京都、東山.南禅寺界わいに別荘群が広がる.
もともと図面上では「工場敷地」.その予定地が日本庭園をもつ有数の別荘地となっているのだ、そうだ.
琵琶湖からの疎水事業.
一大総合開発事業は、その水力で水車をうごかし紡績工場を配置する予定であったが、時代は電力による稼働.水車は時代遅れとなったのだと.工場予定は転じて、別荘地となった.
TVで放映された番組.開示の図面に「インクライン」とあった.
ネットにみる、次の記載.転記させてもらう.
「水力発電を利用した、舟を運ぶための鉄道 疏水工事(明治18~23年) 延長20キロ」
「船頭なくして舟山に上るの奇観は此処に見ることを得べし、物質的文明の進歩驚くに堪えたり、疏水工事中最(も)人目を惹くもの亦之れなり」(写真キャプション)」
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