先日、東のイベント王を尋ねた帰りに古本屋さんの前を通ったら
本ではなくてレンタル用だったビデオが売られていました。
店頭には50円物が山積みされていましたが、店内には
値段の高い物がありました。
DVDの時代になったんだ~と実感しました。
一番高価な物は「人間の条件」(主演・仲代達也)が1650円。
僕は従弟の結婚に刺激されたか「チップス先生さようなら」を
手にいれました。まだ観る機会はありませんが30年以上も前に
新宿の映画館で観た記憶があります。
あれほど違うように見えた地味な男と華やかな女性が
実は感性の何処かに共通するモノを
持っていたなんて映画の世界のお話だと思っていたのにね~
お店はお休みしましたが、僕は仕事の途中で
友人の会社に顔を出し、昼食時間に情報交換。
仕事の続きを終えてトナさんを医師の所へ送迎。
ここの先生は総合病院の小児科部長から独立したダンディな方で
短い白衣(ホテルのドアボーイ)に蝶ネクタイ・・・27年前に購入した
2ドアの白いベンツはまだ走行四万キロ。車庫には最新の赤も。
家族や友人が先生に受ける治療は失礼にも「針」だけです。
這って病院に入った患者が歩いて帰宅・・・って整体では
よくある話ですが、ここの針は針灸師より痛いと思います。(私感)
針を患者の痛い個所に打ちます。
針を打つときにはまず金属の小さなストロー状の筒を当てるのですが
僕はこの筒を皮膚に当てられ時に痛みを感じ、正確には想像して?
「うっ・・・」っと声を上げてしまって・・・
看護士さんは「まだ打ってませんよ!」
それまで僕はそんなストローの存在を知りませんでした。
僕以外の診察室の皆は笑いだし・・・赤面。
それから数年後の現在もダンディな老先生の病院では
伝説の患者「パン屋の旦那」として語り継がれているらしく、
とんでもない人にまで知られているのを聞いてショック!!
(その人は先日針を初体験)
おかげで僕は最近お世話になる事もなく冷や汗もかきませんが、
今度、僕が「ウッ~」と声を上げたら
誰か「マンボ~」と言ってくれたら救われるのですが・・・
雨の中エンジンキーを捻るとFMからカーペンターズの
まんま「雨の日と月曜日」が流れてきましたが、カウシルズも
カスケーズもユーミンも雨はせつなくなるから今日は
バートバカラックの「雨にぬれても」がいいな!!
ロバート・レッドフォード、今ならブラピ?
想い続ける「華麗なるギャッツビー」も観たっけ。
「明日に向かって撃て」映画の結末はともかく妙に明るく
♪ raindrops falling on my head ・・・