「新型うつ 部下への対応は」というニュースに、つい反応してしまいました。
実は2年前にこの「新型うつ」の話が我が家ででていて、結構大変だよねという話をしていたからです。
ニュースにも書いてある通り、海外旅行に行かないまでも、休日中は遠くまでコンサートに行ったりととっても元気なのに、会社出勤日となると急に朝起きれないとか、体調が悪くなって早退してしまうとか…そんな社員に振り回されほとほと疲れていた我が夫。
そのときは「新型うつ」ということはわからなかったのですが、ネットで調べているうちに症状がぴったしだったので、たぶん「新型うつ」だろう、という話をしていました。
産業医に連れていっても、病院に行ってきちんと診断してもらってください、と言われただけで何の対処もなし。
(病院では「新型うつ」とはハッキリ診断されなかったようです…)
そして上司にいってもお前でなんとか対応してくれ状態。
今までのような「うつ病」への理解はあるけれども、この「新型うつ」への理解はなかなかしづらく、ただ単に甘えやわがままとしかみられず、まじめに働く社員にとっては不満を感じてしまうというのも否めないでしょう。
そして、今回の「新型うつ」と思われる社員に限ってなのかもしれませんが、就労に関しての知識をうまく利用しているというのか、かなり賢い対応をしていたようです。
職場を変えればよくなると言っていたため、最終的に希望も聞き入れ異動したものの、状況が好転するでもなかったようで…
会社から“辞めさせる”ということは絶対できないので(逆に訴えられたしまう!)、たとえ遅刻、早退、欠勤したとしても何パーセントかの給料が保障され、休日には自分の趣味にいそしむという生活ができるという、なんともまわりを複雑な気持ちにさせてしまうような症状なのです。
他の会社でも似たような症状のひとがいると聞きましたが、やはりそのひとを担当するひとがいて専門知識もないのに対応をしていかなくてはいけないことに、ひどく精神的な負担を強いられていると言っていました。
こういってはなんですが、「新型うつ」のひとがいる職場は、周りで働くひとたちの専門的なサポートが同時に必要になってくるのではないかと思いますがどうなんでしょうね。