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文学や史跡で登場するマチを旅しながら、折々、紹介することを心がけています。

大岡信著『続 折々のうた』

2013年11月18日 20時35分21秒 | Weblog
  大岡信著『続 折々のうた』。解説にいう。

 本書は、朝日新聞に日々、連載した歌の鑑賞と評論、コラムを、岩波新書で体系化し、座右におけることを目指したもの。
 一話180字。休肝日をのぞいて通年、書き続けた。「さすがに感慨がある」と書いて、「疲れた」とは書いていない。

 毎日の掲載と言っても、「かきためなかった」とも書いている。理由は、「季節のめぐりにある程度合わせて作品を選ぶという方針」にそっていると、する(あとがき)。

 歌を選び、独自の解釈のみならず、名歌をめぐる代表的歌論に目を通したうえでの、コラムである点が出色。
 本書、転載の意義があると言えそう。(岩波新書 1981年)。
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棲み分け 商店街

2013年11月18日 08時39分55秒 | Weblog
先日、商店街振興組合の代表の方においでいただき、商店街の今とこれからを話していただいた。

 大型店対地元商店街、大型店対コンビニ。
 それぞれの、対立軸を示しておられた。他方で、専門店とはいえないまでも、そうした個性と集客力のある店がそろっていることに、いささかの誇りを示しておられたようにも、おもう。

 大型店やコンビニ化は現に存在する。
 すみわける手立てはないか。話はとぶが、公園も寺社も集客力が低下している。

 ヒントは、3,11.あのときの整然とした配給物資の受給。復旧に向けたボランティア。復興しようとする地域への思い入れ。
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