お良しなさい日記♪

三浦半島からこんにちは!

父と鎌倉へお墓参りに行ってきました

2015年10月04日 11時43分23秒 | 父と母のこと

 連休明けの9月24日、実父と二人で、鎌倉の 祇園山案養院田代寺(ぎおんざん あんよういん たしろじ 通称 案養院)まで、父に連れられて、父の父、つまりは私のおじいちゃんのお墓参りに初めて行ってきました。

そこに父方のお墓があるということは知っていたのですが、小さいころ おじいちゃんの親類のお墓参りは、母に連れられて行ったことはありましたけれど、父とおじいちゃんのお墓に行くのは初めてでした。

写真は、鎌倉へ行くために乗る、JR横須賀線。

ここが 案養院。お寺が多い鎌倉では、普通の大きさのお寺です。

89歳になった父は、いままで一人で、お彼岸になるとお墓参りに行っていました。今年は、白内障の手術もしたし、熱中症にもなったし、糖尿病の存在もわかったしで、膝が痛くてよろよろ歩く父を心配して、私もついていくことにしました。父はしっかりしていて(まじめな性格)、きまったお花屋さんで、自分で選んだ仏花を3束とお線香を2束買い、「ここで買うとマッチをおまけに付けてくれるんだ」と言います。

お寺につくと、お水くみ。「今日は私がいるから、バケツになみなみと汲んでいいよ、持つから。」「重いよ」「大丈夫

お墓について、父はきれいにお花を供えていました。お線香も自分でつけて、親類の墓と、自分の父親の墓に供えていました。金属製のヘラを持ってきていて、お墓にこびりついたコケやカビを、ガシガシこそげ取ったりもしていました。

私は、「おじいちゃん、はじめまして、孫の○○○です。何十年も生きてきて、初めてお目にかかります、ごめんなさい。どうか父をお守りください」 と、挨拶しました。とっても古いお墓でした。実のおじいちゃんは昭和5年に亡くなっているみたいでした。父はまだ5歳だったので、自分の父の記憶や、母の再婚の経緯はよくわからないそうです。

案養院をあとにすると、お昼ご飯は決まったところでいつも食べているようで、近くの 「東京亭」 というお蕎麦屋さんで、いただきました。

お店の奥さんが、「今日は、お連れさんがいらしていいですねぇ、おばあちゃんがいらしたころは いつもごいっしょでしたねぇ。おうどんのかけでしたね。」 なぁんて声かけてきたのっえーっ 顔 覚えられてるんだ

父 「今日は、そばにします。」 私は 「母は長い距離を歩けなくなってしまったので、こんな歳になる父を一人で来させてしまっていました、これからは長女の私が一緒に来ますので、よろしくお願いします。」と、ご挨拶

写真は、私が注文した、もりそば。おつゆもお蕎麦も優しいお味で、最後にいただいた蕎麦湯の美味しかったこと 父がお金を払ってくれるんだから、一番安いものを注文しましたが、美味しかったです。

駅まで、父の足で20分はかかる。途中、鎌倉らしいおしゃれなお店も多かったけれど、東京亭は、古いお蕎麦屋さんだったし、

こーんな、アーケードになった、野菜直売所なんかもあるんですよ。左のほうから入っていくの。お野菜がいっぱい並んでいるんです。中の様子も写真に撮りたかったけれど、父がいたから断念。ここは、私がもの心ついた時からあります。鎌倉には、母の姉が住んでいたので、私は鎌倉に何回来たかわかりません。

 

駅近には、こーーーーーんな古いアーケードも もう、ほとんどシャッターが閉まっていますが、まだお肉屋さんなどがあります。中の様子の撮影も、父のそばにいたかったので、断念。

鎌倉というと、お寺がたくさんで、おしゃれなお店ばかりで、ハイソな人がたくさん住んでいる町というイメージが強いですが、庶民的な面ももちろんあるのですよ。

ひとりで、エレベーターを使いながらも はるばる電車に乗って、いろいろ手順を踏んでお墓参りを続けてきたことや、本当のおじいちゃん(父の母は別の人と再婚したので、小さいころ私が会っていたのは、血のつながりのないおじいちゃんでした)のお墓にもお参りできて、とっても良い一日となりました。父と二人で出かけられたのも良かったです。