最後のカリオペは詩の守護神で特に「叙事詩・英雄詩」を司る。ホメロスの「イリアス・オデュッセイア」はカリオペの啓示によるとされている。
彼女はミューズの長女で特に賢くすぐれた女神とされていて神話の中でも活躍する。
カリオペとアポロの間に生まれたのが音楽家・詩人のオルヘウスという説もある。
通常は書板と鉄筆を手にするか、叙事詩の本と栄光の月桂樹の冠を持つとされるが、こうした典型的なカリオペを描いた作品は入手しにくい。
上段は「オデュッセイア」などと書かれた書物をてにしたりしてそれらしいが、中段はカリオペとなってはいててもクレイオなど他の女神の名でも通りそうである。
下段の真中がカリオペで膝に置いた書物は「オデュッセイア」で、右のチビが持っているのは月桂冠であるから間違いなかろう。左はこれも間違いなくウラニアで、星の冠と傍らの球体からはっきりしている。
Cesare Dandini Giovanni Baglione
Giuseppe Fagnani Charles Meynier Eustache Le Sueur
Simon_Vouet
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彼女はミューズの長女で特に賢くすぐれた女神とされていて神話の中でも活躍する。
カリオペとアポロの間に生まれたのが音楽家・詩人のオルヘウスという説もある。
通常は書板と鉄筆を手にするか、叙事詩の本と栄光の月桂樹の冠を持つとされるが、こうした典型的なカリオペを描いた作品は入手しにくい。
上段は「オデュッセイア」などと書かれた書物をてにしたりしてそれらしいが、中段はカリオペとなってはいててもクレイオなど他の女神の名でも通りそうである。
下段の真中がカリオペで膝に置いた書物は「オデュッセイア」で、右のチビが持っているのは月桂冠であるから間違いなかろう。左はこれも間違いなくウラニアで、星の冠と傍らの球体からはっきりしている。
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