豆本三昧我褸芥(がるぁくた)ノート & 美人画あれこれ

日本の名作文芸と東西の名画の自作豆本の内容紹介のほか、その資料として集めている東西の美人画をいろいろ紹介しています。 

「カザノヴァの想い出」という豆本

2016年08月16日 | 豆本

 これは、昨年12月7日8日当ブログで紹介した「カザノヴァ」のトランプを豆本に仕立てたものである。
 他に「フィレンツェの人々」というトランプも合わせて収録している。
 ただ、前者は数札にもすべて絵が描かれいるが、後者は数札には絵が無い。




   カザノヴァの想い出
    


    


   フィレンツェの人々
    


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「花言葉・花乙女」という豆本

2016年08月15日 | 豆本

 最近作の豆本、三種類四冊。

 今日の「花言葉」は、例の「トレイド カード」の中の煙草カードのうちの一つである。
 チョコレートなどお菓子の「おまけ」が「花言葉」というのなら当たり前のようだが、「煙草」でもこんなしおらしいシリーズがあったのだから面白い。





   花言葉  上端、下端 脇などに花の名前と花言葉が描かれている。
        


   花乙女  上と同じ画家のものだが表に文字はない。花の名は裏面にあるらしい。
        


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Coffee time

2016年08月14日 | 今日の美女

    


    


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海辺の女たち

2016年08月13日 | 今日の美女

    


    


    


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シェイクスピア劇 冬物語 2

2016年08月12日 | 今日の美女

「冬物語」の後半はパーディタと、ボヘミアの王子フロイゼルの恋の顛末が中心である。

    

◎ 村祭りの賑いの中に変装したボヘミア王と以前のシチリア王の家臣カミロが現われ、王は身分違いの結婚に反対する。
 しかし王子の気持はかわらず、王位を捨て異境に駆け落ちを決意していることを知ったカミロはシチリアへ行きシチリア王に会うことをを勧める。
 長い年月を孤独な中で後悔に明け暮れていたシチリア王は二人を受け入れる。そして羊飼いとともに追ってきたボヘミア王と再会し、さらに羊飼いの言葉などから、この娘が我が王女パーディタと知る。
 
  

◎二重の喜びに沸くところへ、王女を捨てに行かされ帰途熊に襲われて死亡したアンチゴナスの妻ポーライナが、王妃ハーマイオニーの石像を披露する。亡き妻生き写しの石像にシチリア王はまたしても胸が締め付けられる。その時ポーライナの呼びかけに石像が動き出し・・・・・・、王妃もまたポーライナに匿われて、パーディタは生きているという神託を頼りに悲痛な年月を生きてきたのであった。母子の対面、夫婦の和解、親友との和解、若い二人の結婚・・・かくしてめでたく幕が下りる。
  


  


  

◎ 芝居の方は目出度く終わったが、私に一つ疑問がある。
 それは、ジョン・ライトはなぜ、この劇のヒロインにパーディタとモプサを選んだのかということである。
 パーディタはともかく、モプサはこの芝居の筋立てには何も関わっていない。
 この二人よりもっと重要な役割は、王妃ハーマイオニーで、多くの画家がこの王妃を描いている。貴婦人の女神などに仮託した肖像画でもこの王妃姿を何人も選んでいるのだから、モプサなどより遥かに親しまれていたはずであろう。
 ということで、ライトが王妃ハーマイオニーを描かなかった理由が判らない。

 名女優サラ・シドンズ演ずる王妃二点 他
    


    

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シェイクスピア劇 冬物語 1

2016年08月11日 | 今日の美女
 The Winter's Tale

 嫉妬の妄想から、妻子や親友を失って苦しむ男の物語。

◎ ライトは二人の女性を描いている。
  捨てられて羊飼いの娘として育てられる王女パーディタと羊飼いの娘モプサ
    

◎ シチリア王レオンティーズは、王妃ハーマイオニーが親友のボヘミア王と不義をしてると疑い、臣下のカミロにボヘミア王の毒殺を命ずるが王の無実を知り、かつ敬愛する王にカミロは全てを打ち明け共にボヘミアに逃れる。それが不義の証明としてシチリア王は王妃を牢に閉じ込め、獄中で生まれた王女も不義の子として家臣アンチゴナスにボヘミアに遺棄するように命ずる。
 王女を拒絶するシチリア王。        アンチゴナスの夢枕に現れた王妃が「パーディタ」と名付けることを命ずる。
  

 王女パーディタを見つけた羊飼い親子
  
 
◎ シチリア王は、アポロの神託により王妃とボヘミア王の仲は潔白であると告げられるが王は信じない。
 しかし、王妃の身を案じた王子の急死、それを知った王妃の自害を知らされ、「捨てた王女が見つからぬ限り後継者は授からない」という神託にアポロに罰せられたことを悟って、深い後悔に身を置くことになる。

◎ さてそれから16年の歳月が過ぎて捨てられたパーディタはボヘミアの地で美しい娘になっていた。

    


     

 ※ 最後の作品(Kinuko Y Craft)は「冬物語」とあるだけなのだが、王女パーディタを描いたものではなく、嘆きの王妃ハーマイオニーであろう。 


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中原淳一 ひまわり娘

2016年08月10日 | 今日の美女

雑誌『ひまわり』で知られる中原淳一ながら、向日葵と組み合わせた女性画は意外と多くない。

    


    


    


    

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向日葵と女

2016年08月09日 | 今日の美女

     Rita Fetisov








◎ 下の三点、何かがおかしい。

    

※ 二点はウイリアム・ブグローのパロディ。最後のも別作家のものだが失念。  
  

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ヒマワリと女

2016年08月08日 | 今日の美女


    Paul Gauguin 三点
  




   Jen Beaudet                       Diego Rivera 二点
    

   Michael Ancher                     Ellen Dreibelbis   
    

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Tea time 江戸の茶店

2016年08月07日 | 今日の美女

 屋島岳亭 『江戸名所見立十二支』 五点欠。

   寅・神楽坂                         辰・上野山王                     巳・池の端
    

   午・王子                          未・蔵前八幡                     酉・鷲明神
     

   戌・目黒


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水辺の女たち

2016年08月06日 | 今日の美女

    


    


    


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Shakespeare's Drama Cymbeline 2

2016年08月05日 | 今日の美女

◎ 道に迷ったイモージェンは、とある洞窟を見つける。
 なぜか剣を構えてこの洞窟を探ろうとする彼女の姿を描いた作品が多くある。
 
     


    

◎ この洞窟で生活する父親と二人の息子の猟師に救われるが、義母の王妃から渡された疲労回復の薬を飲んために一時的な仮死状態になってしまう。
 この猟人達によって葬られる場面の作品も多い。
 
  


  


  




◎ 絵の場面中心のかなりはしょった説明なので全体のストヘリーは判りにくいと思うが、その後イモージェンも仮死状態から回復する。実はこの猟師の父親はブリテン王につかえていた貴族で、二人の息子は王子、つまりイモージェンの兄達であった・・・・など、その後あれこれあって、イモージェンの結婚も王の認めるところとなりすべてがめでたく収まるのである。


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Shakespeare's Drama Cymbeline 1

2016年08月04日 | 今日の美女
「シンベリン」はブリテン王の名前だがこの王についてのドラマではなく、その娘イモージェンが中心人物である。
 後期ロマンス劇のひとつとされる。

◎ ジョン・ライトのヒロインと、イモージェン姿の貴族女性
    

◎ イモージェンは王の気持に背いてポステュマスという身分の低い男と結婚したため、王は男をイタリアに追放する。
  

    

◎ ポステュマスはイタリア人ヤーキモーと妻の貞節について賭けをする。
 ヤーキモーが、残してきたイモージェンを誘惑してみせる、ということである。
 しかしイモージェンにきっぱり撥ねつけられた彼は、イモージェンの寝室に忍び込んで、寝室や彼女の胸の痣の様子などを書きとめ、腕輪を抜き取って戻り、誘惑に成功したとポステュマスを欺く。 
  

  

◎ 騙されたポステュマスは絶望し、召使いのピザーニオにイモージェンの殺害を命じるが、無実を知るピザーニオはイモージェンを男装させてイタリアへ逃がす。
        

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中国古装美女 続

2016年08月03日 | 今日の美女

    


  


    


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中国古装美女 続

2016年08月02日 | 今日の美女

    


    


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プログ村

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