豆本三昧我褸芥(がるぁくた)ノート & 美人画あれこれ

日本の名作文芸と東西の名画の自作豆本の内容紹介のほか、その資料として集めている東西の美人画をいろいろ紹介しています。 

渓斎英泉 大首絵

2022年10月15日 | 今日の美女

これらの絵は見た所特別な絵のようには見えないがどれも艶本の見出し絵のようなもので、この後見開き左右ページにご両人が種族保存本能に従った行為の絵が続くようである。私もネット内を手探りでやっと仕入れた知識なので当てにしないでください。

さて、最初の三段七枚は「富士乃雪」という艶本のもののようで「江戸芸者」を除く六枚は過去にも扱っている。ただその時はタイトルもない形で何の絵かも判らなかったのが、今回タイトル入りが集まったので再掲。

なお、画像の多くが汚れがひどく、顔に痣があったり不精髭のように見えたりするので拭きとる処置を施してある。

  

 

  

※ 夫者というのは、その道に通じた専門家のことで女性の場合は娼妓等の玄人女。ただ「破(派)手」が判らないが娼妓の厚化粧とでもいう意味だろうか。

    

 

◎ これは「艶本美女久羅部 みなくらべ」という本のものらしい。

  様々な性器を有する女性の人相を描いたもの。六枚目は「楊貴妃」を連想させる狙いのようである。

  

  

以下六枚はタイトルが無いが、始め二枚は「美女競べ」のもの。他も似たような作品と思われる。

最後の二枚は画像も小さく歪んだのを修整したものなので全体にぼやけている。

  

 

  

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