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文学や史跡で登場するマチを旅しながら、折々、紹介することを心がけています。

恐山(おそれざん) 下北半島

2013年09月24日 09時58分50秒 | Weblog
 恐山(おそれざん) 下北半島。宇曾利山など複数の山岳の総称。そう、聞いた。

 硫黄が噴出し、池があって、その池も鉱物資源の含有で着色されている。さながら<地獄>の景観。

 そこに生者と死者の接点を読みとり、多くの人が近づく、とされる。

 風車(かざぐるま)。子を失った母が、子を不愍におもい風の働きに子の躍動が重なるかのように、像のまえに立てる。

 下北半島恐山。肉親を失った悲しみが、せめてもの接点を確認するため、多くの人が足を運ぶ。

 天台宗に起源をもつ円通寺は、曹洞宗に転じた。周囲の信仰のうみだしたもの、か。
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