豆本三昧我褸芥(がるぁくた)ノート & 美人画あれこれ

日本の名作文芸と東西の名画の自作豆本の内容紹介のほか、その資料として集めている東西の美人画をいろいろ紹介しています。 

祝い鶴 5

2025年03月02日 | 我褸芥作品
100歳の上寿は上がりの意味かと思うが、知る限りその先に「茶寿」と「皇寿」の二つがあるので、終わりではない。
 ただ茶の文字を分解した108歳は半端な数でこれまでの切り番・ぞろ目からははずれるのでいささか落ち着かない。 
 そこであえて別解釈の名称を付けて挑戦てみた。

◎ 煩悩即菩提百八連続鶴
     

       
人間にある108の煩悩は大きく六種あり、一羽の鶴を折るごとに消し去っていき、辿り着いた先は阿弥陀如来の西方極楽浄土、薬師如来の東方浄瑠璃浄土、観音菩薩の南方補陀落浄土、弥勒菩薩の北方兜率天、などというのはいかが。

◎ 皇寿 白で99、王で1十11で計111歳のぞろ目。文字の「皇」も最高位にふさわしい。もっとも最近はこれ以上の長寿者が出てきてるけど・・・
     
 中央付近はまとまっているのだが外側がいささかだらしない。

     

◎ 長寿祝い鶴ではないが 300連鶴

     

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