豆本三昧我褸芥(がるぁくた)ノート & 美人画あれこれ

日本の名作文芸と東西の名画の自作豆本の内容紹介のほか、その資料として集めている東西の美人画をいろいろ紹介しています。 

川瀬巴水「富士と東京」という豆本

2011年05月23日 | 豆本






 今回も風景画である。
 「近代の広重」と称され、日本全国津々浦々の風景を描いた川瀬巴水の沢山の中から、富士と東京を一冊に纏めてみたものである。向井潤吉とまた異なった安らぎを覚える作品の数々で、眺めていると津波だ、放射能汚染だと混乱する現実の方が嘘のようにも思えてくる。いや本当に嘘であってくれたらどんなによいか知れない。
 さてこうして富士と東京が出来上がってみると、これ以外のもっと多くの全国の美しい風景をそのままにはしておけず、全国編も纏めるべく準備中である。
コメント (2)
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