以前浦野酒造さんの試飲会に行ったときに酒史回廊スタンプ帳をいただいたわけですが、10月に入り早速友人たちとともに出かけていきました。
スタンプを集めるためには、必ずおいでんバスを利用しないといけません。普段車での移動が多いためバスに乗るのは本当に久しぶり。
しかも、今回行く場所に関しては一度もバスを利用したことがありません。そんな場所に行くために、おいでんバスのグループ1日乗車券なるものを使います。これは土日祝日は2000円、平日なら3000円で、1人~5人までが当日乗り放題になります。ただ、複数人数で使用する場合は同じ場所での乗車、降車が条件になりますが…。要するに土日祝日に5人で利用すればひとり当たり400円で1日乗り放題ということになるのでかなりお得となります。
そうそう、もうひとつ忘れてはなりません。
このおいでんバスを利用すると、エコポイントがたまります。エコファミリーカードをバスに搭載されている端末にタッチすると1ポイントゲットできます
さて、今回グループ1日乗車券を使っていくのは、中垣酒造さんと笹戸温泉。朝8時過ぎに家を出てテクテクと集合場所である保見駅バス停へと向かいました。
バスだとこの道を通るんだ、などと思いながらまずは豊田市へ。豊田市で乗り換えとなる小渡行きバス停にいくと、ちょうど挙母(ころも)祭りということで、道路一面に紙吹雪が落ちいました。
山車から飛ばされる紙吹雪はただの紙だと思ったら、各町などの文字が書いてあったのでちょっと驚きました。
豊田市から小渡行きのバスに揺られることおよそ1時間なんですが、途中すでに廃線となった三河広瀬駅(以前ブログでちょっと紹介)でほんの少しの間停車をしていました。
中継点なんでしょうか?ほかの地域に向かうバスも停車していました。
再び出発し、わたしたちだけの貸し切り状態になっていた車中。観光バスみたいになってしまっている雰囲気に運転手さんも当惑していたかも!?なんてことを思いながら、あっという間に有間(あんま)バス停に到着。運転手さんにスタンプを押してもらって降りると、すぐに中垣酒造さんが。
ここも以前ブログで紹介していますが、そのときは本当に気になって自転車で立ち寄って日本酒を購入して帰ってきたんですが、今回はバスなので試飲できるのが有難いです。
三種類試飲できました!
肝心のスタンプを押してもらい、日本酒も購入してしまいました限定酒、原酒のにごり酒です
日本酒(一升瓶だと言ってたけど…)購入特典の木の香漂う賜冠(しかん)のオリジナル升嬉しすぎます!
お店の方の朴訥とした人柄に惹かれつつお話をしながら試飲と日本酒購入しましたが、そのあとは酒蔵の案内をしていただきました。
ここの杜氏さんは岩手南部から11月くらいにみえるとのことでしたので、まだ酒造りは始まっておらず何もないですが…と言われてましたが、それでもかえって今回はある意味ちょうどよかったのかもしれません。やはり酒づくりをしているときは何かと杜氏さんの迷惑になるでしょうから。
もし酒蔵見学メインでしたらお酒が出来上がる2月あたりが落ち着いていい時期でしょうね。
むかし酒造りに利用されていた樽
道路からではわかりにくいですが、杜氏さんが岩手から泊りでみえるので当然のことながら宿泊所も兼ねてあるせいか、建物が大きいです。酒蔵の中をほんのちょっとだけ扉を開けてみせてもらいました。(蔵の中には入ってません)
水の文字は?
扉をあけるなり、蔵の中からいきなり冷たい空気が出てきてビックリ!これからどんどん寒くなっていくのでしょうから、このような環境で酒造りってやっぱり大変です。
ほかにも米蔵や、瓶洗浄、瓶詰め作業場など可能な範囲で見せていただきました。ありがとうございました。
中垣酒造さんの試飲&見学も終了したので、次は笹戸温泉へ。歩いて10~15分程度でいけてしまう距離。いい運動です