◎ 不運なアクタイオンの最期。
ダイアナ達に追い払われ急いで逃げたアクタイオンは自分の足の速さに驚いた。しかし水に映った自分の姿に愕然とした。
そのうち鹿の姿を見つけた猟犬どもが吠えたて襲ってきた。「自分の飼い犬の名前を呼び主人であることを示そうとしても声が出ない。
犬の騒ぎに友人達が駆け付け、好い獲物とばかり犬達をけしかけたので、とうとう彼は自分の飼い犬に噛み殺されてしまったのである。
Giovanni Battista Pittoni 犬に襲われているアクタイオン
※ 水浴目撃場面と殺される場面が一つの絵になっているもので、時空の異なる複数の場面を同一画面内に描く手法はこれまでにも何度か登場している。
右もダイアナとアクタイオンが一緒に狩りをしていたわけではない。
Paul De Vos アクタイオンの絵ではなく通常の狩りの様だろう。
◎ 鹿になったアクタイオンは、ダイアナに狩り立てられて最期を遂げるという結末もある。
Tiziano
◎ 拾遺
Tiepolo Matteo Balducci
Hans Rottenhammer Bernaert de Ryckere
Jean-Leon Gerome こういう場面は話としては無いはずである。 Zygmunt Waliszewski
マイセン人形
The fountain of Caserta Royal Palace in Italy
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