不覚にも風邪をこじらせ、38.9度の熱でフラフラしていた誕生日。夕方ふと窓の外を見ると、春先からぐんぐん 背高く伸びてきていたユリの一輪目が開きかけている姿が目に入りました。
ほはぁー…(熱を吐き出す音)
苦しいとき、何かしらが私を励ましてくれるなぁ…( ´-`)
写真のユリは、8月5日朝の また違う一輪です。咲き始めは 雌しべのわまわりにぴったり寄り添って 雄しべが格納されているんだなー、っと感心しています。
植物の種、球根、固い芽など、中に将来育ち切る姿が上手にしまってあることに驚きます。
「古代蓮」も咲きました。
江戸時代に 万一の子孫の飢饉遭遇を救うため、時の家長が納屋の上に「蕎麦の実」一俵を保存しておいたのが去年だか?見つかり、蕎麦農家に育ててもらい、職人さんに打ってもらって現代の子孫の皆さんが食べたというお話をテレビで見ました。
「ご先祖の○○○○さんに感謝です、守ってもらって私たちは生きていますと伝えたい」というようなことを語っていらっしゃいました。
具体的に見えるものが残されていなくても、連綿と続く命。当時生きていた私たちのご先祖様は、子や孫 その先を想っていたのでしょうね。
サンキューユリさん!