豆本三昧我褸芥(がるぁくた)ノート & 美人画あれこれ

日本の名作文芸と東西の名画の自作豆本の内容紹介のほか、その資料として集めている東西の美人画をいろいろ紹介しています。 

喜多川歌麿 「逢身八契」「お染久松」

2022年12月16日 | 今日の美女

逢身八契はもちろん「近江八景」のもじりで、各情景ももじりになっているのだが、それぞれの内容に通じていないとなんのことやらわからない。

 お染久松の夕妾 夕照     ・     お七吉三郎の盤棊 晩鐘    ・     松山椀久の情乱 晴嵐 

  

 梅川忠兵衛の喜伴 帰帆     ・     小紫権八の床の通気 秋月     ・     お千代半兵衛の夜の涙 夜雨

  

     お半長右衛門の楽顔 落雁       ・     三勝半七の母節 暮雪

          

 

以下は歌麿の「お染久松」の、既出と未出作品を纏めてみたもの。

  

 

  

 

    

以下は別人の作品。

 喜多川月麿       ・     一楽亭榮水     ・     歌川豊国

  

 左は歌麿作とあったが「まさかいかさま」  右は中原淳一がお染を描いたとしたらこんな感じの「浮世絵屋の娘」 

  

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