現実逃避の２月は終わり

２月は現実逃避をしていた。

DVDをレンタルして、映画や海外ドラマを見まくっていた。

それも今日で終わり。

入院準備も本腰を入れなければ。仕事も今月で一旦お休み。ちゃんと締めくくろう。

手術担当の整形外科医に「不安な事、聞きたい事があったら何でも聞いて下さい」と言われ「、、、、、」長い沈黙。
よっぽ私が不安そうな顔をしていたのか、「大丈夫ですよ！！今より、きっと良い状態になりますから！！」と肩をたたかれた。
「もちろんです。その為に手術をしますから」と答える私。

もう、聞きたい事は全部聞いた。いや、聞いていないのか？
結局、やってみなければ分からない。に、行きつくような気もする。

何とかなるのさ。きっと。

低気圧？

かんべんしてよ～。
股関節で精一杯なんだから。

低気圧のせいにしている。
明日になれば、大丈夫さ。

スマホが変わって、写真のサイズが訳分からない。
これでどうだ？ ！

フードコート午後3時

広いフードコートの午後。
昔は子連れのお母さんたちと、制服姿の高校生が定番だった。
今、スーツ姿のサラリーマンがたくさんいて驚いた。
ハンバーガーとコーヒーで遅い昼食なのかな？
今朝のニュースで、働き方改革なんて言ってたけど、日本人の勤勉さ、そうしなければ生活できない苛酷さを、分かっているのかな？

月1でヨガのお仕事をさせていただく場のスタッフに、「退院したらリハビリも兼ねて、遊びに来て下さいね」と、言っていただいた。

私は今の仕事を全部失う覚悟で、人口股関節手術を決めた。
もちろん復帰は心に決めていた。
でも、それはまた0からのスタートなんだろうなと思っていた。
ありがたい事に仕事先は皆、数ヶ月の休業を「待っています」と言ってくれた。

「戻れるのか？」と、不安になる時もある。
やり直す事を見守ってくれる人たちがいる。
感謝して、自分なりの復帰を見つけて行こう。

今週もまた、病院に行かなければ､､。
手術まで後１ヶ月と少し。
慌ただしい。

深呼吸しよう。

カワズザクラ

地域の人たちが、大切に育ているサクラが今年も咲いた。

久しぶりの公園散歩。
以前は途中でベンチに座ることなんか無かったのに、２度は休まなければ歩けない。
まぁ、こうしてゆっくりサクラを見ることができる。

春よりも、春になる前の冷たい乾いた空気に包まれる今が好き。
何でも満ちる少し前が良い。
満月よりもその少し手前。

満ちているのって、怖いでしょう？
後は欠けるだけだもの。

カワズザクラが散って少したてぱ、ソメイヨシノが咲く。

人口股関節手術の決断

６、７年くらい前、突然右足股関節に激痛を感じ診察を受けた。
「変形性股関節症」との診断。
その時「もう、手術しても良い段階に入っているけれど、決断は自分自身で行なって下さい。」と言われた。
かなりショックを受けたが、まだその時期では無いような気がした。もう少し、自分の体の可能性を信じたかった。
経過観察を続ける事にした。

この病気とSAPHO症候群につながりがあるのかないのか、医師は明確な答えを出してはくれない。
私はあると思っている。

去年あたりからの痛みや動き辛さを考えて、３月末「人口股関節手術」を受ける事にした。

様々な検査や、また手術時、自分の輸血用の献血にも２度ほど行かなければならない。
担当医から何度も説明を受け、診察も受け、納得したつもりでも不安になる時がある。

手術を受け免疫が大きく動いた時、SAPHO症候群にどんな影響を及ぼすのか？
免疫疾患の私が、外科的治療を受けた時、どの様な影響が出るのか？
医師ですら「分からない」と言う。

リスクはあるが今より、きっと良くなると信じて決めた。

そう言えば、、、ふと、思い出した。
前東京都知事の誰かさんは、毎週別荘に公用車を使って行く事の言い訳に
「足に人口股関節と言う大手術を受けまして、別荘の風呂は足が伸ばせるほど広いので、、、」と言っていたが、、、。
「ふざけるなよ！！」と言いたい。