のほほん自転車日記

早く走るより、回りの景色をみながらのんびりゆっくり。
自分の人生も介護ものほほんと…

公共交通機関

2015-02-17 12:00:00 | おでかけ(豊田市外)

健常ではなかなか感じられない車椅子での公共公機関での移動。

今回出かてた際に「?」と思われるようなことがあったので書き留めておきます。

 

ラグーナ蒲郡で水上イルミネーションや3Dマッピングをやっているということで、息子の一時帰国に合わせて平日に出かけることにしました。

主人とは仕事の関係上で現地待ち合わせということにして、午後から娘、息子、母と私の4人で公共機関を使って出発。

本当は家から一番近い保見駅を利用したかったのですが、長い階段を3人で車椅子の母を抱え上げるのも危険なのでエレベータが設置されているお隣の貝津駅まで車でまずは移動です。 

※愛知環状鉄道の保見駅ができた当時はバリアフリー法もなかったためエレベータ設置義務もありませんでしたが、その後施行されてから新しくできた駅はエレベータが設置されています。尚既存の駅は利用者数○○以上でないと設置できないみたいです。

愛知環状鉄道で貝津駅~岡崎駅

JR東海道本線で岡崎駅~蒲郡駅

蒲郡駅からは無料シャトルバス利用。

貝津駅から岡崎駅まではすんなりといきましたが、なんと岡崎駅で足止めくらってしまいました。

駅員さんから車椅子利用者は事前に連絡してもらわないといけないようになっているとサラッと言われ、書類も書いてほしいとのこと。

わたしが普段利用する愛知環状鉄道、名鉄、リニモ、地下鉄、どこも何かお手伝いが必要なら声をかけてください、と親切に声をかけてくれることはあっても、事前に連絡して書類をお願いします、なんてことは言われたことがなかったので、とても驚いてしまいました。

規則なら仕方がないということで、とにかくそこで介護者、車椅子利用者人数、そして降車駅を言って書類に書いてもらいました。降車駅に連絡し、そこに駅員さんをどうも配備しなければならないらしく、その連絡準備もあって20分ほど寒い中待っていなくてはならなくなってしまいました。息子はこの時点でかなりのお怒りでしたね。

結局のところ介助者が3人もいる我が家としては、ホームに行くエレベータもあるしに駅員さんにお手伝いをお願いすることもなく、安全確認のため?わたしたちが乗るのを見送っていただいただけとなりました。駅員さんもご苦労様なことだと思います。

そして、降車駅でも駅員さんが待機してくれてましたが、特に何もするわけでもなく(ひとりであればお願いすることもあるのでしょうけど)わたしたち4人でササっと改札口までエレベータに乗って終わり。

いったい何のため20分待たされたんだろう?と。もう一本あとの愛知環状鉄道に乗っても間に合ったな…とか。

こういうことがあると、ハードの面でバリアフリーになっていたとしても規則やひとでバリアを作ってしまうことに残念に思ってしまいます。

健常であれば、自由な時刻そして駅も自由な場所で乗降できるのでしょうけど、車椅子利用者である母の体調や天候を考えて行動するわたしにとっては急に出かけたり取りやめたりすることもあるため、事前連絡が必要となると気軽に出かけることもできないという不都合さを感じてしまいます。もちろんほかにも車椅子で出かけるということは普通よりいろいろ下調べをしたりすることが多いんですが…(以前よりかなり良くなってはいるんでけどね)

ということで、今回こんなことがあったので、JR東海さんのサイトで『事前連絡のお願いについて』という文がでてくるところを探してみました。(読んでいる方には是非一度探してほしいです)

何回クリックしたらたどり着けるでしょう?事前連絡用の申し込み番号までだとさらにクリックを重ねていきます。

車椅子乗車に事前連絡が規則ということであれば、インターネットを利用しない人にも、無駄とならないように告知を上手にしてほしいものですが、とりあえずこういうことがあったということ、事前連絡が必要だということを少しでも知ってもらえたらと思います。

 

さて、ちょっと気が滅入った電車のミニ旅でしたが、蒲郡駅からラグーナまでは無料シャトルバスがでているということで、それに乗っていきました。

事前に車椅子もそのまま乗車できるということは確認済みです。

運転手さんがスロープを用意しようとしてくれましたが、調子が悪くなかなか出せそうもなかったので、ノンステップバスということもあり車体が低くなっていたため段差を超える感じで車椅子を押し上げてバスに乗り込みました。感じの良い運転手さんは大変申し訳なさそうにされ、ラグーナまで気を使いながら丁寧な運転に心がけてくださってました。ただ、もし手動ではなく電動車椅子だと厳しいので早めに直しておかれるといいと思いましたが。

 

ラグーナではフェスティバルマーケットに行ったのちに、ラグナシアに入場し16時からのレンタルルームを借りました。

車椅子でも問題なく部屋に入れ、暖かい場所から経管栄養をしながら水上イルミネーションをゆっくり見られたので満足しました。

ほかにも帰り際に3Dマッピングを見ていきましたが、かなりよかったです。

プロジェクター付カメラで撮ったので、家に帰ってからも部屋の天井に映し出して母に見せたら、しっかり目を開けてみていました。

 

いろいろあった日でしたが、このきれいなイルミネーションを見られ、またひとつ思い出ができたので良しということで。

コメント
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