問いに答える形で唯円著『歎異抄』について、3点。
1)「先師口傳」の疑問
「(唯円が)親鸞から直接自分だけが聞いたというような印象を受けさせる」は「非常に抵抗を感じる」
2)「耳の底に留むる所、これを注す」
「親鸞が亡くなってから二十以後ですね」「そういうことがどの程度信用できるか問題です」。
3)「(親鸞が書いた)いろいろな書物とピタっと重なる思想を説いているか」
「合わせてみると重ならないものがちょんちょんと、いくつも出てくる」「第一資料としては使えない」。
石田瑞麿著「親鸞とその著述」(国立教育会館編集『歴史を動かした人びと』 教養講座シリーズ43 1988年)所収 77p
先師口傳の疑問&ズレがちょんちょん 唯円著『歎異抄』文献学的校合821205
1)「先師口傳」の疑問
「(唯円が)親鸞から直接自分だけが聞いたというような印象を受けさせる」は「非常に抵抗を感じる」
2)「耳の底に留むる所、これを注す」
「親鸞が亡くなってから二十以後ですね」「そういうことがどの程度信用できるか問題です」。
3)「(親鸞が書いた)いろいろな書物とピタっと重なる思想を説いているか」
「合わせてみると重ならないものがちょんちょんと、いくつも出てくる」「第一資料としては使えない」。
石田瑞麿著「親鸞とその著述」(国立教育会館編集『歴史を動かした人びと』 教養講座シリーズ43 1988年)所収 77p
先師口傳の疑問&ズレがちょんちょん 唯円著『歎異抄』文献学的校合821205
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