ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

HoME8 3-II:Book Five Begun and Abandoned (8)

2006-08-31 23:50:12 | Tolkien・HoME
<下書き>
(続き。。。ホントに中途半端な所からで失礼します(笑)) (噂は打ち消さないと)どんどん大きくなってしまうと思ったからです。― きのう,アラゴルン様がこちらにいらっしゃるまでは。。そしてアイゼンガルドが陥落した事やその他いろいろ起きた事を聞きました。そして私達は皆,王様にお会いしとうございました。早くお祝いしたくて。。
</下書き>

エオウィン,今度はお父さんについては語りませんでした。彼女のお父さんの名前は既にエオムンドとなっているので,エオサインは間違いなんですよ~(笑)

で,続きです。
<下書き>
彼らは馬で一緒に進みます。アラゴルンがセオデンの横に付き,エオウィンは兄の傍に付いて楽しそうに言葉を交わします。メリーは後ろを走りますが,忘れられてしまったと感じていました。アラゴルンが微笑みかけますが,言葉を交わすチャンスはなく,レゴラス,ギムリ,ピピンはどうしたのか訊く事もできませんでした。

セオデンはアラゴルンに「何か情報は集まったか? どちらの道から来られたのだ?」と尋ねます。
アラゴルン「丘の麓を回ってきました。山道は通りませんでしたがエドラスを通って馬鍬谷に上がってきました。エドラスには敵の侵入した気配はありません。見張りを少し残して何かあったら知らせるよう言ってあります。しかしローハンの軍勢はここに集まっています。砦は人で一杯で,高台はテントで一杯です。これはガンダルフの仕業(doing)です。どうも彼は先にエドラスに着き東へ向かったようです。そして王の名で,草原に大勢集まる事を禁じ,ここへ来るように命令したようです。

アイゼンガルドに向かって飛ぶ暗い影はここからも見えました。2回だったと思います。星を覆い隠し,今まで何物も恐れた事のない男達まで震え上がったようです。

まだ集まれる者が全て集まったわけではありませんが,殆どは集まっています。そしてローハンでない者達も来ています。モルドールを嫌う者はエドラスかミナス・ティリスに行くとよいという噂が遠い国まで広まっています。長身の褐色人は,あなたと戦った者もいますがサルマンを知らない者もいます。彼らはロヒアリム以上にオークを嫌っていますよ。闇の森の人間達,empty land(アンドゥインの両岸)のごろつき達,そして,最後に,1番少人数ですが,私にとっては最小などではない,北から7人のレンジャーが来ました。彼らは私の部下であり,エレンディルの民の生き残り。彼らは私を捜してここに着いたようです。」

(もしかして正式版読み落としかもしれませんが(笑),アラゴルンの仲間の野武士さんは「7人」だった,と初めて知りました! ふむ,7人の野武士さんねぇ。でもこの頃ってまだ,荒野の七人も七人の侍も,まだなかったですが。‥まだ出会うシーンは登場してないようですが,彼らはこの時既にアラゴルンを捜して追ってきたのですね。)

「槍と馬は幾つ集まっているか?」とセオデン。
「1万に少し足りない位です。ただ,これは,熟達した馬の乗り手で,フル装備を持ち,遠くへ行く準備の整った者の数です。歩兵やポニー,剣と盾,弓を持った射手や,谷を歩く軽装備の兵もおります。騎士達がローハンを離れる時には,自宅を守る兵を集めなくてはなりませんね。」

(続く)
</下書き>

Alice's Adventures in Wonderland (1)

2006-08-31 00:34:48 | BookClub
Chapter 1: Down the Rabbit-Hole
なにしろこの本は子供の頃の愛読本‥いや大人になっても読んでるぞっ(それも翻訳版)(笑),もちろん,原書に挑戦したのもこの本が最初でしたよ。高校の時,最初に読んだのですが,当時の高校英語教育の「悪しき習慣」に則り,最初の段落で,いきなり「日本語に訳せないから」挫折しました。(ド汗) 次に読んだのが,英会話学校に通い始めてまもなくの頃。実はその時は,ポタ1巻に挑戦したのですが,そちらは難しくて読めなかったので,こっちに移って,‥高校の時のていたらくがうそのように,ちゃんと読めました。で,ブログを初めてからは,去年,ポタ6巻が来る直前に,まるで疾風のように(笑)この本の下書きというか,オリジナル版,Alice's Adventures Under Groundを読みましたっけねぇ。(もう覚えている方はいないと思いますけど,こちら(笑))

そ~いえば,この本原書難易度調査をしていませんでした。(笑) こちら(笑)の指標でちょっと計算してみよう。

文章  A+
セリフ A+
ボキャブA+
専門語 B
構成  A
論理性 B
合計  9.5

で,私の分類では,初級レベルではあるけど,単純に初心者向けではない,と,見ました。やっぱ高校レベルではちょっと難しかったしね。

で,1章の話ですが,ここはAliceがうさぎを追って穴に入るというお馴染み(ってどこもお馴染みですよこの話(笑))のシーンですが,学校で習った事とか,結構彼女の年齢にしてはレベルの高い話も出てきます。ところで,イギリスの真裏はNZかオーストラリアって,もうこの頃(19世紀後半)には,小学生にも知られていたのですね。それ,結構びっくりしました。当時は,ちょうど,お転婆な貴族のお嬢様方が,スカートでミルフォードトラックの探索をしていた頃ですよねぇ。


6巻既読前提の Harry Potter and the Sorcerer's Stone おまけ

2006-08-30 23:27:56 | ハリポタ1巻
ハリーが生まれた前後の年表を作ってみました。

1970年代 ヴォ卿校長室を訪問。以降DADAは毎年交代(*1)
1977/6 ジェームズ,リリー,シリウス,リーマス,ピーター,スネイプ,エイブリー等卒
1977-1979頃 スネイプ,エイブリー等同級生で大量にDE加入
1978-1979頃 ジェームズ,リリー結婚
1979/7-8 ホッグス・ヘッドでトレローニーの予言。(*2) スネイプ立ち聞き
1979/9 トレローニー,ホグワーツに赴任(*3)
1979/9 ハーマイオニー,誕生
1980年前後 レグルス卒,DE加入,殺害(*4)
1980年前後 クラウチ Jr.卒,DE加入(*5)
1979-1995 洞窟の分霊箱盗まれる(*6)
1980/3 ロン誕生
1980/6 ドラコ誕生
1980/7 ネビル,ハリー誕生
1980-1981 ベラトリックス,クラウチ Jr.他,ロングボトム家襲撃
1981/9 スネイプ,ホグワーツに赴任(前任者はナメちゃん?)(*7)
1981/10 シリウス,秘密の守人をピーターへ
1981/10 ヴォ卿,ポッター夫妻殺害,ヴォ卿瀕死
1981/10 ハリー,ダーズリー家へ
1981/11 シリウス,アズカバンへ
1981暮頃? ベラトリックス,クラウチ Jr.他,アズカバンへ (*8)
1982以降 クラウチ Sr.魔法大臣候補No.1から没落

卒はホグワーツ卒業,DEはデス・イーターです。

(*1) ヴォ卿は既に昔のハンサムな面影を失っていた(6巻ハリーの証言)という事から「自分の顔に責任を持て」の40歳以降,また,第1次ヴォ卿恐怖時代が10数年続いていた(1巻1章),「君が何と呼ばれようとわしにはトムじゃよ」発言(ダンブルドア)等から,彼が校長室を訪れたのは1970年代ですね。またこの会見がヴォ卿に1つの転機を与え,スネイプ達の大量加入を招いたような気がするんですね。という事で,1970年代後半の可能性がより高いかなと思います。

(*2) イギリスでは先生のリクルートの時期は7月~8月。

(*3) 5巻の蛙アンケートで彼女の勤続年数→ホグワーツに赴任した年がわかります。

(*4) レグルスの生没年,知ってるんですけど,正式な資料でないんで。(笑)

(*5) 4巻で裁判を見たハリーの証言から,当時ホグワーツ卒業間もなさそうという事で。

(*6) 盗んだ人物はヴォ卿が誰かに殺される運命である事を知っています。また5巻でブラック家の掃除中に出てきたロケットがそれである可能性が高いので,盗まれたのはこの間。それにしても,レグルスが生きていた時代にやるより,ヴォ卿が消えていた1981年暮から復活する1995年の間の方が,当然全然楽。という事でR.A.B.≠レグルス説も捨てられない。

(*7) 5巻の蛙アンケートで彼の勤続年数がわかります。6巻2章でも当時既にホグワーツにいた事がわかります。またお気に入りのリリー達が卒業してまだ間もない事から,彼が来るまでナメちゃんがいた可能性が高い。

(*8) 4巻でシリウスがクラウチ Jr.が投獄された時の様子を覚えていますので,彼より後に来たという事がわかります。

という事で,物語の始まる頃は,大変な激動の時代だったという事がわかりますね。


これを見ると改めて判った事や,新たな疑問もありますねぇ。ルシウス・マルフォイがヴォ卿が消えた後,さっさといい人のフリをした事については,彼自身の保身もあったのでしょうが,愛息ドラコが生まれたばっかりです。これはやはり,そうせざるを得ないでしょうねぇ。パパは稼がなくてはなりません。(笑) いや笑い事ではありません;これ以降,クリーンな人だったけど,息子の事でだんだんおかしくなってきたクラウチ Sr.氏を蹴落とし,操り易いファッジ氏を擁立する為に頑張っていたんだなあと推測が付いてきますよね。

スネイプ先生がホグワーツに赴任したのは,ハリーの両親が殺された年です。(5巻での蛙アンケートで答えていた勤続年数と,6巻2章での彼の発言からわかります) この年に何故採用されたかというのも気になりますが,前任者と思われるナメちゃんが何故この年に逃げ出したのか(笑)も,気になります。え,ホグワーツは1番安全な場所のはずですよ。それにしても,ナメちゃんとスネイプ先生では気質が違い過ぎ。他の寮の生徒達は「もちろん」嫌がったでしょうけど,スリザリンの生徒達の反応はどうだったのでしょうか?

ハグリッドの,ハリーの両親の同級生達に対する思いがとても複雑で,気になりますね。ジェームズ,リリーとは特別な仲だった事を匂わせていますが,ジェームズの親友シリウスに対しては,元々大して仲がよさそうでもなく,もちろんあの事件後は,激しい嫌悪感を持っております。でも,ホンモノのデス・イーターだったスネイプ先生に対しては,ダンブルドア先生と同様,ていうか,むしろダンブルドア先生の意向とは関係なく,彼独自の判断で信頼しているような所をうかがわせたりとか。。(彼は予言立ち聞きの張本人がスネイプ先生,いや予言自体を知らないとは思いますが。。)

分霊箱を探そうと思っていたのですが,どうもそれらしき特定の品物は見当たりませんでした。(笑) 当時はまだ具体的な品物を決めてなかったのでしょうかね。


HoME8 3-II:Book Five Begun and Abandoned (7)

2006-08-30 23:12:35 | Tolkien・HoME
<下書き>
「何かニュースは?」と尋ねるセオデンに,アラゴルンは,砦に一杯の兵士が集まっている事,これはガンダルフが集めたもの,ガンダルフは東へ向かったようだ,ローハン以外からもたくさん来ている(モルドールに立ち向かう物はエドラスかミナス・ティリスへという噂があった),褐色人の国から,あるいは闇の森の境のwoodmen,北のレンジャー(元エレンディルの部下達,アラゴルン自身の仲間)も来ている,と,告げます。

セオデンは今度はエオウィンに,物事の運び具合を尋ねます。エオウィンは,人々の移動の大変だった事,厳しい言葉もあったけれど意地悪な言葉ではなかった事,でも着いてすぐに勝利を聞いた事,アラゴルンが約束通り来てくれるまで心配だった事,皆セオデンに会いたがっていた事,を話します。「今また新しい恐怖の影が差し迫っているけれども,まだ全てが翳ってしまったわけではありません。」と言って再会を喜びます。そしてセオデンの事を「遠い昔,私の父エオサインがオスギリアスで倒れて以降は,お父様です。」(クリストファーさんによると,"エオサイン"はチョンボとの事(笑))「さあ,いらして下さい! 全て準備は整っています。馬鍬砦は暗い所ですが,今夜は明りで一杯です。」

彼らは門を通り,Middle-stoneの脇,暗い入り口で馬を降りました。

馬鍬砦の内部には,大きな洞窟があります。大きな広間には,生き生きとした石柱が立っていました。奥には灯りに照らされたプラットフォームがあります。暖炉も煙も排煙孔も見当たりませんが,柱と柱の間には火が燃え,煙は通路の割れ目に流れていきました。何もなければ3000人程は集まれる広間に,王の祝宴の為に500人が座れるテーブルと椅子が用意されました。
</下書き>

洞窟の広間の大きさや換気についての記述がかなり具体的ですね。(笑)

さて次の下書きは,今の下書きのすぐ後に書かれた物だそうですが,途中まで殆ど同じ,ただし,残念な事に,メリーとアラゴルンのやり取りがなくなり(汗),エオウィンの,馬鍬砦への道のりはこんな感じに。。

<下書き>
「厳しい言葉もありました。長い間の,戦争もなく静かな生活を奪われたからです。でも意地悪な言葉ではありませんでした。私達はどうにか馬鍬砦に辿りつきましたが,まだいさかいが続いていました。勝利の知らせが来た時は大きな喜びでした。嫌な噂もありましたが,できるだけ打ち消しました。。。。
</下書き>

(おっとまた中途半端な所ですが,時間が来たので‥(汗))

HoME8 3-II:Book Five Begun and Abandoned (6)

2006-08-29 22:27:27 | Tolkien・HoME
<下書き>
(続き)セオデンはScada峠を通って黒根谷からレベンニンに入り敵の背後を襲う事を決意。アラゴルンは是非行きたいと志願。するとエオウィン「兄の代わりに一緒に参ります。」

一方メリーは,アイゼンガルドで約束した通り,セオデンの隣に座っている。アラゴルン,エオメル,エオウィンとはセオデンを挟んで反対側にいる。メリーはレゴラス,ギムリと話をしている。

レゴラス(?)馬鍬砦について語る。馬鍬砦に住んでいた人々の事,マークの王は毎年ここに来ていた(セオデンはこの数年間来てない)事など。

エオウィン,ワインを持ってくる。
アイゼンガルドで約束した通り,セオデンはメリーを左に座らせる。右にはエオウィンとエオメル。(ここでエオウィン削除→何故なら彼女はワインを持っていたからだ!(爆))
</下書き>

ダブった下書きだとは思いますが,それにしても何度も「アイゼンガルドで約束した通り‥」が出てきます。

次は長い下書きです。今度はPukel-menの走りが出て参ります。ただし呼び方はHoker-men,またはPookel-men(古英語でhocorは嘲りの意味)だそうです。
<下書き>
しばらくして彼(メリー)は振り返ると,谷から随分登った事に気付きます。下には長い兵士の列。
ようやく彼らは鋭い崖の縁に到着しました。そこから道は上の広い台地「荒角山のひざ元」へ続きます。緑の稜線が谷の上に伸びています。ここは山の上の大きな半円(より大きめな)形の凹みです。入口は険しい2つの峰の間の狭い割れ目で,そこから西側に土地が開けています。2列の形のない岩の列が,続いています。東側の壁には大きなドアが開いています。何かの印のような物が彫られていますが,誰も読めません。小さなドアが壁を覗くようにたくさんありました。

ここは,遠い昔の忘れられた人々によって建設された物でした。物語も歌もなく,名前も忘れられました。この場所は町だったのか,秘密の寺か,秘密の墓か,誰にもわかりません。ここにはアンドゥインに船が来て王様がゴンドールを建設する前から人が住んでいました。人々は消え,今では道の曲がり角ごとにHocker-men(Pookel-men)と言われる人達が残っているだけです。

王様が山の膝元に上がり,雪の鬣が石の通りを進むと,騎士達がやってきて挨拶をし,トランペットが鳴り響きます。(削除→メリーはその音が馬鍬砦の内部に響き渡るのを聞きます)

彼は道の両側にたくさんの灯りが灯っているのを見て驚きます。テントがぎっしり寄り集まって,煙でぼんやりしていました。するとまたトランペットが鳴り,砦の中に響きます。そして騎士達が集まってきました。

メリーはアラゴルンがその先頭にいるのを見て喜びます。隣には三つ編みの女性がいました。彼女はマークの戦士の衣装をまとい,腰に剣を下げていました。

エオウィン姫とセオデン,エオメルとの再会は喜ばしい物でした。メリーはお許しを待たずに先へ進みます。「トロッター! トロッター! また会えて嬉しいです! ピピンはいる? レゴラス,ギムリは?」

「ピピンはいないよ。ガンダルフもここにはいない。しかしレゴラスとギムリはいる。探しに行ってもいいぞ,ただし,ドアが開いてない所をウロウロするんじゃないぞ。案内人がいないとすぐ迷うし,探すのに何日もかかるぞ。」(続く)
</下書き>

アラゴルンがメリーにこんな忠告をしている所は面白いですね。この辺りは何か,正式版と映画とごっちゃになったような世界です。(笑)

A Dog of Flanders

2006-08-29 21:47:06 | 読書
今寝る前の一時に読んでいる本でございます。

数年前,日本からの観光客がベルギーのご当地へ行ったら,この話が知られてないので,ビックリという事がありましたが,更なるビックリ。実は原作はイギリス,作者はフランス系イギリス人。つまり,英語がわかれば原書が読めるノダ!

子供向けで短い話ですが,癖が強くて一文が長く,英語初心者向けではありません。日本語に訳す癖の残る人にはち~とキツイぞ。ゲド戦記は原書で読めるぞ程度の人向け。(文体が似てます。)


6巻既読前提の Harry Potter and the Sorcerer's Stone 感想

2006-08-28 23:59:03 | ハリポタ1巻
原作の1巻を読んだ事自体,5年ぶり位だし,ちゃんと読んだのは初めてです。今更の驚愕の事実や,6巻まで読んだからこそのお楽しみもたくさんあって,楽しかったですねぇ。何より驚いたのは,1巻ってとっても面白いんですよね。

まあだからこそ,世界的に有名な小説になったわけなのですが,でも既にほとんど終わりに近い所まで読んでいるのに,今読んでも,なお新鮮というのは,スゴイです。

それと,物語全体のテーマが,この時既にきちんと盛り込まれているというのにも驚きました。6巻を読んでから読んでも全くぶれる事もなく,それどころか,なおさらはっきりわかるという仕掛けになっております。で,且つ,7巻で主要登場人物がどうなるのか,読めるんだけど,‥読めない(笑)。‥ホントにしっかりした構想の下に描かれた物語なんですね。

偉大な小説家でも新人時代の著書には,全盛期に比べたら読みにくかったり,雑な部分が見える事がありますが,ローリングさんに関しては見当たらないんですね。文章のレベルもバラツキなく揃っているし。5巻,6巻に比べると話は随分コンパクトですが,だからと言って,雑な書き方にはなってないんですよ。いやホントに彼女は,天才です。(笑)


HoME8 3-II:Book Five Begun and Abandoned (5)

2006-08-28 23:44:40 | Tolkien・HoME
金曜に木曜の続きを読もうと思っていたら,「間違えて」ハリポタ読んでしまいました。(笑) ようやく,今日続きが読めます。

<下書き>
(続き)彼(メリー)は,山が好きでシャイアでフロド達と出かける時も山に強い関心を抱いていました。彼は時々セオデン王と一緒に並び,シャイアやホビットについて話をしました。メリーの言葉はセオデンには少し難しかったですが,彼らはとても仲良く歩きました。でも夕方になるといつも彼は1人ぼっちでした。アラゴルンはレゴラスとギムリを連れて行ってしまったし,ピピンがいない事も辛い事でした。旅の仲間はバラバラになってしまったようです。

やがて彼らは雪白川の石橋に到着しました。。。
</下書き>

メリー山好きだったとは知りませんでした!
この時点では,何故,アラゴルン,レゴラス,ギムリが先に行ってしまったのかは説明がないそうです。(が,例によってエオウィンが(セオデンの一行と一緒に来た)アラゴルンに挨拶したという記述もまだ消えておりません)

この辺りの下書きで注目すべき点というと,今まで「馬鍬砦」自体が山の名前でしたが,この辺りから荒角山という山に代わり,一層険しくギザギザになります。

次の下書きです。今度は鉛筆で。

<下書き>
エオルの家の子が初めて馬鍬砦に来た時,彼らは洞窟にただ1人,知らない言葉を話す年老いた男が住んでいたのを発見しました。彼はいつも何かを伝えようとしていました。しかし誰も彼を理解できないうちに死んでしまいました。仲間はどこへ行ったのでしょう?

アラゴルンとエオウィンが彼らを出迎えます。騎士達がガンダルフの命令により馬鍬砦に集合していると告げます。ガンダルフは数日前にエドラスに寄り,既にたくさんの騎士や見知らぬ種族が来ています。どうやって集めたのかはわからないが,かなり遠くまで呼び出しがかかったようで,レンジャーや闇の森の人々(エルフではなくWoodmen)の遣いも来ています。

彼らは皆王の帰還を喜んでいます。
メリーは王の傍に座っていました。
</下書き>

へぇ~これはなかなか面白いですね。レンジャー(裂け谷のレンジャーの事でしょうね,もちろん(笑))はガンダルフの依頼で来たという事がほのめかされております。それに,闇の森の人間(ビヨルン一党の事でしょうかね)も参加の予定だったんだ。

次はインクで重ね書きした粗い下書き。

<下書き>
エオウィンは彼にワインを捧げる。彼は喜ぶ。
セオデンがカップを飲み干した時,ミナス・ティリスからの使者が到着。バラヒア? ハルバラド?
彼(使者)は1万本の槍を要求。スワート人が攻めて来た。サウロンの部隊はNargul?を越え,ハラドとウンバールが呼応している。ウンバールの港から元ゴンドールの物だった船が出港。アンドゥインを遡り,アナリオンに達している。同時に敵は川を越えオスギリアスを再奪取。冬に1度奪回した物だが。。スワート人はレベンニンを破壊。スパイは大きな船がいる事を伝える。‥‥(解読不能)

セオデンは,それは彼の国の能力を超えていると答える。
エオウィンは,エオルの息子xxxの息子ブレゴの時代にそうしたように,女も参戦すべきと言う。

お~~っと! ここで途中ですが,久しぶりに本を置いてコーヒー買いに行きました!(爆) 原文Eowyn says that women must ride now, as they did in a like evil time in the days of Brego son of xxx Eorl's son, when the wild men the East came from the Inland Sea into the Eastemnet.さらに驚いた事に,この後誰もエオウィンを止めません。(そう言えば,この下書き時代は,まだエオウィンはアラゴルンの嫁にするか,戦死するかという時代でした)さて,エオウィンの運命やいかに‥!?

でも,本当は,どうしてエオウィンを当たり前のように戦に出したか?,ではなく,どうして正式版のようなキャラクタになったのか?の方が気になります。HoMEを読んでて,果たしてそのいきさつがわかるのでしょうか?

‥と,盛り上がった所で,残念ながら時間です。

6巻既読前提の Harry Potter and the Sorcerer's Stone (27)

2006-08-28 23:35:42 | ハリポタ1巻
Chapter 17: The Man with Two Faces (3)
ハリーは後でロンやハーマイオニーとの会話で不思議な事言ってますね。「まるでダンブルドア先生が,僕にヴォルデモートと戦うチャンスをくれたみたいだ」 え~?まさか,ホントなんですかね? 確かにダンブルドア先生は,ルーピン先生が在職中には言えなかった事を平気で言う位,規則には全然こだわりを持っていませんが,それとこれとは違うでしょう!!

ハグリッドが,ハリーに両親の写真をプレゼント,したのですが,実は両親のお友達から集めた物でした。は~,忘れたというより,知らなかった。でも,いいですねぇ~。(スネイプ先生からのはあったのでしょうか?(^^;))

そして終業式パーティの日,ロンが得点を頂いた理由が,「チェスに勝ったから」? この辺の事情は皆さんどの位知っているのでしょうか? 知らなかったら,「????」ですよね。(笑) ハーマイオニーのもそうですね。(‥ってか,『ロジック破り』じゃますますわかりにくい(爆)) で,ハリーの「邪悪と戦う勇気」。ネビルの「友と戦う勇気」。友と戦う勇気って,10点しか付かなかったですが,これはすごく重いなあと思います。

またすっかり忘れていましたよ。学年末にホグワーツからホグスミード駅に向かうのは,ボート? 1年生だけなのでしょうかね? 1年目からThetral見えちゃったら悲しいから,心配りなのでしょうか?

‥で,皆慌しくロンドンへ戻って行くのですが,ハリーを見て大騒ぎのジニー,Duesleyさん達は,夏休み中魔法を使えない事を知らないんだとほくそ笑むハリー,と,将来巻への伏線もたっぷりに,1巻は終了。


別件緊急企画

2006-08-27 23:29:04 | 読書
いや~ポタ1巻読み終わったら2巻行きたかったんですが,別件で急にこの2冊を読まなくてはならなくなったので,1巻終わったら,‥行きます!



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