国民生活金融公庫総合研究所の「新規開業実態調査」によると、新規開業者に占める50代の割合は毎年調査を行うようになった91年から97年までは18.0%~19.0%あまりを上下していたのに、98年に入って20.3%、99年21.3%と徐々に増え続け、04年に至るまでずっと22.0%余りで推移しています。同研究所の副調査役によると、これは人口構造の変化だけに因るのではなく、いわゆるリストラ離職によるものだそうです。
リストラによらず開業した人でも、開業の直接動機の1位に挙がっているのは勤務先への不安や不満です。そして50代の開業者像は①大企業出身者と管理職経験者が多いこと、②人脈やネットワークが豊富なこと、③家庭の経済的負担が重く、安全志向が強い、ことが特徴とか。特に経験を生かして開業したリストラ型50代が陥りやすい問題に、元々業界が低迷だったからリストラの憂き目に遭ったのに、同じ業種で開業しても発展が望めないことがあるそうです。
では経験のない業種で開業するとどうなるのか?こちらは商品知識やノウハウがないため、やはり事業を軌道に乗せるのが難しく苦戦していると言います。ここでもリストラ型開業者はそうでない開業者よりより多くの問題を抱え、苦労している例が多いようですが、この克服法はただ一つ、人脈や取引先とのネットワークで乗り越えるしかないようです。詳細は次回に。
リストラによらず開業した人でも、開業の直接動機の1位に挙がっているのは勤務先への不安や不満です。そして50代の開業者像は①大企業出身者と管理職経験者が多いこと、②人脈やネットワークが豊富なこと、③家庭の経済的負担が重く、安全志向が強い、ことが特徴とか。特に経験を生かして開業したリストラ型50代が陥りやすい問題に、元々業界が低迷だったからリストラの憂き目に遭ったのに、同じ業種で開業しても発展が望めないことがあるそうです。
では経験のない業種で開業するとどうなるのか?こちらは商品知識やノウハウがないため、やはり事業を軌道に乗せるのが難しく苦戦していると言います。ここでもリストラ型開業者はそうでない開業者よりより多くの問題を抱え、苦労している例が多いようですが、この克服法はただ一つ、人脈や取引先とのネットワークで乗り越えるしかないようです。詳細は次回に。