寛容

私の中で最も手を焼いている感情は「人を許せない！」と言う強い思いだ。
「寛容」は一生のテーマ。

10年も前、私と夫は、夫の親族とかなり醜く辛辣な争いをした。
最終的には法的な手続きを経て解決となり、その後一切の連絡を絶った。

私自身も自分の家族との関係、他者との関係に「まるで境界線が無い」と気付き始めていた時だった。
私自身が「被害者」であり「加害者」でもあった。

「私は私、あなたはあなたの人生を生きる」
「家族であれ何であれ、人と自分の間の境界線を見極め、踏み込まない、踏み越させない」
「自分の不幸や、失敗、後悔は自分のもの。自分で昇華させていかなければならない。
だから私は、誰かの不幸や、失敗、後悔を背負い込まない」
日々苦しみ、失敗や混乱を繰返し、それでもなんとか新たな生き方を今も模索している。

可能であるのなら、被害や加害を繰り返してしまう人とは関係を絶つ。
夫には自分の意思を伝え「あなたはあなた、どうぞご自由に」と言った。

昨日突然、私のスマホに争いをした親族から連絡があった。
親族の一人が亡くなった。
１０年ぶりに聞く声は、最初、誰だか分からなかった。
登録されていない番号が表示されたので、対応するか迷ったが、仕事関係で様々な人から連絡が来る事がある。

「はっ！？誰！？何で私に連絡するのよ！？」「だいたい、何で私の番号知っているの！？」
「こう言うせこい神経、ホント嫌い！」
まぁ～、思いつく限りの罵詈雑言が頭に浮かぶ。

対応は極めて冷静沈着。バカ丁寧な言葉使いをした。それは夫にも同じ。
彼は連絡を取り、葬儀に行くと私に伝えた。
明らかに私は不愉快。「分かりました。どうぞご自由に」つまり、お一人でどうぞと言う事だ。

「香典に￥〇持って行こうと思う」と言う彼に対して、私の表情が変わった、、、と、思う。
「あれだけ揉めた相手に、よくもそれだけの礼が尽くせるわね！？」これは、私の心の声。
彼は何よりも「人から見て、みっともない事はしたくない」「義理は果たす」「常識は何よりも大切」の人。

「分かりました」私、一言。

あ～ムシャクシャする。湧き出る恨みつらみ。死んで全てが終わると思うなよ！憎しみ消えないぞ！

一夜明けた今日、いつものように公園を歩いた。
同じように早朝ウォーキングをしている見知らぬ女性が「ほら、見て！」と、私に向かって空を指さした。
「虹だ！きれい！」辺りにいた人も皆、空を見上げて歓声をあげている。

馬鹿みたい。どうでも良いじゃないか。
下ばかり見ていると、空に広がる光を見逃すよ。
人それぞれに、大切にしているつながりや思いがある。

亡くなった人の冥福を祈り。これで終わり。
私は私で、ここから始めて行く。

ブログのテンプレートを変更した。少し、秋っぽく。
今年はサンマが不漁とか？大好きなのにな～。

BE COMING(マイ・ストーリー)

ミシュエル・オバマ著書「マイ・ストーリー」を読んでいる。
今、夫であるオバマ前大統領と婚約し、彼の父の故郷、ケニアに2人で旅行している。
彼女は「巡礼の旅」と書いている。

こんなに立派なハードカバーの本を、数千円出して買ったのは数年ぶり。
「図書館で借りれば良いかな？」「文庫本になるかな？」とも思ったが、、、やっぱり手元に置きたい。
後回しにしていると結局「諦めよ、、、」と、なってしまうので発売日に購入。

強く感じたのは「普通の女性」と言う事。
もちろん想像もつかないほどの壁を、努力と不屈の魂で越えて行った人だけれども、
求めている事、願っている事、また、悩んだり迷っている事は、平凡な日々の暮らしの中の事。

外から見ると、どんなに輝かしい人でも、毎日を必死に一生懸命生きているだな～と思う。

久しぶりの早朝散歩

明け方の激しい雨音で目覚めた。
しばらくウトウトしていたが5時には起きた。

先週は体調不良でお休みしていたウォーキング。

まだ雲が厚い。

世界のおわりか！？と思うほどの蝉の声が聞こえない。
道端にお腹を見せて死んでいる。
太陽を浴びるのは一週間。
この子は子孫は残せたのかな？
幸せなのか？不幸なのか？
人間の概念で判断するのは失礼だ。きっと。

私の一日はまた始まる。

生きる指針

今週はず～と体調不良。
気持ち悪くて、頭痛くて、時々耳が詰まったような感じ。
SAPHO症候群の湿疹が結構手のひらにも出ている。胸骨も痛い。

仕事も詰まった一週間だった。今日も仕事。
でも、皆でヨガするとそれが穏やかな気持につながって行く。

最近ヨガに対する考え方が、本当に楽になった。
ポーズよりも呼吸。楽に呼吸。これこそがヨガの本質。

ヨガを初めて教えていただいた龍村修先生が「ポーズに囚われるな。ポーズなんて自分で作りだせば良いんだ」
と、おっしゃっていた。

１０年くらい前にヨガを始めたころは、難しいポーズが次々と出来るようになると「ほら、すごいでしょう」
みたいに、どこかパワーゲームをしていたような時があった。
でもすぐに病気になり、繰り返す関節炎や人工股関節手術で、体はどんどん動かなくなった。
「もう、私ヨガなんて出来ない！」って落ち込んだりもしたけど、、、龍村先生の言葉がずっと頭の中にあった。

まぁね、数千年の歴史を持っているヨガを語るには私なんてまだまだひよっこ
それにヨガを生業にしているわけでもない。

ヨガの教えは私にっとって「生きる指針」にひとつ。それで十分。

気持ち悪い！

今日は最悪。

免疫抑制剤の副作用。一日中気持ち悪い。
今も気持ち悪い。
胃のあたりが、ムカムカ、ムカムカ～。

こうなると、関節の痛みが出て来る。
何のために服用しているのか分からなくなる。

蒸し暑さもキツイ。
ため息だけのブログ。
今を生きるのも、結構しんどい。そんな日もあるよね。
早く明日になれ。

敗戦後７４年

これ以上続いたらた、耳鼻科に行かないとまずいかな～と思っていた耳の状態だが、、、
台風の通過とともに改善。足や腰の痛みも消えた。体は心より正直。

世間では「終戦記念日」と呼ぶ8月15日。
高校時代の歴史の先生が
「終戦記念日と言う人もいるが私が思うに敗戦記念日です。多くの命が失われ、日本は負けたんです。
二度と繰り返してはいけません」と言った。
私の高校生の頃は、自分の親も含め多くの戦争体験者が存命だった。

TVで様々な特集番組が放送されていた。
令和の時代になってやっと、軍の機密や昭和天皇の事などが公開されるようになった。
７４年の歳月が必要だったのか、、、！？なぜ今？色々、考えてしまう。「絶対に残っていない」と言われていた物がぞろぞろ出てくる。
って言う事は、今「その記録は破棄しました」と言われている、あれもこれもがず～と先に出てくるのか！？
う～む。私は生きていないじゃないか。なんかね～。それってどうなの？

礼儀正しいスマホ

最近のスマホは問いかけると、ちゃんと答えてくれる。私にとっては最近なの、、、。
ふと、「お礼を言ったらどうなるんだろう？」と思って「ありがとうございました」って言ったら、、、
「どういたしまして。お役に立てて光栄です」って答えてくれた。仰天だわね！
昨今、人間でもこんなに礼儀正しくないだろう！？

大型台風の影響で、大きな被害が出ているようだ。
どこぞの大統領は「地球温暖化なんてfake newsだ！」とか言ってるけど、この大型化は尋常じゃない。
最近、絶滅危惧種の法律に対しても、とんでもない事言い出しているらしい。
「自然災害」じゃなくて「人的災害」なんじゃないのか？
被害を受けるのは、昨日まで不通に暮らしていた人。やりきれない。

少しでも被害を無くす為に、私たちがやれる事。
ゴミを分別し、少なくする。自分の買い物袋を使う。不要なストロー、箸、スプーンなどは使用しない。
水分補給はmy水筒で。とか、細やかな事だけど重要。

私の体にもそれなりの影響が。
人工股関節の足と腰が痛い。エアコン効いた部屋ではスパッツをはいている。
かなりきついのは耳。突発性難聴の後遺症なのか、昨日から、プールの底に潜っているような感じ。
耳が不調だと、目と喉も不調になって来る。
それほど深刻にはなっていないが、、、しかたないな。

朝活

典型的朝方人間である。
最近は特に。「年取ったって事だね～」って突っ込まれそうだが。

5時から6時の間には起きる。
30分から1時間、体を動かす。ヨガかウオーキング。とにかく気持ちが良い。
太陽の光や、風を感じるのが好きだ。

そして瞑想のような黙想のような事と、祈り。
私はヨガの「瞑想」と呼ばれる事が、出来ているのか出来ていないのか分からない。
結局は「自分にとって心穏やかに、落ち着ける静かな時間を作れば良いのだ」と思っている。
5分から10分くらいの間。安楽座で座り座骨を意識。体のどこかに変に力が入っていないかな～？そして呼吸を意識。
たとにかく否定しない。体や呼吸に集中できなくても、心地良く出来なくても「今日は、そういう日なんだな～」って事。

無宗教なので、特定な神様に向けて祈る事はない。
「平安の祈り」や「朝を迎えれらました。ありがとうございます」とか「今日も皆が、一日無事に過ごせますように」とか。

痛みがある日も、それなりに。
私にとっては貴重な時間。

お前

「なんか、、、この人変わったな～」って思う時、実は自分が変わっている事がある。

私が思うに「中高年夫婦」において、それが顕著。
６０歳を過ぎて、サークル活動、地域活動、ボランティア、仕事。
新しい環境や社会とのつながりに積極的なのは女性。過去の栄光にしがみつき、自分の中の価値観に固執するのは男性。
別に「そうだ！」って断定している分けでは無いよ。あくまでも私の見解。

「何でなんだろう？一緒に前に行かない？」
なんて、甘い幻想を抱いた時もあったけど、、、何年も前に「それがあなたの生き方なのね。
あなたの人生だもの、どうぞご自由に。ずいぶん疲れるだろうに、ご苦労様」と思っている。

以前夫に「お前、変わったな～」と、言われた事がある。
「私をお前と呼ばないでね。そう、変わったの、良いでしょう～うふふ」と言った。
彼の中では今も私は「お前」と呼べる人間なんでしょうが、、、、違うのよ。

純粋に楽しむ

8月4日(日)ゴスペル・スクエアー(GQ)年に一度のLIVE「GOSPEL FOR PEACE」開催。
日本全国に広がっているGQファミリーも各地から集まり、出演者総勢７００人以上。すごかった！

とにかく一生懸命練習して、めいっぱい楽しんだ。小学校の学芸会の時のように。
難しい事、考えない。普段は抵抗ある「ファミリー(家族)」と言う言葉も素直に受け止めて。
もう、そういうのどうでも良いじゃない。私はわたし。今を生きる。
そして母体である「NGOゴスペル広場」の社会貢献に参加できる。

暑い暑い一日だった。(本当は当日か、昨日これを書きたかったんだけど、、、もう、疲れてダウンしていた)