ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

6巻既読前提の Harry Potter and the Goblet of Fire (19)

2007-04-01 22:53:35 | ハリポタ4巻
このシリーズを始めた最初の頃は余裕だと思っていましたが,最近結構ギリギリな事に気付きました。(汗) 4巻を読むのに1ヶ月半位かかりそうなんですよね。このペースなら,5巻6巻を読むのに,合わせて3ヶ月かかりそう。。。つまり,あと3ヶ月後に迫った,7巻発売ギリギリになりそうなんですよ。(滝汗)

‥という事で,どんどん先に行きます。

Chapter 25: The Egg and the Eye
という事で,今回も,詳しいお話はこちらをどうぞ。この章は,一体どれ位ハリポタの解説本で解説されているのか,私は全然チェックしてないのですが,私的には,2つ先の27章と合わせて,とっても面白い章でございます。何故なら,スネイプ先生が,いつ,どの位,ムーディ先生の正体を知っていたか,行間を読めば読むほど,興味深い所だからです!

以前も書きましたが,「透明マントは基本」→クラウチ Jr.も持っていますよね。そして,忍びの地図の詳しい説明。確かにこれを見れば,ホグワーツの中で誰がどこにいるか,よくわかります。ムーディ先生の正体を知ってからここを読むと,ドキドキ増幅(笑)ですね!

ハリー卵を片手に重いって言っているけど,バッグか何かに入れて行けばいいのにっ。私ならそうするよっ,とツッコミ(笑)

卵のヒントをゲットしたハリーは,そこで何故かバーティミアス・クラウチの名前をスネイプ先生のオフィスに発見。クラウチ氏に同じ名前の息子がいる事は,ず~っと後でわかるので,そりゃズルイと言えばズルイですが。。。ハリーは,クラウチパパだと思って,ちょっと確かめに行こうとするんですね。で,いつもネビルが引っ掛かる階段の罠にかかってしまい,卵と地図を落としますが,‥何でせっかくマスターした呼び寄せ呪文を使わないの!?とまたツッコミ(笑)

ピーブスの悪戯と勘違いしたフィルチが卵を発見し,スネイプ先生は,自分のオフィスをあさっていた犯人捜し中でした。そこへムーディ先生。彼はハリーのゼスチュアから,ハリーが落とした地図を取りますが,スネイプ先生,この地図の正体を知ってます。

で,今日聞いていて新たに思った事。。。
‥そこで一瞬,スネイプ先生は,地図と卵を結び付け,ハリーが犯人か?と確信するわけですが,ムーディ先生と口論するうちに,ムーディ先生は,スネイプ先生の,闇の印を刺激するんですね。しかし,ムーディこと,クラウチ Jr.,ひょっとすると,余計な事を「やってしまった」? スネイプ先生は,その後,急にハリーを疑う事を止めております。ひょっとして,スネイプ先生が「気付いた」のは,ここかも。

前にも書きましたが,命拾いしたのは,ハリーでなくクラウチ Jr.です。彼は,ハリーが忍びの地図で見た事,すなわちクラウチという名前の人物がスネイプ先生のオフィスをあさっていた事を聞き,そしておそらく今その忍びの地図に映っている物を見て,動転しております。それが証拠に,ハリーを罠から救うのを忘れておりますがな~~。(笑) おそらく彼は,スネイプ先生の闇の印にも余計な事をしたと後悔していた事でしょうね。

でも,‥これも以前に書きましたが,彼は,ハリーにオーラーになる事を勧めます。ハリーの勘の鋭さに,皮肉のつもりで言ったのでしょうか。でも,私は,クラウチ Jr.は,若い生徒の適正を見抜く目を持っていたのだと思いたいです~。前は,オーラーになりたかったのかなあと思いましたが,クラウチ Jr.が本当になりたかったのは,ホグワーツの先生だったんじゃないかなあ?と思いたいです。。(泣)


6巻既読前提の Harry Potter and the Goblet of Fire (18)

2007-04-01 11:30:32 | ハリポタ4巻
Chapter 24 Rita Skeeter's Scoop
今日もお話はこちらもご参考に。

面白い表現の多い章,ですが,まだまだあります。
February twenty-fourth looked a lot closer from this side of Christmas
はおかしいですね。第1タスクは11月の終りでしょ? いくらクリスマス休暇が長くたって,2/24がクリスマスを挟んで第1タスクより近いというのはあり得ません。でもそう見えてしまうという表現が,面白いです。(^^)

ユニコーンが,まず女の子しか近づけないという所は,もしかすると覚えておくと役に立つ情報かもしれません。いつかさんざん楽しんだ?ユニコーンの呪いという話もありますので。

ハリーは,グラブリー・プランク先生とのこの一件で,この後しばらくわだかまりを感じたようですが,5巻でヘドウィグを治してもらって,解けるんですね。その時また出てくると思いますが,ヘドウィグを看ている時のグラブリー・プランク先生,くわえタバコがカッコよかったですね。4巻のこの時の彼女の様子を見ていると,最初は冷たいように見えましたが,実はとても公平な先生なんですね。ユニコーンを捕まえて?くるなど,優秀な先生でもあります。

ハリーがリータに言う,
"I wouldn't come near you with a ten-foot broomstick."
もおかしいですね。ハリーはマグルに育てられたのに,こんな表現をもう自然に使ってます。

ハグリッドはリータの書いた心無い記事のお陰で,授業に出てきません。(でも,どうやってハグリッドのお母さんの名前まで調べたのでしょうか? 彼女は人の名前を正しく覚えないので,どうせ正確じゃないのでしょうが。。。。)ついにダンブルドア先生が,ハグリッドの説得工作に出動。自分は校長になって以来,自分のやり方について文句を言うふくろう便が来なかった週はなかったのじゃよ,と,言います。さらに,7巻で重要な役割を果たしそう?弟アバーフォースの名前が登場。アバーフォースはかつて,
inappropriate charms on a goat
と新聞に書き立てられ,人々に非難されたのだそうですが,‥あっ,私は今まで大事な事を見逃していたぞ。"a goat"なんですね。ある1匹のヤギに,何かとんでもない事をしたのを新聞記者に見られたのですね。う~~~ん,一体何だったんだろう??? で,いつも不思議に思ってましたが
"Of course, I'm not entirely sure he can read "
これも謎ですね。当代最も賢い魔法使いの弟が文盲?

と,ここも,なかなか盛りだくさんな章でした。


6巻既読前提の Harry Potter and the Goblet of Fire (17)

2007-03-31 10:28:23 | ハリポタ4巻
Chapter 23: The Yule Ball
今日もお話はこちらの方がよくまとまっておりますので。。。

ただ最後の方が抜けておりますね。

巨人の話を聞いて何か納得行かないハリー,ロンと一緒に寮へ帰る途中,セドリックから卵に関する耳打ち情報。チョウの事でちょっとジェラスなハリーは,何だか素直になれませんが。(笑) ハリーが寮へ戻ると,先に帰っていたロンとハーが「10フィート」離れた所から怒鳴り合い。「誰かに誘われる前に誘ってくれればよかったんじゃないの!」と怒るハーに,ロンは「わけわかんねぇ!」でも,ハリーは密かに何となく「そうだろうねえ」とわかっていたのでした。(爆)

ダンブルドア先生が,ある日どうしてもトイレに行きたくなって,偶然見つけた不思議な部屋に山のように(笑)トイレがあった話をしていますね。でもその後はどうしても見つけられないと。これがRoom of Requirementですね♪ しかし,校長の話から察するに,クラシックな感じのトイレで,ちょっと使ってみたい?(^^;) ただ,どうも水洗トイレではなさそうです。昔から「トイレに行きたい!」と思った人はずっと利用してそうですから,掃除とかされているのか(汗)気になりますね。

デス・イーターのマークを気にするカルカロフさんと,スネイプ先生,映画では,狭い薬剤倉庫でアヤシイ雰囲気(笑)でした。スネイプ先生の落ち着き振りが,一体どっちの味方なのか,ますます煙に巻くようで,また気になります。

ところで,2つほど前の章の話に戻ってしまいますが,ダンブルドア先生がいなくなって,ホグワーツの屋敷しもべ妖精達はどうなってしまうのでしょう? マクゴナゴル先生が引き継いでちゃんと面倒見てくれるのかな? それでも,もし学校が再会されなければ,彼らも仕事がなくなってしまいます。心配ですね。


6巻既読前提の Harry Potter and the Goblet of Fire (16)

2007-03-30 00:06:52 | ハリポタ4巻
Chapter 22: The Unexpected Task
4巻の後半は,楽しい伏線,怖い伏線,とにかくいろいろ登場します。耳の穴を掃除して(爆)聞かなくては!

マクゴナゴル先生の"The Yule Ball is of cource a chance for us all to - er - let our hair down.",ずっとすっ呆け続ける(爆)ハリーの"I don't dance."何度聴いてもおかしいですね!
十代でパートナーと交ダンスする(しなくてはならないw)のは西洋の風習ですね。日本人に生まれてラッキーなようなちょっと残念なような‥(笑) それにしても,ハリーここからたった2年で,随分大人になりましたね。

プライドと偏見でもそんな光景が見られましたが,女の子はクスクス笑ってりゃ済みますが,男の子の方は,そうはいかないんですね。(笑) 学校になんて女の子がたくさんいるんだろうと思っているハリー。積極的に声をかけてくる女の子もいますが,ハリーはどうせ自分がチャンピオンだから声かけてくるんだろうと,思ってます。女の子の見た目にこだわるロンに,何故か怒るハーマイオニー。そーか,この時決めたんだな,‥クラム。

ハリーは,お友達に囲まれているチョウを堂々と呼び出し,と,ここまではカッコいいのですが,その後のムニャムニャ(爆)は‥‥,フレッドがアンジェリーナを誘ったセリフのマネですね。年上の女の子を誘うんだから,もちょっと礼儀正しい言葉を使った方がいいと思いますが。。。でも2人共真っ赤になっている様子が想像できて,かわいいですね。(^^)

思えばこの時,もしハリーがチョウを誘うのに成功していれば,チョウはセドリックが亡くなった事でひどく傷付く事もなかったでしょうし,セドリックと比較してハリーを怒らせる事もなかったでしょうし,彼女自身もイライラする事もなかったでしょうし。。。とも思えましたが,。。。。 そのまま付き合い続けても,どのみち6巻の終わりで縁が切れそうです。そうか,そこがチョウでなくて,ジニーだったというのは,これは結構意味がありそうですよ。そうだそうだ,「ジニーじゃなきゃいけない」んですよ,きっと!

ハリーはチョウにフラれ,ロンはフラーにフラれ,いよいよ2人は身近な女の子に目を向けますが‥,時既に遅し(笑)。 ハーマイオニーが何故不機嫌なのか,今回はよくわかります。(笑) 一方ロンはジニーをハリーにくっつけようとしますが,ジニー真っ赤になって,ネビルと行く,と。これはポイントだったな。いや,何がポイントだったかって,1巻からずっと,何故「ハリジニ」を予測できた人がいたか,追っているんですよ。(笑) ちなみに「ロンハー」は2年位からうすうすと,4年のこの時点ではかなり明らか(笑)だったと思いますが,まだ「ハリハー」だと思っていた人も少なからずいたな~。今となっては懐かしい話ですが。(笑) ただ,前の章で「ハーは(傍にいるロンを無視して)ハリーの手を引っ張って」台所に連れて行っていますから,まあ,まだ「ハリハー」と思わせられるのもアリだったのでしょうね。


6巻既読前提の Harry Potter and the Goblet of Fire (15)

2007-03-29 02:23:30 | ハリポタ4巻
お仕事が忙しくてなかなか進みませんでしたが,その間に聴いていた分を投稿。

Chapter 20: The First Task
お話の中身は,以前書いた奴をどうぞ。

タスクが全くの平日の火曜日というのは,すごく変わっていますが,先生達は土日は休みたいって事なのでしょうかね。(笑) ハリー,文字通り一夜漬けのドラゴン対策。(笑)ロンと目が合います。やはり,ハリーがシリウスと会った夜,ロンは考えていたのかな。

ドラゴンのミニチュア,欲しいですね~!

この章,1巻~6巻までで,1番好きなのですが,特にハリーが箒を呼び出して,全身を集中してそれを待っていた時,
And then he heard it, speeding through the air behind him ...
ファイアボルトがどこからともなく表れ,ハリーのすぐ脇で待っている,。。。ここ,大好きですよ! その後のハリーは,まるでいつものクィデッチの試合のようにリラックスして,冷静に卵を取る事ができました。この時ハリーに起きた現象って,いわゆる「脳内麻薬」ですね。(笑)

嬉しそうなマクゴナゴル先とムーディ先生。ハーマイオニー,そしてロン。。。ハリーもロンも,ハーマイオニーに謝れよな!(笑)


Chapter 21: The House-elf Liberation Front
これも,お話の中身は,以前書いた奴を。

この章の書き出しを読んだり聴いたりしていると,ここって本当に話の切れ目なんだなあとわかります。4巻の話の切れ目でもありますが,シリーズ全体でも曲がり角なんですよね。ここまでは,子供向けのファンタジーでしたが,これ以降は,話がどんどん暗くなっていってしまいます。(泣)

ハリーからシリウスへの手紙を持ったピッグウィジョンを,窓から投げるロン(汗) でもピッグウィジョンって,仕事をもらうと大喜び。いつもホントにかわいいですね♪

この章は,ロンと仲直りしたハリーの幸せが伝わってきますね。嫌いな占い学の授業も楽しそうです。

台所に入るには,壁の絵の梨をくすぐるというのが素敵です~。

働くのが好きで無欲な屋敷しもべ妖精は,ドクター・フーに出てきた,Oodというタコのようなモンスターを思い出します。でも,彼らは悪い人に利用されると,怖いものがあります。。。


6巻既読前提の Harry Potter and the Goblet of Fire (14)

2007-03-24 00:10:54 | ハリポタ4巻
Chapter 19 : The Hungarian Horntail
今回は朗読CDと読書の会わせ技で。
リータ・スキーターはハリーについてとんでもないセンチメンタルな記事を書いたようで,感じやすいお年頃のハリーは,カンカン。で,私は時節柄つい注目してしまったのは,ハリー以外のチャンピオンについては,綴りを間違えてほんのちょっとだけ,セドリックについては何も書かれてなかったという事。学校周辺の,わかっている人達は,当然そんな扱いも無視するけど,世間一般の人達はそうじゃないという事が後でわかります。。。な~~んて事を,ついつい,フィギュアスケートの注目選手の扱いに重ね合わせて考えてしまいました。

ハリーがついつい当ってしまった相手は何とチョウでした。チョウは,火曜日(第1タスク)頑張ってね,と,素直に応援してくれますが。

ハリー,晴れて初めて正式に堂々と行けるホグスミードが,透明マント!(爆) ここでムーディ先生が透明マントを通して見る事ができるという事がわかりますね。ハグリッドはここでドラゴン情報をゲットですね。(^^;)

そしてその夜,ハグリッドは,ハリーとマダム・マキシームにドラゴンを見せてくれちゃいます。ここで初めてチャーリー・ウィーズリーのお仕事を垣間見る事ができますね。それにしても,そんなドラゴンが本当にいたら,‥楽しいですね♪

6巻もそうでしたが,4巻でも,透明マントが,上手に話に使われていますね。ここではハリーは死んだフリ?(笑)してカルカロフさんから隠れていましたが,後で,クラウチ Sr.の死体が隠される事になりますね。(汗)

グリフィンドールの談話室でハリーがシリウスと会うシーン,今回初めて気付いたのですが,1章でヴォルデモートとワームテールがこっそりお話していたシーンとちょっと似てます。暖炉だけが光の源であるという所。もしかすると,原作には出てきませんが,ヴォルデモート達もフランクが来る前か,殺された後に,暖炉でクラウチ Jr.とお話していたのかもしれませんね。映画では彼もあの場にいましたし。

シリウスは,ヴォルデモート側の企みを結構的確に掴んでおりますね。さすがに真犯人がムーディに化けているとまでは気が回らなかったようですが。今まであまり気を付けて読んでいませんでしたが,カルカロフは,仲間を裏切って逃げて,ダームストラングの校長になったんですね。それで,6巻で。。。(泣) う~~んますますクラムがダークサイドに堕ちてない事を祈らなくては。しかし,シリウスは,カルカロフがこの当時のヴォルデモートが刺客として放つほどの人物ではないという事も見抜いているようですね。

ハリーにPOTTER STINKSバッジをおでこにぶつけられたロン,しばらく寝室に戻ってきません。彼はハリーの気持ちを考えていたのでしょうか。。


6巻既読前提の Harry Potter and the Goblet of Fire (13)

2007-03-21 12:48:03 | ハリポタ4巻
Chapter 18 : The Weighing of the Wands
ハーマイオニーは,ハリーの為にサンドイッチを取ってきてくれ,朝の散歩に。彼女は,もちろんハリーが自分でエントリーしたとは思わず,一体誰が入れたのかを心配しております。ロンに関しても,ハリーが自分でやったんじゃないとわかっているとは言いますが,いつも優秀な兄さん達の影になり,友達のハリーばかりが目立つ事に,ついにキレたんですね。ただ,彼女は,仲直りするなら本人同士でどーぞ,との事。そして彼女は,嫌がるハリーを強制説得,シリウスに手紙を書かせます。

この一連のハーちゃんの行動と言葉,偉いですね~。とても当時15才とは思えないほどしっかりしているし,さすがに11才から付き合っているだけあって,扱い方も見事です。私も専攻や職業の関係で,大学以降,友人の殆どが男性なんですが,こんな男同士のいざこざは全て「ムシ!」して参りました。(笑) ハーちゃんには頭が下がります。

その後,グリフィンドール以外の生徒達は,ハリーに冷たく当ります,ドラコにからかわれた事から喧嘩になるんですが,ハリーは定番(笑)の,顔にできものFurnunculus,ドラコは(何故か)歯を大きくするDensaugeo,一応2人の呪文は空中衝突して,それぞれゴイルとハーマイオニーに当りましたが,実は2人とも最初からゴイルとハーマイオニーを狙ってないか?(爆) しかし,これで,しばらく唯一の味方だったハーマイオニーと会えなくなります。ほんのしばらくなのですがね,初めて読んだ時には,すご~く長く感じましたよ。

ただ,怪我の功名?,お陰でハーマイオニーは,この機会に歯を人並み?(^^;)の大きさまで縮め,パーバティと並ぶ「学年一かわいい女の子」の称号をゲットするんですよね。

一方ハリーは,トーナメントの取材に来たリータ・スキーターと出会います。リータは人の名前も正確に覚えず(聞き取れず?)誰の事も悪く書く毒舌ライターです。ダンブルドア先生の事を「obsolete dingbat(時代遅れの奇人変人)」と書いたそうで,お陰さまでこの2つの単語,一緒に覚えましたよ。(爆) でもダンブルドア先生,これは結構お気に入りのようです。(笑)

自動速記羽根ペンいいなあ,欲しいなあ。ブログ用に。(爆) これって持ち主の心を表しているのでしょうか? 勝手にいろいろ書かれてイライラのハリー。。

写真の後は,久しぶりにオリバンダーさん登場。4人の杖が紹介されます。フラーはヴィーラの毛入り,セドリックは,ネビルやロン,おそらくウィーズリー家の人達,と同じくユニコーン,クラムはドラゴンの心臓の琴線入り。ローリングさんの公式ページで,ハーマイオニーの杖も心臓の琴線入りだと明かされてますね。そしてハリーはフェニックスの羽入り。ヴォルデモートの杖と同じフェニックスの物だと,ハリーはまだ誰にも言ってないんですね。(何故かヴォルデモートとの杖つながりを,ペチュニア叔母さんとの関係みたいと思っているハリー(笑))そして,何故かハリーの杖からワインの噴水を出すオリバンダーさん。。

ところで,ふと思い出したのですが,2巻で初めてフォークスに会った時,彼の尻尾の毛が随分抜け落ちていたと記憶してますが,ひょっとして,オリバンダーさんが,杖を作る為に,たくさんむしったのでしょうか?(^o^;)

6巻で誘拐されたオリバンダーさんの無事を祈ってます。彼は,脅しに屈服するタイプの人には見えませんが,‥‥服従の呪文ですよねぇ,きっと。。。。

ところで,この章の題名は,トーナメントの規則による,杖のテストの儀式の名前ですが,「weighing」は「重み」とも解釈できそう。「杖の重み」なんかちょっとイミシンなタイトル。。。。元々非常に凝ったトリック(許されざる呪文の実技は6年で,とか)の多い4巻ですから,ここにも何か重要な伏線がありそうです。例えば,ここでセドリックがユニコーンの杖を持っているとわかりますが,彼は後に簡単に殺されてしまいますね。でも,1巻で,ユニコーンは簡単に犠牲になるけど,恐ろしい呪いを持っていると言われてますし。。クラム(=7巻登場の可能性大)がドラゴンの杖を持っている事や,ハリーの杖が何故ワインを出すのかって,実は意味があるのかも。。


6巻既読前提の Harry Potter and the Goblet of Fire (12)

2007-03-19 22:17:50 | ハリポタ4巻
Chapter 16 : The Four Champions
たとえハリーが本当に不正を働いてエントリーできたとしても,ホグワーツのチャンピオンを2人選んでしまうGobletの方がおかしいんでないの?とそちらを疑うべきなのに,誰もそちらへ行かないんですね。(^^;)

映画のクラウチ Sr.は,神経質そうだけど温かみのある人物に見えましたが(息子=Doctor Who(^^)の方は冷酷さが際立っておりましたがな~),原作の彼は,冷酷でちょっと頭がおかしいんでないの?な印象を受けました。でも,「ウェザビー君は熱心過ぎるね」と言っている所はちょっと和みます。(笑)

ダンブルドア先生は,もちろん,ハリーが嘘を言ってないとわかってますね。おそらくスネイプ先生もね。(笑) でも,彼にとっては,今年はハリーをイジメるより,カルカロフさんと,マッド-アイ・ムーディと名乗るわけのわからん(笑)おっさんをどうやってしのぐか,が大変ですね。(爆) 彼は前年度,ルーピン先生を落としいれようとして失敗,ダンブルドア先生の信頼度を下げていると思われます(笑)ので,今度は,オーダー仲間でダンブルドア先生の個人的なお友達の,ムーディ先生がおかしいと校長を説得するのは,さぞかし大変だったでしょうねぇ。(^^;)

ハリーは本当に名前をエントリーしてないので,他の生徒のブーイングや,他の学校の人達の態度が痛いですが,実際は,ロンやハーマイオニーを除いて,皆彼が思っていたほどは深刻に受け止めていないようですね。セドリックがチャンピオンのミーティングの後,どうやって入れたの?と聞いてますが,彼も悪気があって聞いたんじゃなさそうに聞こえました。

でも,ハリー本人には,全てが悪気の塊に感じるんですよね。そこら辺の表現がとても上手ですローリングさん。とても,当時デビューして4年目(文壇ではまだペーペーの類ですよね)とは思えません。

ロンは,ハリーを信じていないんじゃなくて,彼が自分で入れた,と,無理矢理思い込もうとしているように思えます。(まあ,次の章でハーマイオニーが言ってますが)ハーマイオニーが祝賀会に出てこなかったのは,まずロンの気持ちを尊重しようと思ったからなのかな。彼女,ロンを好きだからね。


6巻既読前提の Harry Potter and the Goblet of Fire (11)

2007-03-18 20:18:20 | ハリポタ4巻
Chapter 15 : Beauxbatons and Durmstrang
ハリー,シリウスを心配させないよう,うその手紙。ヘドウィグがちょっと機嫌悪いですね。でも,ピッグウィジョンを使われるかもしれないという恐れから,何とかハリーの仕事を請け負います。

「(実技は)6年までやらない。」と宣言したムーディ先生ですが,ダンブルドア先生のたっての願い,という事で,服従の呪文の実技開始。やる事がかわいい(Seamusは国歌,ラベンダーはリス,ハリーは机飛び乗り‥)ですね。ハリーは初心者なのに,ちょっとですが抵抗する事に成功。これって,やっぱし,凄くない?

シリウスから返事が来ましたが,ヘドウィグを使わないようにとの指示。。。

10月の終りにトライウィザード・トーナメントの対抗校,ダームストラングとボーバトンが到着します。まずボーバトンが空から巨大な馬車で登場。
そして湖からダームストラング。
(それでは,もしホグワーツが他校にお客さんとして行く場合は,何に乗って行くのでしょうか? 空飛ぶホグワーツ特急? それはあまりに想像力がないなあ。。(笑))

ボーバトンの馬車から降り立ったのは,黒サテンのドレスにオールバックの超背の高い「ハンサム」な女性。ボーバトンの校長先生,マダム・マキシームです。実はこの文章から,トゥルーライズでホテルでシュワちゃんの前に現れた超カッコいい女性(実は奥さん)を想像しておりましたが。。。

ダームストラングの帆船から現れた校長カルカロフと生徒達。意外な生徒の登場にロンびっくり,ビクトール・クラムです。

Chapter 16 : The Goblet of Fire
タイトルロールの登場です,が,ロンは完全に舞い上がり状態。今にして思えば,この時のロン,何かが異常だったのかもしれません。

ボーバトンの生徒達は,寒いのに上着を着てなかったとか? これって(イギリス人から見た)フランス人のステレオタイプなのでしょか?(笑) おいしそうなブイヤベースに手をつけないロン,これはイギリス人らしいですね。(外国の食べ物を敢えて食べようとしない人,結構多いらしいですよ) ブイヤベースをもらいに来た女の子に舞い上がるロンに,ちょっとヤキモチのハーマイオニーです。(笑)

カルカロフ先生,クラムばかりを贔屓。彼は有名なクィデッチプレーヤーなので,まあ,しょうがないですが。。でも,それなら,今クラムはどうしているのかな?ちょっと気になりますね。

いよいよエントリー開始。双子は何やらAge Line突破の秘策を考え中。ジョージが,ハリーにも「やってみない?」と勧めております。ハリーは表向き,ダメでしょ,と答えておりますが,心の中では楽しい想像‥‥,しかし,こんな会話をロンは心ここにあらずという感じで聞いておりません。。。。ほ~,どうやらここは,直後にハリーを襲う悲劇?,「エントリーされてしまった」事件,に対する,双子とロンの考え方の違いを写す伏線ですねぇ。。

フレッドとジョージは「ヤギの呪い?」(爆)にかかって大失敗でしたが,グリフィンドールからはアンジェリーナがエントリー。同じ学年なのに,フレッドとジョージがエントリーできないってのは,やっぱ,不公平だよなあ。こんな滅多にない機会なのにねえ。一方,そんなに厳しく年齢制限を設けても,(ごまかしているのは見てあきらかなのに)うまくエントリーしようとする年少の生徒が結構たくさんいたという事にも,ある意味驚いてしまいますが。(という事は,ハリーがエントリーされてしまったというのは,彼が考えていたほど罪深い事ではなかったのでしょうか?)

ところで,この「ヤギの呪い」発明したのはひょっとしてアバーフォースだったりしませんかね? いや単なる想像ですが(^^;\)

いよいよハロウィンの祝宴の時間,ハリー,ロンとハーマイオニーは,ハグリッドを迎えに行きますが,ハグリッドは「恐怖の」(笑)勝負スーツ,勝負ヘア,勝負オーデコロン(爆) あのハンサムでプライドの高そうなマダム・マキシームのハートを射止めようと必死なんですね。彼女は彼女で,馬の事を大変気にしていたようですので,おそらく完璧にその世話をやってのけたに違いないハグリッドに,ちょっと感心しているのでしょうね。

さていよいよチャンピオンの発表です。ダームストラングからは順当にビクトール・クラム,ボーバトンからはフラー・デラクール(順当ではなかった?(笑))が選ばれ,ホグワーツからはセドリック・ディゴリー。ロン以外には順当?(笑) ここまではよかったのですが,ここでとんでもない追加発表。「ハリー・ポッター」!


6巻既読前提の Harry Potter and the Goblet of Fire (10)

2007-03-16 21:27:22 | ハリポタ4巻
Chapter 14 : The Unforgivable Curses
スネイプ先生とムーディ先生の関係,何やらイミシンです。まず最初は,スネイプ先生は恐れているような素振り。

いよいよお楽しみのムーディ先生の授業,ハリー達は「かぶり付き」をゲット。気合入ってます(笑) ムーディ先生は,まずルーピン先生からのメッセージの事を話しておりますね。本物のマッド-アイとルーピン先生は仲の良い事を伺わせます。

そして,早速,表題の魔法について話を始めるわけですが,ここでちょっと。「実際の許されざる呪文がどんな物かは6年まで見せるつもりはない‥」今日これを聞いて,「!」。あら?これってまさか,6巻の,伏線‥? ‥実は,私これを読んでず~っと,6巻で(誰がDADAの先生になろうが)実技をやるんだと思って,楽しみにしていたんですよ。(^^;) でも授業では‥‥,あ”っ! たたたた確かに,6巻のDADAの先生が「実技」やりましたよね!? ひ,ひぇ~~~,じゃ,これ,伏線だったんだっ!

そうそう,この巻では,後にスネイプ先生が,ポリジュース薬の材料を盗んでいる真犯人を,ハリーに,というより,読者に(^^;)こっそり教えようとしたり‥‥,凝った仕掛けが他にもまだまだあるかもしれません。注意深く見る事にしましょう。

‥で,どこだったっけ?(笑) そうそう,普段あまり積極的に手を挙げてなかったロンとネビルが,情報を提供しますね。特に,磔の呪いを挙げたネビルの様子が,今聞いているとはっきりわかるのですが,‥おかしいです。ところで,拷問の呪いが何故「磔の呪い」なのか,最初はピンと来ませんでしたが,この本を読んで以降,いろいろな英語の本を読んで,ようやくわかりました。磔の呪い(Cruciatus Curse)という言葉は,crucifix(キリストの十字架)から来ているんですね。特に「カッコーの巣の上で」の原作で,患者に電気ショックを与えるベッドが,その形をしている,という話を読んだ時,それはまさに,「電気ショック」でございましたよ~。

磔の呪いを見てショックなネビルとは対照的に,ハリーは,両親の死の原因となったアバダ・ケダブラを見ても冷静です。こんな所も「ヴォルデモートからもらった資質」なのでしょうかね。

ムーディ先生は,ネビルに植物学の本を与えます。これは後でタスクに必要になる,鰓昆布の情報を与える為だったとの事ですが,本当に,それが全てだったのでしょうかね? ご存知のように,クラウチ Jr.は,ロングボトム家襲撃事件の犯人の1人です。ハリーやネビルが生まれた当時,おそらくスネイプ先生をリーダー?とする「トレローニーの予言潰し大作戦(^^;)チーム」の一員だったと考えられます。でも,彼は,ネビルには,大好きな植物学の本を与え,ハリーには後にオーラーになる事を勧め,許されざる呪文の被害者となった2人に,将来の希望を与えているんですよね。彼自身は,あのお堅い父親の下では,自分の望む職業には就く事ができなかったんだろうと思われますが。。。スネイプ先生と並ぶ,複雑な人物ですよねぇ。。最後もしダンブルドア先生に襲われなかったら,‥実は彼はハリーを殺す気はなかったんじゃないか? とか,暖かい想像すらできちゃいます。

クラウチ Jr.も本当はどちらサイドなのかわかりにくい人物。この巻での彼とスネイプ先生の絡みは,7巻を占う上でも,重要そうですよ!

‥,と,ここまでは前半。後半はS.P.E.W.の旗揚げと,シリウスからのお返事です。人に甘える事のできない性格のハリー,シリウスの返事(北へ戻ってくる)に心配のあまり怒り出し,ヘドウィグに八つ当たり。(汗) まるでお母さんのようになだめるハーが‥‥。


Run!Run!Run!