ダイアナに纏わる男の話として有名なのはエンデュミオンである。
彼は、不運なアクタイオンとは正反対にダイアナに見染められて愛される誠にラッキーな男である。
羊飼いの美青年エンデュミオンが眠っている姿を空を通りかかったダイアナが目にして、さすがの処女神ダイアナも一目ぼれ、天下って彼に接吻してずっと彼を見守っていた、ハイ、おしまい、というような面白くもないな話である。
もう少し色を付けた話も有って、ダイアナは彼の夢の中に入り込み、誰もが想像するようなことがあったのだろう、彼はその楽しい夢が長く続くようジュピターに願った。その願いは叶えられ、彼は永遠の若さを与えられた。女神は毎晩のように彼の夢の中に訪れて、その結果、50人もの娘が生まれたという、べらぼうな話。
エンデュミオンは過去に扱っているが絵も少なかったので今回は大盤振る舞い。
ただし、絵はどうしても同一場面にならざるを得ない。








扇面 マイセン人形


