豆本三昧我褸芥(がるぁくた)ノート & 美人画あれこれ

日本の名作文芸と東西の名画の自作豆本の内容紹介のほか、その資料として集めている東西の美人画をいろいろ紹介しています。 

渓斎英泉 三点もの

2022年10月13日 | 今日の美女

多分三点セットの作品だと思われるものを並べたが、全てに確証があるわけではない。

◎ 契情若三人 [ 和歌三神]のもじり。三神とは、住吉明神・玉津明神・柿本人麿。

   

◎ 娼妓三幅対。三幅対とは掛け軸の三点セッのことトだが、軸を見ると梅・竹・柳という組み合わせが奇妙。

   

◎ 今様美人三組盃

  

◎ 三世相逢生競 

 タイトルとの関連は駒絵で示されることが多いが、これは駒絵やその文字などを見ても何のことかさっぱりわからない。

 三世相というのは「過去・現在・未来」の因果説と五行思想を組み合わせて人の運命や吉凶が定まるとかなんとかなんとかでそれが女性の姿とどう関連するのか、「とんと見当がつかぬ」。脇の「鷺草、福寿草」などの文字がこれまた不可解。第一、三の文字に釣られてここに入れたが、三点きりなのかも不明。

 

  

◎ 浮世美人見立三曲 同じような三点セットでもこれらは下のように一枚の絵を三等分した形式のもの。

  

    

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