焼きあげてみて粉のブレンドが気になりました。
ヤッパ他の粉の組合せも試してみなけりゃアカンと思い始めました。
何をモッテ正解か
あるいはヨシとするかは作り手の想い一つ。
それに今はコレでもいろんなトライをしてみないとコレでヨイのかはわかりません。
こうしているうちに何十年もの時間が経過してしまったんです。
ホノルルから東京までは気流が影響して8時間半掛かったと疲れた様子で話した人が僕に「体調悪くなりませんでしたかァ…」
北まわりでロンドンまで行く時間の三倍くらい掛けて僕は南からハンブルクに行ったコトがあったんです。
最初に香港、お土産預けてジャッキー・チェンと遭遇し彼はファーストクラスでしたがスタッフは僕と同じエコノミィでした。
お土産物屋のおばちゃんが「あんたジャッキーがアソコに居るよ!ジャッキーを知ってるか?」と聞かれて中学英語で「オブコース!彼の映画は全て観たし家族も友人達も日本人の多くが彼の大ファンだ!!」と言った途端に割引券くれたりサッキまで僕にススメてた高価な品物引っ込めてオカイドクを何処からか出してくれ先程の割引券も使えと言い出したんです。
インドの上空横切ってドバイで給油や食事を積み込んで北上したんです。
機内最初の食事選択でイキナリ中学英語が通じず落ち込む度に「お土産」に救われました。
どーしても欲しいモノをウインドウ越しに見つけた時など飛び込みます。
周囲に誰一人僕を知る者が居ない気楽さから積極果敢に意思伝達。
僕の予想は見事にハズレてローマ字読みだから簡単と言われたタッタッタッと切れるドイツ語よりフランス語のが挨拶は発音しやすかったしパリの地下鉄では自分でドアを開ける車両で乗り換えも出来たし誰も降りなきゃ絶対開かないドアの電車で車内放送も無く不安でしたが不安を上回る「ソコに行きたい」気持ちや好奇心。
有形無形にかかわらず何かを創る時に人を動かすのは気持ちだと信じてます。