紫陽花

腹が立ってぶちまけてしまった。
家族関係は、めづまり、気づまり、鼻づまり。
熱くなった自分に一番腹が立つ。

必要最低限のお付き合い。
数十年も家族をやった末は、これで十分。十分過ぎる。

一年に一度、花を咲かせる紫陽花。
美しく、愛らしい。
家族関係、これくらいの距離感でいたいものだ。

寛容と未来

オバマ大統領が広島を訪れた。
TVを通してだが、リアルタイムで見る事が出来た。

様々な思いはあるだろうと思う。
しかし、第一歩として「良く決断し、来て下さった」と、個人的には思っている。

世界で唯一の被爆国。福島第一原発。日本は過去も現在も未来も、放射能の功罪を抱え続ける。

高齢の被爆者と握手する姿を見て「寛容と未来」は、人間にとって永遠の課題だなと思った。

仲宗根梨乃

ご存知の方も多いと思うが、世界で活躍する日本人ダンサー仲宗根梨乃さん。
ジャネット・ジャクソンを初めとし、アメリカでスーパースターのバックダンサーを務めた彼女。
今、K-popスターの振付、ライブ演出などを多く手掛けている。

マイケル・ジャクソンに憧れダンサーを目指し、１９歳で単身アメリカに渡った。
先日あるTV番組で「一人、アメリカに行くのは怖くなかった？」と問われ「ダンサーになると決めた自分が、行かない選択をする方が怖かった」と答えた。

今、少し迷っている事があって、、、この一言を聞いた時、背中を押してくれたような気がした。
もちろん、彼女は私とは比べ物にならないくらい、若く才能もパワーも持っているけれど、、、心にドスンと来た言葉だった。

雨に煙る街

昨日オハナのリラックスヨガのクラスの時、、、。
最後は私がブレンドしたマッサージオイルで、セルフハンドマッサージをする。

その場所の窓から、雨に煙るサンシャイン６０が見えた。

私の生まれ育った場所はこの近く。中学生の頃、教室の窓から建設されて行くサンシャイン６０が見えた。
私は「巣鴨プリズン」の頃から、この街を知っている。
跡地に東洋一高いビルが出来る。日本の経済性成長神話に沸き立っている頃だ。
いち中学生の私は授業も聞かず、うつうつと窓の外を見ていた。

摂食障害の症状を抱え、世間はプールの底から水面を見るように揺れ、閉塞感にあえいでいた。

４０年以上先の未来、自分がここでこうしてオハナの仲間たちに、ヨガやアロマを伝える様になるとは想像もしていなかった。

長く生きるとはこう言う事か、、、。
出来る事なら１３歳の私に「大丈夫だよ。この先、今を懐かしく思い出せる日が必ず来るからね」と言ってあげたい。

病状覚書

ゴールデンウイークを過ぎると足裏の掌蹠膿疱症が始まる。
今年も律儀に症状が出始めた。これから１０月くらいまで足裏、掌と発疹と皮膚の角質化が続く。

冬の間「もう、皮膚発疹は治っちゃたんじゃないの！？」と思えるくらいすべすべ。だけど冬眠しているだけ。
幸い私の場合、かゆみや痛みは無い。それに掌は症状が軽い方だと思う。

角質化された皮膚はぽろぽろと剥がれ落ち、そこいらじゅうにこぼれて行く。もう何年も夏の素足は経験していない。

とりあえずは覚書として記録。

この木何の木

木の下に人々が集う。
そんな風景が似合う季節。

木には不思議なパワーがあると思う。
ブッタも菩提寺の下に座り、悟りを開いたとか。

「この木何んの木気になる木～」口ずさみながら、朝散歩。

２０１６年５月「私たちのミーティング＊墓守娘の宴(えん)＊」開催のお知らせ

「墓守娘の宴」は今迄、『原則として毎月第４日曜日午後に開催予定』となっていました。
しかし、最近区民館の予約が大変困難な状態になっています。
「日曜日午後」と言うスタンスは守って行きたいと思っていますが、お約束は出来ません。
また会場も、毎回同じ場所と言うわけには行きません。
参加にあたり必ず日時、会場の確認をして下さい。
よろしくお願いします

ミーティングは主催者都合により(緊急事態・急病など、、)中止になる場合があります。
その場合、当日９：００までに、このページ冒頭に書き込みお知らせするようにします。
ご確認の上いらして下さい。


「原家族(娘だった自分)と現家族(今の自分)との関わりの中で、自分を主人公にして生きづらさを語ろう」

　親にとっての「良い娘」として成長。
大人になった今でも、世間や回りの評価の中「良い娘」「良い母」「良い妻」「良い嫁」をやっている。
そんな中ふと気付く、子供の頃から抱えていた、怒り、悲しみ、孤独感、虚しさ、居場所の無さ。

他人と自分との関係。老いた実親との関係。義親との関係。
成長した子供との関係。夫婦・パートナーとの関係。

息苦しく、生きづらい。でも、人生や家族、人との関わりはこれからも続いて行く。

言いっぱなし、聞きっぱなし「私たちのミーティング」です。
言葉として、声に出して自分の「生きづらさ」を語りましょう。

人生の棚卸。今よりも少し身軽に。何を大切に、何を抱えて生きて行くのか？
自分自身に問いかけ、答えを出すのは私なのだから、、、。

ミーティングでは、自分の好きな名前を名乗って下さい。
　　　　　話したくない時は、パス、中座、途中で帰ってもかまいません。
　　　　　予約、事前連絡はいりません。当日、直接会場にいらして下さい。
　　　　　飲み物は各自お持ちください。


〔日時〕２０１６年５月８日(日)１４：００～１６：００　　　　　　　
　会場が１７：００まで借りられます。１６：００～自由参加のフリーミティングを行います。
　　　　　
〔場所〕東陽区民館４F洋室
　　　　東京都江東区東陽３－１－２
　　　　東京メトロ・東西線「木場駅」下車。徒歩3分。
　　　　　　出口２を出たら右折。そのまま直進、沢海橋を渡る。
　　　　　　沢海橋東詰の信号を右折。突き当り。
　　　　　　(沢海橋を渡る途中、区民館が右手に見えます)　　
　　　　　　　駐車場はありません。

〔参加者〕自称45歳以上の女性。
　　　　　この場で見た事聞いた事、全てこの場に置いて行く、
　　　　　絶対に外に持ち出さないと言う約束の守れる方。　

〔費用〕￥５００
　　　　おつりに困らない様お願いします。

ありがとうございました。終了しました。

ニューシネマ・パラダイス

今日の朝刊で最近、映画音楽が自己主張しなくなった。記憶に残らなくなって来たと言う記事があった。
そう言われれば「アナと雪の女王」は別として「タイタニック」以来、音楽を聞けば「あっ！あの映画！！」って言う映画音楽が無くなった。

「ゴッドファーザー」や「スターウォーズ」など、映画を見たことが無いけれど知っていると言う映画音楽。
ちなみに私はどちらの映画も、全シリーズ見ていますが、、、。

映画をレンタルする時、もちろん内容や映画監督、出演俳優等、重視するが、それと同じくらい音楽が誰か？を見る。
中でもこの人、映画音楽界の重鎮エンリオ・モリコーネ。大好き。
初期の西部劇はあまり好きではないが、彼が音楽を担当していると言う理由だけでレンタルして外れた事は無い。

「ニューシネマ・パラダイス」は私の好きな映画、不動のベスト１。
「この映画を見ない事は人生の損」と公言している。
DVDを持っている。初めて見たのは３０代前半。この時も号泣したが、、、４０代、５０代と見る度に、様々な出演者に思い入れ加減が変って来る。
監督が３０歳前後で、この映画を作ったと知った時は驚嘆したが、、、。

最近また見直して泣いてしまった。

願い

連休中、娘夫婦家族と近所の大型ショッピングモールに出かけた。
もうすぐ２歳になる娘の子は走り回り、良く食べ、良く遊んでいた。

「悪魔の２歳児」と言われるだけある。自分の意志がはっきりとし、意にそぐわない事は全て「いや！！」
何でも自分でやりたがる。だけど未熟な手足では自分の思う様に出来ない。いらいらが爆発。それを繰り返している。
良い点は「いらいら爆発」が尾を引かない事。新しい何かを発見すると興味はそちらに注がれる。

人はいつから自分の意志を表に出さず、曖昧模糊、のらりくらりと物事をかわして行くようになるのだろう。
それを「社会性」と呼ぶのだろうが、そうして出来た世の中は複雑怪奇。生き辛い世にと変わって行く。
彼女を見ていると、人は本来これくらいストレートに、自分の意志を表に出す生き物なのだな～と思う。

変わり者でけっこう。このまま大人になってくれよと無責任に願う私。

それに耐えうる強さを持てたら、人生無敵さ！

ウインナーコーヒーの行方

近所にあった「喫茶店」が、先月末、閉店してしまった。
コーヒー専門店。店主が一杯々、丁寧にコーヒーを入れてくれる。
ここで飲む「ウインナーコーヒー」が大好きだ。高額なので1年に1，2回しか飲まないけれど、、、、。
昨日、久しぶりに夕方散歩に出たついで、店に行ったらシャッターが下り「長い間お世話になりました」の張り紙があった。

コンビニに行けば、1杯￥１００でドリップコーヒーが飲める時代。
店を続けるのは大変だったのだろう。

高校生の時、メニューに書いてあった「ウインナーコーヒー」が、どんなものか分からず勇気を出して注文した。
コーヒーを運んでくれたマスターが「かき混ぜないで飲んでね」と言った。
「美味しい～」

20代の頃行ったニュージーランドは、どこのカフェスタンドにも自由に使える生クリームが用意されていた。
コーヒーを注文して、たぷっり生クリーム入れて飲んだ。

最近「ウインナーコーヒー」飲む人いるのかな。大手チェーン店のメニューで見ないな。

ある70代の大歌手がTVで話したいた笑い話。
18歳で歌手になる為、東北から東京に出て来た。
喫茶店でアルバイトしていたら客から「ウインナーコーヒー」を注文された。
どういう物かまったく分からず、コーヒーにウインナーを炒めて入れて出した！！客はちょっと不思議な顔をしたけれど、いっきに飲み干し「うまい」と言って店から出て行ったとか。

お互いの気持ち分かる