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PAP-JAPAN代表、川井眞理のお仕事(以外もてんこ盛り)日誌

お稽古事を極めて起業

2006-03-16 | 仕事
今日シニア起業家の取材でお会いしたのは、趣味で学んだ書道を゛仕事゛にした女性です。一般に書道を仕事にするというと教室の先生ぐらいしか思い浮かびませんが、Kさんは30年ほど前ハローワークで紹介されて筆耕に出合い、「私はこの仕事をする!」と決めたそうです。客の注文に応じて手紙の宛先や賞状、看板などを毛筆書きする根気の要る仕事ですが、墨の香りが好きなKさんにはピッタリ合ったよう。
 「文字には書き手の性格やそのときの精神状態まで出てしまいますから、いわば゛精神的ヌード゛になるようなもの」と言うKさん。だからこそひと文字ひと文字に心を込め、お客さんの顔を思い浮かべながら、美しく、そして力のある筆文字を一生懸命に書くそうです。初心者は先ず形から入る筆文字ですが、「慣れてくると(文字の線が)生き生きしてくる」(Kさん)とか。悪筆を隠せるのでワープロが大好きな私にははるか彼方の境地ですが、未知の世界を知る過程はとても楽しいものです。(だから取材は止められません(^^)。画像はオフィス入り口にあるKさんの似顔絵入り看板。

「高の原」観光(3)

2006-03-15 | 料理
ケーキ屋「シェフナカギリ」は、店の前に客の車を誘導すべくガードマン2人が常駐しているというから驚きです。オーナーシェフ・中桐基(なかぎり もとい)氏をパチリ。シェフはフランスとベルギーで修行されたそうですが、元々ケーキ職人ではなかった転職組というから驚きです。接客に忙しいさなかも笑顔を絶やさず、愛想も良く、職人技と経営術の両方に長けた方とお見受けしました。「イートイン」できなかったのが残念ですが、これだけ繁盛していては仕方のない面もあるのでしょう。客は遠く大阪や京都からも、わざわざここのケーキを買うためだけに訪れるそうです。
 この「シェフナカギリ」がスポンサーを務める女性限定の観光セミナーが近鉄「高の原」駅前のビルで開催されていますが、10名先着とあって、枠は毎回あっという間に埋まるそうです。地元「高の原」を研究施設の見学だけで終わらせず、市民と共に手を携えて街を観光で盛り上げたいという地元の人たちの意気込みがひしひしと伝わってきます。

「高の原」観光(2)

2006-03-15 | 料理
着物屋の二条丸八さんのショールームを見学した後は、紹介者大絶賛のケーキ屋へ。失礼ながら紹介者は還暦に手が届こうかという男性です。およそスイーツには縁のなさそうな中高年男性が、ことこのケーキ屋さんのことを語るときだけは口調が異様に熱い。どういうこっちゃ!?と疑問を解くべく向かったのが相楽郡木津町兜台にある「シェフナカギリ」。で、店内はご覧の通り。ショーケースの前には客が何列にも並び、品定めする人、お土産ケーキを注文する人でそう広くはない店内がごったがえしています。聞けばいつもこんな感じとか。
 紹介者のいわく、「何と言ってもおいしいんですよ!」と。そりゃそうでしょう、ケーキ屋はおいしくなくっちゃ始まりません。しかし、それだけでこんなに゛黒山の人だかり゛ができるものでしょうか?がぜん興味がわいてきましたッ!!(焼き菓子キチとしちゃ放っておけない)
 

「高の原」観光(1)

2006-03-14 | Weblog
案内してくださる方があって、京都府相楽郡木津町は関西文化学術研究都市のハイタッチリサーチパーク内にある、和装の販売&レンタルを手がける(株)二条丸八さんのセレモニー研究所『ファッション工房・和 なごみ』を訪ねてきました。ここは山口百恵や故ダイアナ妃など、有名人に着物をプレゼントしたことでも知られる京都の老舗の着物屋さんだそうです。レンタル費用は(日数は?)10万円台前半から後半となかなか結構なお値段ですが、見るだけでも豊かな気持ちになれる豪華着物の数々に(自分では着るつもりがなくても)ちょっとウットリ。帯地のサンプルということで、鶴や花の刺繍を施した豪華端布が100円から1500円程度のお手頃価格で売られており、手芸が趣味ではない私も話のタネに2枚ほど買ってみました(^^)。いつか゛お着物゛を街着にするときのために、バッグなどに仕立ててもらうのも良さそうです。手芸の好きな友だちに教えてあげたい店でした。
 この「高の原」観光では、もう一軒立ち寄ったおいしいケーキ屋さんがあります。こちらのご案内は次回ブログで。

内なる起業の壁

2006-03-12 | シニア情報
50代女性を読者に持つ著名な月刊誌で、定年夫は何もせず妻の邪魔をするみの虫になる、というユニークな主張をしているNさんが、「定年する(した)夫がこんな相談をしてきたら要注意」というコラムを載せていました。いわく、①田舎暮らしをして畑を耕したい、②しばらくのんびりしたい、③起業して自分の力を試したい、④田舎へ帰って老親の面倒を見たい、と夫が言い出したら危険だそうです。
 他の項目はともかく、私は③が気になりました。国民生活金融公庫のデータでは最近は50代以上の起業が全起業家の2割を占めています。内助の功があればこその夫の退職金と年金と思えば、二人の老後の貯えに手をつけさせるなというNさんの教えはしごくもっともと思えますが、それでは仕事の大好きな日本の男性たちは゛単に物理的に生きてるだけ゛になってしまうかもしれませんよ?起業しても成功する人はわずかというのは事実ですが、沢山のお金をかけず肩肘も張らず、自分らしさを生かした(広義の)仕事を見つけたり、作ったりする―。そういう努力は男も女も何歳になってもして欲しいと思っています。それがつまり社会貢献にも生きがいにも繋がっていくのですから。画像はアメリカの心理学者による近著です。シニア夫婦の生き方は彼の国でも大きな問題のよう。

ふだん着オヤツ

2006-03-11 | 料理
ふだんのオヤツですから、手はかけません。ごくごくシンプルなシフォンケーキに、ゆるーく泡立てた洋酒風味の、わずかに甘い生クリームだけをソース代わりにとろ~りと。お客様にお出しするときは、ここへチェリー、またはブルーベリーのシロップ漬なんかを少し飾ります。この季節だと小粒のイチゴなんかを飾ってもきれいです。ショートケーキではちょっと重い、あるいはケーキに組み立てるのが少し面倒と思えるときは、型にそのまま生地を流して焼けるこんなケーキがとても重宝します。生クリームはカロリーが高いので、ふだんづかいならホントはない方がいいのですが、ソースがないとどうしてもポソポソした感じになるので少し大目に見ます(^^)。

こんなはずではなかった!

2006-03-11 | 熱帯魚
2月24日~26日にかけて回収した稚魚たち、現在36匹ほどが元気に育っていますが、今日しげしげと彼らを眺めてびっくり仰天。グッピーだとばかり思っていた稚魚の、大きい仔には既に背びれと腹びれが出来ていたのですが、何とその色が黒なんです。グッピーの背びれや腹びれは体色と同じで、黒ではありません。改めて顔をよーく見ると、目と目の間が何やらお歯黒でもつけたようにちょこんと黒い。間違いありません、これはプラティの稚魚です!本物グッピーの稚魚に比べて、①日ごとに体色が濃くなり、②動きが緩慢、③成長が遅い、④グッピーの大好きなブラインシュリンプをそれほど好まずコリタブの方が好き、等々考えてみれば?と思えることはいっぱいあったのですが、最初に捕獲したときはグッピーの仔と全く同じに見えたため、グッピーだと思い込んでしまいました。ちょっとショックです。食い意地のはった、ゆえに人懐こい(=厚かましい)のだけがとりえのプラティの子どもだったとは!!「こんなに沢山どうしよう?」と只今途方にくれています。画像はプラケの中の稚魚と赤いプラティ親。ウンと小さいのがオスです(笑)。
 その昔、祖母がカンピョウの苗を育てていたとき、雌花がでてきてその根元にくぼみのある二つの実を発見したときの祖母の驚きもこうだったのか、と思い出しました。祖母がカンピョウだと思って一生懸命育てていた苗は、店の女主人が間違って売ったヒョウタンだったのです。(両者の苗はそっくりですが、雌花は花が咲く前からガクの根元に球状のカンピョウ、あるいはヒョウタンの実の子どもをつけています)

これも季節の風物詩、ではあるが・・・

2006-03-10 | Weblog
昨日、近所のスーパーでおどり食い用の白魚、つまり魚を生きたまま金魚みたいにいっぱいの空気と共にビニール袋に詰めて売っているのを初めて見ました。ざっと見たところ20匹ほど入っていて980円でした。8日に佐賀で詰められ、9日には大阪で売られていたのです。流通が格段に良くなったせいか、昔はイカナゴもこの辺では入手不可だったのに、今では簡単に入手できるようになりました。
 それにしても生きた白魚とはすごい!体高5ミリ、体長5~7センチほどの細~い稚魚たちは全身に茶色のぶちがあり、パッチリ黒いお目々に、紅をさしたような赤みを帯びた頭部。なかなかイケメン?の稚魚たちでしたが、その模様は私が2月に全滅させてしまったコリドラスの稚魚を彷彿とさせるに十分でした。おどり食いに興味はあるものの、これではかわいそう過ぎて食べられません(泣)。

春はLOHASな生活?

2006-03-09 | 料理
本日の昼食は、土鍋で炊いたご飯、あげと豆腐とわかめの味噌汁、味付け海苔、目玉焼き、イカナゴ釘煮(自家製)、ゴマ豆腐(自家製)、大根キムチ、エゴマキムチ、魚の腸?キムチ、およびヨーグルトとリンゴでした。ああ、なんて健康的なメニュー!バラエティ豊かなキムチがズラリ並んだのは、先日、自宅でチゲ鍋パーティをした際、Hさんの持ってきてくれたキムチが非常においしかったので、先日足を伸ばして教わった市場で買ってきたものです。
 春になるとお世辞にも料理自慢とはいえない私も結構マメに料理を作ります。この時期、今しか食べられないもの、自分で作った方がおいしいと思える料理が多くなるためです。最近、やっと安心して土鍋でご飯を炊けるようになったので、今度は玄米ご飯と炊込みご飯に挑戦する予定です。もちろん、お菓子も自家製の予定です。でもあんまり食べ物のことばかり書いていると、「あんた、ちゃんと仕事しているの?」と心配されそうです。ちゃんとしていますので、ご心配なく!(^^)画像は今年初めて炊いたイカナゴの釘煮です。

グッピーの仔ら自立へ

2006-03-06 | 熱帯魚
3週間ほど飼育したグッピーの仔どもたちは成長が良すぎて、幼い仔をいじめにかかっていたことが判明。3月2日に、生まれて間もない稚魚をつついて4匹もショック死させたのは、食い意地のはった先輩稚魚たちでした。ここでついに私の怒りが爆発!「お前ら、自立せい!」とばかりにグッピーの年長さん14匹を親水槽に放り出しました。2カ月以上経つのにぬくぬくと温室育ちを決め込んでいた、プラティの大きな稚魚2匹も同じ運命に。
 合計16匹を親水槽に放ったところ、一晩は皆大人しく隠れていたのですが、翌日には自分たちが他の魚たちに食べられない大きさだとたちまち理解したらしく、それからは態度がグンと大きくなりました(どうしてこれほど人間と似ているのかわかりません(^^;)。今日6日には残りの小さなプラティ2匹も親水槽に放ち、これで晴れて飼育箱は1つだけになり、親水槽が随分スッキリしました。1つ残っている飼育箱には、今、年中さんと年少さんのグッピー稚魚が合計30匹ほど暮らしています。やれやれ。この仔らが全部育ったらどうなるのでしょうか??画像は親水槽の中にいる稚魚と、プラケの中にいる稚魚です。