僕たち緑町商店街の勉強会でブログを教えてくださった
長戸先生のHPに当店が紹介されていることに
気が付きました。
紹介文を読んだ限りでは申し訳ない気持で一杯です。
なぜならパンに関する記載ページとパン以外のページ量が
拮抗しているからです。
特に最近はパン以外のことだらけです。
http://www.rmc-chuo.jp/home/mt/archives/2006/06/20066_3.html
自分の過去を振り返ると、ボランティア精神旺盛でも文学青年でも
ましてや爽やかでも快活でも・・・一芸に秀でない感じがします。
気持の中に時効はありませんし、反省もしてますが、
何故か後悔はしていない事って僕にはあります。
「後ろ、後ろ・・・」
地方には有料の橋が今でもたまに見かけますが、僕達がバイクに
夢中になっていた頃、銀座で歩行者天国が始りました。
三越にマックがオープンしたのもその頃だった思います。
毎週、平日も特に土曜日はモトクロッサーの整備。日曜の朝は
バイクを積んで練習に連れて行ってもらいました。
母は練習の昼食にオニギリやホットドックを僕たちに持たせて
くれましたが、炒めたキャベツに切れ目を入れたウインナー。
そこにケチャップとマスタードが付いていたのですが、中に一本だけ
マスタードW(ダブル)なんかが入っていて、帰宅後、
母は「今日は誰に当ったぁ~?」・・・そんな「当り」が入った弁当でも
皆怖がらずによく食べてくれました。洒落のキツイ母でもありました。
「当る弁当」は母が再入院するまでのつかの間の毎日曜のことでした。
レース場へ遠征する時は夜か薄暗い朝に出発しました。
コンビニのセブン・イレブンはまだ無かったような気がします。
栃木県、烏山のレースには夜出発しましたが、埼玉か栃木の
何処かの橋が有料でした。
トラックを含む4台の車、先頭のドライバーが料金所でオジサンに
「後ろ、後ろ」と言って通過しました。
橋を下って全車停止。何故そう言うのかわかりませんが、
全員車を降りて田んぼに向かって立ち、「関東の連れ○ョン」
誰かが橋の方を見て「何かあったのかな~」
橋のオジサンと仲間の最後尾車を煽っていたドライバーの口論する
声が微かに聞こえてきました。
「ところで、幾ら払った~?」と最後尾のヤツに聞くと彼も
オジサンに「後ろ後ろ」と言ったそうです・・・
ネットなど無かった時代にレース場で知り合って交友を深め、
遠征時には全員泊めていただく事もありました。
男だらけの大宴会は深夜まで続き、二日酔い状態でのスタートも
当たり前。一般道では非常に危険な行為ですから絶対ヤメマショウ。
レース当日、大雨でコースは泥だらけ、会長や先輩の下した
決定は「レースに出ると会社のトラックが汚れるからレースには
出ないで帰ろう!!」でした・・・
その時のレースで優勝した一人、泊めてくれたクラブの一員W君は
バッテリー回収業からスズキのワークスに入り、
後にヨーロッパへ渡り優勝を重ね、世界チャンピオンになりました。
先日スカパーのバイクレースの放送を見ていたら
彼が解説者としてTVに出ていました。
あの雨の日のレースがその後の人生の明暗を分けた・・・
とは思いません。その他オオゼイもいなけりゃネ。
レース会場近くの銭湯に行けば、ヒョウキン者のHさんなどは
ツナギを着たまま湯船にほうり込まれ、他のお客や店主から
大激怒され退場!!!
タバコの葉の浮く湯船に「オメェ~らぁ~」と
オヤジの声が響き渡る・・・地元のクラブ員がオヤジさんに
詫びてその場を切り抜け、女ッ気は無くても何故か楽しい
修学旅行気分は枕投げを上回る激しさでした。
もっと馬鹿げた事もありましたが、書けません。
A君の現在の生活を考えると・・・
矢田部の自動車高速テストコース(内側)で耐久レースがあった時は
入場ゲートに並ぶ数百台を一気に牛蒡抜きしたり・・・
バイクでは学校で習わない勉強(走る以外にも)を他にも
沢山しましたが、
そんな経験が縁日やイベントでは役に立ってます。
「品物は料金を受け取ってから渡す」・・・(笑
「肩書きに関係無く割り込みや特別扱いなんてしません!」・・・(爆
自分はエライと思ってる人ほどルール守らなくっちゃね。
家に帰るとトラックとバイクを洗ってから皆で食事。
全員がチャーハンと餃子。先輩はそれにビール。
同じ物を注文すると食べ物が出てくるのも早い!!
風呂に入って夜まで寝る!!
銀座のホコテンを彼女と手を繋いで歩く時間なんてありませんでした。彼女がいなかったのはバイクに恋した訳でも時間が無かったからでもなくて、単に自分に魅力が無かっただけですね。
僕の関係者に言っておきますが、これは30年以上前の
出来事ですから今の君たちよりも若かった頃のお話です。
成人式過ぎても十代の頃の僕と同じような事してたらお粗末ですから
精神は似ていても違う形でお願いします。
できれば誰かの為に自分の好奇心を活かしてください。