大晦日の晩、23:30から天照大神神社の境内にて「大祓い式」というのがあると掲示してあったので、行ってみました!
夜の石段を登っていくのは(中高年にとっては、敢えて 上る という字を使わないほど、登山感が味わえる山神社)、お良しご幼少の頃より四十数年ぶりのことです。
・・・夜の大祓い式の模様と、翌朝も参拝した明るい時間帯の神社の雰囲気を、2部構成で記録していきたいと思います
横須賀市長沢の小高い山の上におわします「天照大御神」さま。
子供の頃の遊び場でした。夏休みには、早朝階段上り! で脚を鍛えたりもしました。痩せるため・・という理由もありました
上までの石段は 当時数えて127段ありましたが、今年の初詣であらためて数えながら下りてきましたら136段?あったような・・・
大晦日、92歳の父が「年越しそば」を買いに行ったのですが・・・。
私が「緑色したカップのお蕎麦がいっぱい売ってるかも。赤いのはうどんだからネ。」と言ったのがよけいなアドバイスでした
あーん 紙に「緑のたぬき」だよ! または「どん兵衛のおそば!」って書いて渡しとくんだったー、お父さんごめんなさい~ 本人の談「お蕎麦がないんだよなぁ・・・」 うまく買えなかったのを気にしているので決して責めなかったデス
・・・ま、いいや! このねぎラーメンも好きだから、久しぶりに美味しくいただきました 父も サッポロ一番みそラーメンが好きだし!
そんなこんなで夕食後、お良しは午後11時に神社へ向かうためにいったん寝ておくことに
耳には 父が見ている大晦日のテレビ番組「年忘れにっぽんの歌」の音声がところどころ聞こえていて、眠ったり起きたりのくりかえし。
ハッと目覚めたらもう10:50! おーっタイヘンと、ライトを片手に家を出ました。町中の家家は灯りがついていて、みなさん起きているみたい。
記憶127段の石段をヒーコラ 上がりきると、鳥居の先から灯りがチラチラ見えて、お正月らしい雰囲気の飾り付けが目に入りました。ふだんはひっそりとした感じの場所なので、このような荘厳な雰囲気の境内を見るとわくわくします
鳥居の両側に焚火がしつらえてあり、「おお、良ちゃん、始まるまで まぁ当たってなよ」と言ってくださる 氏子のだんなさんのお言葉に甘えて椅子に座らせていただきました
今年は良い薪が手に入ったそうで、昼間みなさんで薪割りして準備したのだそうです。
氏子のみなさん 「今年は出足が悪いなぁ・・・。いつもの年はこの時間もう人がいっぱいなのになぁ?」
この時23:20ごろ。大祓い式は23:30からの予定。
お良し 「みなさん紅白歌合戦を観ているんじゃないですか?平成最後の紅白とかいって サザンオールスターズが最後の最後に出てくるみたいですし。」
あーん あとで聞けば、ユーミンも出てきちゃったみたいだし、天照大神神社だけでなく、あっちこっちの神社で紅白に阻まれたのではないでしょーかっ
灯篭の灯りは、電気ではなくで 油です。
町内の Oさんが手に入れてきたもの。年々こうした灯りの油は入手困難になっているそうです。
ちょっと時間が過ぎてから いよいよ大祓い式が始まりました。
お良し生まれて初めての体験です。
このような人型ふうの半紙をいただきまして・・・
その紙で体の悪い所をさすった後・・・
( 首が痛い 肩が痛い 腰が痛い・・・ と言いながらさすっていたら、隣にいらした男性にカラカラと笑われちゃった )
塩を盛った器に立てたろうそくの火にくべます。
するとどうでしょう❗燃えかすが まるで白い羽のように、ふわふわと空に昇っていくではありませんか⁉️ い並ぶ我らの頭上を たくさんの羽が舞います🎵わぁ~感動~😃
「痛いの痛いの 飛んでけぇ~……!」状態ですよ~。
大祓い式での人型半紙の数には限りがあったので、それがあらかた はけた後、ようやく初詣の参拝客が増えてきました!
そうこうしているうちに午前0時を回り・・・
「みなさま、新年あけましておめでとうございます。」という氏子総代の方の第一声が境内に明るく響き
ぱかーんっ と、日本酒の樽が開けられて・・・
行列をしり目に、すでにお良しは 美味しい豚汁などをご馳走になりました
先ほどのドラム缶半分焚き火のまわりに老若男女腰掛けて、豚汁 甘酒 御神酒を静かに味わう光景が見られました。
子どもも外国の方も、手水を作法にのっとって おし戴いて清めていました。素晴らしいー。
ふだんは静かなこのお山に こーんなにたくさんの人が集まっているのが信じられないお良し。みんなちゃんと意識しているんだなぁ❗っとしみじみ。
思いがけなく友人知人にたっくさーんお会いできて、嬉しい年越しとなりました。
つづきは 後ほどゆっくりと・・・→ 後編の「元日の昼間」へ続きます(*^-^)/