決まった。
「えっ！？うそ！？」と、思わず言ってしまった。
「いえいえ、、この状況で入院検査していただけるなんて、本当にありがとうございます」
深々と頭を下げる。

そこからが大変。
夫は入院3日前にPCR検査。同居する家族も含め(つまり私)、2週間前から毎日検温。
不要不急の外出は避け、手洗い、マスク。会食なんて、とんでもない！
(はい、これは既に行っています)
その他、色々注意事項あり、、、

病院全体に漂うひっ迫感。
本当に、感謝しています。

雪の華

自称「歩く天気予報」の私、ここ数日あちらこちらの痛みが出ている。
大雪を降らせる低気圧は、私の体にも降りてくる。
右手の自由が利かない、、、。
色々な物を落としてしまう。割れる可能性のある食器は両手でしかっり持たねば。
時々、スーパーのレジ待ち渋滞を起こしているが、、、仕方ないでしょう。
レジの係の人が、私の次のお客さんに向かって「大変お待たせしました」と、一声かけてから「ピッ！」
ちょっと前まではあの「ピッ！」て音が微妙に怒って聞こえたけれど、気にしないようにしている。
もちろん「ごめんなさいね」って気持ちはあるけれど、自分を責めない。

緊急事態宣言が出ても、医療関係者が「医療が崩壊します！！」って訴えているのに、
日本全体の「ダルダル～」っとした感じは何なんだろう？
TVに映し出される、都心の人出の多さに唖然。
説得力の無い、信頼できない政府って怖いな、本当に。
政治家が悪い。それを送り出している私たちはもっと悪い。
無限ループが始まっちゃうんだよね。

今日は雪が降るとか、、、少しだけなら雪も好きだな。

時々、言葉が降りてくる

今日、何気なく開いた本の中にあった言葉。
「泥なくして蓮咲かず」人生の泥に根を下ろしてこそ、可能性を最大限に発揮できる。

こうやって時々、今、自分にとって必要な言葉が下りてくる。
道を歩いていて「急がば回れ」って、交通標識の時もあった。
以前から何度も聞いて、使っている言葉。
でも「あ～そうなんだ！まさに今、この時なんだ！」って事あるよね？
モヤモヤしている心の状態から、徐々に霧が晴れて行くような感じ。

二度目の緊急事態宣言。
そりゃ出るでしょう、、、。遅いくらい。
何の宣言が出たって、やることは同じ。手洗いうがい、マスク、不要不急の外出はしない。
もう、何カ月外食していないだろう、、、。
最初の頃は笑えた菅さんと尾身さんのチグハグさも、今は見るのも馬鹿らしくなって来た。

アメリカワシントンの、一部トランプ支持者による連邦議会議事堂占拠には呆れた。
「あれってクーデター未遂じゃないの！？」「不法侵入。器物破損。傷害、殺人未遂じゃないの！？」

日本も世界も色々、化けの皮が剥がれてぐちゃぐちゃで、、、
だけどそこから、どう再生していくか試されている。
できれば、きれいで丈夫な花を咲かせたい。

2021年 始まる

東の空が明るくなって来た。

明けない夜はない。

この言葉が心に染みる。

信じて、信じて前を向く。
そして夜の名残の月。