新旧聖書の中の女性たちを抜き出した一連の作品はいろいろあって、今回取り上げた銅版画もその一つである。八点るのだが完全に揃いかは分からない。このうちの一人を除いては以前個々に取りあげているので簡単に並べるにとどめる。
別のカラー作品を添えておいた。
二人のマリアについては説明の要はないと思う。
聖母 マリア


マリア・マグダレーナ


アビガイル
この女性は初登場。
ナバルという性質のよくない金持ちの妻であったがダビデと出会い、その賢明な行動に惹かれたダビデがナバルの死後妻にした。


多くの画家がこの二人の出会いの場面を描いている。
Peter Paul Rubens 不詳


ルツ
ダビデの曾祖母に当たる女性。麦の落穂拾いの姿で描かれる。


