ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

ネビルと"Herbology"

2005-04-30 11:43:24 | ハリポタ5巻
***ハリポタ5巻既読前提です。***
今までも何度かどこかに書いた覚えがありますが,スプラウト先生とダンスをするという伏線?とおぼしき物も出てきたので,ついでと言ってはナンですが,ネビルと植物学"Herbology"の関係をまとめてみたいと思います。

ネビルの姓は,ご存知のように,ロングボトム"Longbottom"と言います。ギリシャ神話からキャラクタの名前(と性格)が取られる事の多いハリポタですが,ロングボトムはどこから来たかと言うと,定説ではないので,違うかもしれませんが,私は,指輪物語,と見ています。え?どこに出てきた?かと言うと(汗),翻訳版だと気が付かれないかもしれませんが,"Longbottom"とは,シャイア南部のパイプ草の名産地,長窪村の事です。

しかし,最初は,煙草の名産地が?(いやまあ,ホビットにとっては大事な文化ですが)と,思ったのですが,実は,もうちょっと深い因果関係を発見しました。ここにいらっしゃる方は,多分ハリー・ポッターのファンで,指輪物語はあまり詳しくないという方が多いかな? たとえ原作を読まれても,前書きを読まれる方はあまりいないかな? それも英語となれば‥。

その,指輪物語の「前書き」に書いてあった話なのですが,パイプ草について説明している項の中で,メリーが,長窪村"Longbottom"で始まったパイプ草栽培の歴史等について語った本があると出てくるのですが,実はその本の題名が,英語では"Herblore of the Shire"と言います。(日本語版では「ホビット庄本草考」でしたね。)

で,ハリポタでは「植物学」と訳されていますが,実は,英語で普通に和英辞書を引くと出てくる"botany"ではなくて,"Herbology"(どっちかというとハーブ研究ですね)なんですよ。

‥という事で,これがネビルと"Herbology"の関係の伏線になるかもしれません。

ついでに,"Herblore of the Shire"を著した,指輪物語のメリーというキャラクタを見てみると,これもまた結構興味深い事があります。

彼は,来なくてよいと言われたにも関わらず,変装したお姫様と一緒に密かに大きな戦の場所へ赴き,人間の男には殺せないと言われた恐ろしい魔王に,致命傷となる「一突き」(の1つ,もう1つはお姫様が‥)を浴びせたキャラクタです。何故彼にそんな事ができたかと言えば,まず彼は人間ではありません。ホビットです。そして魔王を刺した短剣は,メリーはほんの偶然手に入れたのですが,実は魔王を長い間恨み続けた種族の持ち物でした。しかし魔王さんとしてはおそらく想像もしてなかった事と思います。これらはまさに,トレローニー先生の予言の一節,"... he will have power the Dark Lord knows not ...",を思い出させます。

トレローニー先生のあの予言は,ハリーの事を言っているのかネビルの事を言っているのか,いろいろ説はありますが,私は複数の人があの予言に関わっていると思っているんですよ。ある所はハリー,ある所はネビル,ある所は両方,と。ひょっとすると,さらに別の人も関わっているかもしれません。また,ある単語を,実は別の意味に使っている所もあるような気がします。(予言の解釈については,OOP CDシリーズがその章に来た時にでもお話します。)

実はそのように多様に解釈できる予言も,指輪物語から‥‥,あ,これもお話すると長くなってしまいますので,またの機会にでも。(^^;)

そう言えば,ネビルってどこかちょっとホビット的な所がありますね。平和的で争いを好まず,最初はカッコよくなんかありませんが,だんだん成長している所などが。


オーディオ版HBP

2005-04-30 00:11:46 | ハリポタ6巻
HPANAに載っていたニュースなんですが,HP6巻の,Jim Daleさんの読むUS版オーディオ版が,なんと,本の発売日と同じ7月16日に出るそうです。5巻では,"Weasley is our king."の歌♪で大絶賛を浴びましたね。
ちなみに,Stephen Fryさんの読むUK版オーディオ版は8月25日。(私が今ずっと聴いているのはこちらです)

まだどちらも日本のアマゾンには出てないようですが,3ヶ月位待たされた5巻に比べたら,ずっと,いい感じです。おかげで,8月25日までには読み終わらなくては!というキツイ目標ができてしまいましたが(汗)


TOEIC860点マラソン Month 6

2005-04-29 23:07:04 | 英語・TOEIC
久しぶりにTOEIC860点マラソンの話題です。
ついに,Month 6を終わりました。週末は(何故かまだ)Month 4のテストだ!
Month 6は,釣道具屋さんの製品開発,NYミュージカルの予約,健康食品のパッケージ,バリアフリーのキャンプ場が課題でした。
釣道具屋さんは,実はアウトドアが趣味の私の得意分野なので苦労しませんでしたが,キャンプ場は「初めて」「ついに」引っかかりました。実は860点マラソンと言っても普通そんなに難しい問題は出ないのですが,第4週は結構難しい問題を出してくる事が多いんです。まああまり言ってネタバレしたらヤバイので,これ以上は言いませんが。‥ちょっと気をつけなくてはいけない系の問題ですね。
ミュージカル問題は,mezzanine seat(中2階)とか,orchestra seat(1回の前の方の席)という言葉を覚えて,ためになりましたね。

途中でMonth 3のテスト結果が返ってきたのですが,NZ旅行が役に立った?パートⅠがよくなかったので大した点ではありませんが,リスニングは私としては好調でした。(てことは,次は不調なんでしょうか?)しかし,得意なはずのパートⅦでまたまた大減点。いやはや,いつになったら,860点が取れるレベルになるんだか(汗)


今日もまた災難だ

2005-04-29 22:18:45 | 雑談
先週の土曜は,ウィルスバスター事件に巻き込まれましたが。。。

実は以前から,インターネットのできるPDAを欲しいと思っていて,今日,ついに,ザウルスSL-C3000が届きました。ROMをアップデートしようとして,メンテ画面に入ると,キーが全然効かないな? と,思って,電源を切ろうとしたら(電源を切るというのは,ウィルスバスター事件の悪夢を思い出すなあ),ななんと,電源スイッチが,本体の中にすっぽり入ってしまっているではありませんか~! (だからキー効かないんだよ)

写真とか結構入れちゃったので,なんとか使えないものか?と思い,ペンやら何やらでほじくり出そうとしましたが,傷をつけたら返品できないぞと思い,諦めました。

いや,それより,電源を切ることもできなくて困りましたが,ええ,電池をはずして切りましたよ。

ア○ゾンで買ったものですから,2度目の返品(1度目はハリポタの朗読CD。1,2,3,4,5 ...と入るべき物が,1,2,3,3,5,..という感じで入ってました)に挑戦する事になりました。1度目は電話でお願いしたのですが,今は,全てネットで手続きできるんですね。ただ,前回は,交換と返品の手続きをアチラで全部一緒にやってもらったのですが,今回は返品手続きは自分でしなくてはなりませんでした。

という事で,またまた休日の半分を無駄に過ごしてしまったのでした。このせいで,コンピュータの前で踊るヒュー・ジャックマンの映画を録画し損ねたし(泣)

精密機械は,(早いうちに)ボタンが機械に入ってしまわない事を確かめましょう!(笑)
あ,そうそう。1回目の返品騒ぎで思い出したのですが,結構大事な事なので。CD等,とりわけ枚数の多い朗読CDを買った時は,面倒でも返品可能期間中(できればすぐ)全部揃っているかどうか,確認しましょうね。

ハナミズキ

2005-04-29 19:27:30 | 雑談
自宅近くのハナミズキが満開なので写真を撮りました。同じピンクの花でも,木によって花が全然違うんですね!



それにしても,今日は暑かったです。ついこの間まで寒かったのに? 3月にNZに行った時,NZには日本のようなはっきりした四季はないんだよと言われて以来,何故かずっとひっかかっていたのですが,‥

もしかすると,実は東京には冬と夏の2つの季節しかないかも?? と思う今日この頃。。。

Chapter XIV : Return to Hobbiton (4)

2005-04-28 21:10:58 | Tolkien・HoME
クリストファーさんによれば,その後ガンダルフが袋小路屋敷に戻ってビンゴに会う所は,正式版と同じだそうですが,それに続いて,ビンゴに,指輪について何を知っているのか,と尋ねた所から違うのだそうです。

ビルボがどのようにゴラムから指輪を取ったか,その後の旅でどのように使ったか,ビルボが旅から帰ってからしょっちゅう使ったとは思えませんが,たまに便利に使える事もあります。サックヴィル=バギンス家の人達から隠れる時など。

しかし,指輪には不都合な面もあります。好きな時に消える事ができる,という事だけが指輪の特性ではありません。

するとビンゴは,あなたの仰る事はわかります。ビルボは"Well-preserved"と言われていますが,しかし,悪い点は見当たらないように思えます。何故,彼が指輪を置いて行ったか理解できてないのですが‥

ガンダルフは,不都合な面はそのうちわかる,ビルボは最近落ち着きがなくなっていたじゃろう。それも1つの兆候じゃ,と指摘。そして,彼に,気を付けて,指輪の事は秘密にするように,と,言います。

ガンダルフはしばらく旅に出て,なるべく早く会いに戻る事にします。シャイアのホビット達は,この頃ガンダルフの事をあまりよく思ってないようでした。彼らによれば,ガンダルフは厄介者で,平和をかき乱す者でした。

".. and some people are accusing me of spiriting Bilbo away."
あ,このセリフ,気になったんで,ちょっとメモっちゃいました。いえ,「千と千尋の神隠し」の英語題名"Spirited Away"が頭に浮かんできたもんで。ガンダルフがビルボを焚き付けると,確かに「神隠し」っぽいかも。(笑)

ビンゴは,(そんな事を言ったのは)オト(注:この時はロソがオトになっている)とロベリアみたいだ,と怒りを表します。もしビルボがどこに行っているか知っていたらなあ! 袋小路屋敷はサックヴィル=バギンスにくれてやる。

しかしガンダルフは,ビンゴに,袋小路屋敷に住んで指輪を守って,待つよう提案します。

ビルボについて行かなかった事を後悔するビンゴ,これも兆候なのですか,と尋ねると,ガンダルフは,

それはただあんたがビルボを好きというだけの事じゃ。彼は,あんたには辛い事だと知っておる。彼はここを出たくはなかったんじゃ。

ガンダルフは別れ際に,「もし何かあったら近くのドワーフに言うがよい。彼らにはわしの居場所がなんとかわかるようにしよう。」と言います。そしてLofarに手伝ってもらって,袋小路屋敷を出ました。

袋小路屋敷のドワーフの役割,結構大きそうですね。このまま行ってたら,またちょっと違う話になったかも,ですね。

OOP CD : Chapter 27: The Centaur and the Sneak (1)

2005-04-28 21:10:05 | ハリポタ5巻
***5巻既読前提です。***
この辺りから,各章毎にドラマチックな出来事が起きますね。いよいよ本当にクライマックス近し,です。
それにしても,前の2章が凝った章名を付けていたのに比べ,ここの章名は,まんまですね。(笑) ま,いっか。

誰かが"Sneak"を"Snape"と読んだとか言っていたような気がしましたが。

パーバティとラベンダーは,"astonishing blue eyes"にヤラレタ? 新しい占い学の先生にうきうき。ハーマイオニーに,後悔してるでしょ。と言う始末。でもご安心を。彼女達は,ちゃんと,トレローニー先生の部屋を訪れ,その後の様子をチェックしていました。彼女はアンブリッジのいるホグワーツにはいたくない様子。

ダンブルドア先生はフィレンツェの為に,1階の普段使われない部屋を「改装」して,まるで禁じられた森にいるかのような環境を作りました。フィレンツェは,授業の中で,これから大変な時が来る,と言いました。‥ふむ,何か特別な意味があるのかあと思いましたが,ケンタウロス達は,1巻でもヴォルデモートの登場を「予言」と言うより,「公言」のようなニュアンスで言ってましたので,ここも似たような意味合いでしょう。6巻以降に起きる事を,「公言」したと言っていいでしょう。

後で出てきますが,ケンタウロスという種族の特性からすると,フィレンツェは彼らの種族の中では,桁外れに優しいですよね。

授業の終わりがけに,彼はハリーに,ハグリッドのやっている事は役に立たないと言ってくれ,と警告します。しかし,これは,将来(6巻以降)に渡っての話? だとしたら,ちょっと心配。

ハリーは苦労してハグリッドに伝えようとしますが(そもそもハリーは彼が何をしているのか,知らない),どーもイマイチ的を射ない様子。

しかし,DAミーティングはこの日も快調でした。。。
ハリーは,誰かが出入りするのを感じるんですね。しかし,誰が出ているのか入ってきたのか,気にしていません。

少しすると,ドビーが慌ててやってきます。ドビーは,先生に禁じられている為に,何が起きたのかうまく言えません。しかし,ようやく,アンブリッジに見つかったと理解したハリー。

"What are you waiting for? - RUN!"
実は私,このシーンを読む(思い出す)度に,ある映画のあるシーンを,それも音楽まで付いて(笑),思いだすんですよ。炎をバックに,石造りの洞窟の中を同じセリフ,「RUN!」と,言って皆で走り出す,‥あ,あの人も魔法使いでしたね ガンダルフ。

ええ私あのシーンで,この英語,「RUN!」の使い方をマスターしました。

ちなみに,"What are you waiting for?"もあの映画のセリフでしたね。そうだ,この言葉も,あの映画で理解しました。そうそう,やおらそう言って,斧で指輪を叩き割ろうとしましたよね。ギムリ。


OOP CD : Chapter 26: Seen and Unforeseen (2)

2005-04-28 00:57:49 | ハリポタ5巻
ちょっと順番が前後してしまいますが,ハリーがQuibblerの読者から手紙を受け取る前の日,彼はスプラウト先生とネビルが,マクゴナゴル先生のバグパイプでダンスを踊っている夢を観るんですね。これって何かの複線のような気がして‥‥。
しかしその後ハリーは,また例の廊下の夢を観てしまいます。

ハリーはQuibblerに登場して以降,人気急上昇! シェーマスとは仲直りできるし,チョウとの仲も戻るんじゃないかと思うほどです。ドラコ,クラッブ,ゴイルは,父親達が死喰い人とバラされてピンチ。各先生方は,ハリーに密かに得点をくれたりプレゼントをくれたりします。(先生方と生徒との私語はEducational Decree Number 26により禁じられています)

クィデッチの試合は,ハリーやフレッド,ジョージのいた時代には及ばないものの,ロンは特訓の効果が出始め,ジニーが予想以上にいい活躍をします。思ったほどは悪くなさそうです。今度ハリーが帰ったら‥と話すジニーに,ハリーは「生涯出場禁止になったんだよ」と言いますが,「それはアンブリッジがいる間の事だけでしょ。」とまたピシャリ。

しかし,ハリーは今度は,自分自身が「You-Know-Who」になってしまう夢を観ます。アズカバンから脱走したルックウッドが何か失態をやらかしたようです。ボードさんの死の秘密もどうやらわかってきます。彼はヴォルデモートの命令で何かを取り除けようとしたのですが,失敗して記憶がおかしくなり,聖マンゴにいた? そして口封じの為に殺されてしまったようです。‥と,ハーマイオニーの推理ですが,ハーマイオニーは,ふいに,ハリーがOcclumencyの勉強が進んでいないから,この情報を得たと察知。

再びハリーとスネイプ先生のOcclumencyのシーン。さっぱり進歩のないハリーにスネイプ先生は不機嫌だったのですが,ハリーはついに,スネイプ先生の子供の時の悲惨な記憶に辿り着きます。バックで誰かが言い争う声,誰かに笑われる惨めな少年‥‥スネイプ先生はひどく焦ります。

ところがここで女性の悲鳴が‥。
何事かと駆け付けるスネイプ先生とハリーが見たのは。。。

*****ここ5巻で1番好きかも。*****
ほとんど気もく狂わんばかりのトレローニー先生。蛙お婆が彼女をクビにする事を決定,出て行くことを強要しています。蛙お婆の勝ちかと思ったその瞬間,ダンブルドア先生が現れます。彼はアンブリッジ先生には,彼女を追い出す権限までは与えられてないと言い,マクゴナゴル先生に彼女を連れていくよう命じます。スプラウト先生とフリットウィック先生も手伝って,トレローニー先生,退場。
ここで,新しい占い学の先生を魔法省から呼ぼうとするアンブリッジ先生に対し,ダンブルドア先生は,自分の決めた先生を紹介しました。

生徒達の驚きに迎えられたのは,‥蹄の音。
1年の時に会った,ケンタウロスの中で唯一ハリーに優しかった,フィレンツェでした。


Odyssey読書 : 10 Circe (2)

2005-04-27 23:24:34 | BookClub
Odysseusは部下を2つに分けます。1つは船に残り,もう1つ,Eurylochusをリーダーとするそのグループは,森の空き地にあるCirceの屋敷に向かいます。

Eurylochus達は,Circeの屋敷の周囲にライオンや狼がいるのを見ます。しかし彼らは,後ろ足で立ち,まるでペットの犬のように人懐っこく寄ってきます。一方,女性が歌っているのが聞こえてきました。彼らは恐る恐る,玄関に来て,Circeを呼ぶと,彼女は彼らを招き入れます。しかし,Eurylochusはこれを怪しみ,外に留まります。

Eurylochusの部下達は,CirceにPramnosのワインや料理でもてなされました。ところが,Circeは料理にある「毒薬」を入れていました。その薬は,故郷を忘れさせてしまうものでした。しかも,彼らの頭は豚になってしまい,豚小屋に連れて行かれてしまいます。Circeは,彼らに豚の餌を与えます。

仲間が戻ってこない事を察知したEurylochusは,Odysseusの船に戻り,罠にはめられたと話します。彼は怒りのあまり,言葉がなかなか出てきませんでした。やっとの事で話を聞きだしたOdysseusは,皆を助けに行こうと言いますが,Eurylochusはここに残りたいと言います。

Circeの家に向かうOdysseusの前に,Hermesが現れ,こう言いました。
「もし部下を助けたいのなら,この薬草を持っていくのだ。これはCirceの毒薬の解毒剤だ。彼女の毒はあなたには効かない。次に,彼女は杖で打とうとするので,剣を抜いて,殺そうとするような素振りを見せるのだ。すると彼女は命乞いをし,あなたをベッドに誘う。女神の申し出を断ってはならぬ。そして,あなたと仲間に,二度と悪い魔法をかけない,と誓わせるのだ。さもなくば,裸にされて,勇気と男らしさを奪われるぞ。」

Odysseusは,言われた通りにしました。すると,Circeは,Hermesの言った通り,彼に二度と悪い魔法はかけない,と誓いました。

Circeは,豚になった部下達を元通り(元より若くハンサム)にしてもらいました。そして,船に戻って残りの仲間を連れてくるようにと言われたので,船に戻ると,仲間達は,それはそれは大喜び,でした。

OdysseusとCirceとの間にあった事はさらりと書いてありますが‥(^^)


OOP CD : Chapter 26: Seen and Unforeseen (1)

2005-04-26 23:39:13 | ハリポタ5巻
この章も,前の章に引き続き,またまた凝った名前です。この章は,"seen"(見える事,理解する事)と"unforeseen"(予期しない事,意外な事)で一杯ですよ。それぞれ幾つあるか数えてみよう!と考えるのも面白いですよ。

前の章の最後で,リータ・スキーターは,ハーマイオニーに脅されて仕方なく引き受けたんですね。(脅しの言葉を聴きそびれてた(汗))しかし未登録動物もどきの件は,ドラコ・マルフォイも知ってますよ。彼の方が何か変な事に使わないか,にわかに心配です。
まあ,とにかく,ハリーはリータにヴォルデモートの話をします。。。

食事の時間,ハリーを全く無視して席につくチョウを見て,ハリーに何があったのかと聞くハーマイオニー。バカ正直に話すハリーの話を聞いて彼女は仰天しながらも納得。おっと,「tactless」って言ってますね。(笑) ハーマイオニーはびっくりするほどよくわかってますね。まるでチョウの心理を見透かしたかのようです。

ロンとジニーが,クィデッチの練習から帰ってきましたが,2人共泥だらけで憮然。もうアンジェリーナはほとんど泣いていたとか。グリフィンドールのクィデッチチームは,最悪の状況らしいです。

ある朝,食事の時間,ハリーはたくさんのふくろう便を受け取ります。ハリーの勇気を称えるもの,感謝するものがやけにたくさん。どうやら,Quibblerが発売されたようです。それを読んで大喜びしている彼らの前に,アンブリッジ先生がやってきます。彼女は事情がわかると,グリフィンドールから50点減点,1週間の処罰を与えます。ここでちょっと意外に思えたのですが,彼女の剣幕の割には,ハリーは退学処分にはならなかったんですね?

Educational Decree Number 27 : Quibblerを所有する者は退学とする
がすぐ施行されますが,これはあまり有効ではありません。ハリーの考えを理解した事により,それまでバラバラだった生徒達の考えがまとまってきたんですね。

また,この辺りから,アンブリッジ先生の魔法使いとしての能力が,見えてきます。彼女は異様に短い杖を持っている,とありましたが,どうやらその意味がわかってきました。生徒達は,彼女から簡単にQuibblerを隠す事ができているようです。


Run!Run!Run!