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PAP-JAPAN代表、川井眞理のお仕事(以外もてんこ盛り)日誌

その電話(サービス)は逆効果ではありませんか?

2006-04-26 | Weblog
夜9時、心斎橋のVというエステサロンからケータイに電話がかかってきました。「ハガキ見ていただきましたぁ?」と。そしてこちらの都合も聞かず、一方的に自社の紹介を始めます。以前、近所の書店でもらった「東京ディズニーリゾートペア御招待」プレゼントハガキを出したところ、今日「抽選結果発表-ご当選おめでとうございます」というハガキが届いていました。当選!?イエイエ喜ぶのはまだ早い。中には「先着順抽選引換券」と書かれたさらなるバリアがあり、エステサロンに行ってもう一度抽選しなければならない。その代わり、全身マッサージを無料プレゼントします、というわけ。ダブルプレゼントという仕組みですね。
 そして東京ディズニーにいけるのは特賞1組のみ。あとは温泉3組を除いては癒しグッズのプレゼントです。要するにこのプレゼントはエステサロンの完全な゛エサ゛で、無料サービスを1回することによって、後のエステを売り込むのが目的です。それは(こちらも事情を知っているから)いいとして、電話をかけてきた女性が実に感じ悪いのです。30歳前後と思えますが、いきなりタメ口をききます。ハガキを見たときは「1回ぐらい無料エステに行ってもいいかな」と大甘なことを思っていた私も、そのうち彼女としゃべるのも、もちろんサロンに行くのもイヤになってきました。すると私が話に乗らないので気分を害したのか、その女性は「では今回の権利はボツにしますか?」といきなり切り口上で迫ります。それ以外にも「ハガキは月曜日に届いていると他のお客様は言っていました(私のところは水曜日到着ですが)」「(あなたは)いつ電話してもいいと応募ハガキに書いたでしょ?」と畳みかけてきます。
 結局、彼女とサロンのやり方を非難して電話を切ることになりましたが(もちろん、権利なぞとっくに放棄しています)、こんな電話ならかけない方がよほどサロンの面子が保てたのではないかと思います。やはり、いつも買っているお米屋さんに、買った翌日オバサンが電話してきて、「お米はいかがですか?」と御用聞きをするのがあります。米自体はまあ気に入っているのですが、仕事中に平気でかかってくるこの電話には正直言って迷惑しています。店からこちらの事情を全くフィードバックされておらず、却って「何も知らずに営業電話してこないでよ!」と思ってしまうので良くないと思うのですが、お米屋さんはそんなウルサイ客がいることなど夢にも思ってないのでしょう。相手の顔が見えない電話対応はよほどうまくやらないと、却って客に嫌われることがあることを、商売する人は皆知っていて欲しいと思います。もちろん、自戒を込めて。