ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

The Poisoned Chalice : Chapter 8

2010-05-27 01:45:06 | Athelstan・Doherty
The Poisoned Chalice (Tudor Mysteries 2)The Poisoned Chalice (Tudor Mysteries 2)
価格:¥ 1,154(税込)
発売日:1993-01-14

余談ですが、あのメアリーアンの姉妹がクロード王妃の侍女やってたんですよね。アンは通訳として常にクロード王妃に付き添っていたそうですが、シャロットがフォンテンブローでアンを見たと言ってない事から、彼女は既に帰国していて、ハンプトン宮で見たのがアンだったという事かな?(^^;) のちにアンリ2世の愛妾になったディアーヌ・ド・ポアティエも侍女だったというから、クロード王妃は美女に囲まれていた→美女を集めるのが上手だった? フランソワ1世の策略?

watered wine‥‥,ドハティ小説には良く出てくるけど,普通こういうのは飲まないよねぇ~。。。Wikiで調べてもないし。

翌朝,前夜のパーティの噂で持ちきりの大使館一行。ベンジャミン,フランチェスカの香水を誉めますが,スログモートン,香水なんてどうせ硫黄と水銀でしょ,と言って,夫人からひんしゅくを買います。

そこへ,フランス国王から召還。何でも裁判を見て欲しいとか。18才以上の男子の義務なのだそうです。クリントン氏,夫人を部屋に引き取らせ,男性だけでお出かけ。当時のフランスの,すさまじい処刑を見物させられてしまいます;(汗)内容は書かないでおこう。。。ちなみに,この時代はまだギロチンはありませんね。

イベント終了後,これはフランス王からの警告かなと噂するベンジャミンとシャロット。ひょっとして指輪を取り返しに来たの,知ってるんじゃない?とか。また2人は,コードネームラファエルについて推理を考え中。そうそうこの名前,犯人の正体につながっているんだっよねぇ。

ベンジャミンとシャロットは,今度はフランス王の談話室に呼ばれます。シャロットはボーバンの手招きを無視。中庭には国王が自分で捕まえたという頑強な猪が放されます。像を幾つかすっ飛ばすのを見て,思わずため息の皆さん。シャロット興味を持って城壁から身を乗り出したその時‥‥‥!!! 誰かが彼を押します。バランス崩して中庭に落ちそうになったシャロット,ベンジャミンが手を差し伸べますが,結局中庭へ。猪が彼の方へ突進。万事休すと思ったその時,矢が突き刺さり,猪はその場に倒れます。

猪を撃ったのはベンジャミンでした。ベンジャミンはシャロットを中庭から連れ出します。部屋に戻ると,クリントンとダコート,そろそろ大使館へ帰りましょうと皆さんに提案。

フォンテンブローを出発して暫くして,クリントン氏,馬の調子が悪いとスログモートンに診てもらいます。その間,皆で昼食。ベンジャミンは,ワインに毒が入っているのではと警告しますが,とりあえずOK。

ところが,休憩が終わって歩き始めて1時間ほど経つと,スログモートンが,毒を盛られた!と言って倒れこみ,絶命。モービッソン城に帰って検分するも,答えは得られず。

ベンジャミン,シャロットに,この頃アヤシイミレットをつけるよう命じます。そしてさらに,パリへ行って,Maillotinsの仲間を探して彼らが何か困っていないかを探り,王に気に入られるような最高級の娼婦を手に入れる仕事を仰せ付けます。

誰か殺人者が身近にいるはずですが,ベンジャミンは,モービッソンとパリの大使館分室との間で何かやり取りがあると情報が行き来したと見ています。


The Poisoned Chalice : Chapter 7

2010-05-23 11:01:08 | Athelstan・Doherty
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その夜またもや大事件発生。ペックルに叩き起こされたシャロットは信じられない光景を目の当たりに。なんと,モービッソンのイングランド大使館は,まるで映画TTTのヘルム峡谷の戦状態。(^^;) 武装した大使館の兵が城壁に弓矢を持って駆け上がり,今まさにオークが大槌で城門を破ろうとしている所でした。ベンジャミンも武装して事態収拾に向かいます。慌てて戻ってきたシャロットに,セオデン化した(笑)ダコート,「臆病者でいる場合ではないぞ!」その言葉に慌ててアラゴルン化した(爆)シャロット,手勢を引き連れ城壁へ。城壁にかけられた梯子から入ってくる敵に雄叫びと共に勇ましく飛び掛ろうとしたその時‥‥

カ~~~~ット!!!!

あれぇ?な大使館の面々。別にひよどり越えが来たわけでもない(笑)のですが,とにかく,戦いは終了。

翌日ボーバンがやってきました。意識的に避けるベンジャミンとシャロット。ボーバンはダコートに取り入って,自分の手勢を城に置く事に。ふん,どーせベンジャミンとシャロットを見張るスパイを入れる為の口実でしょっ、な2人。しかし,ボーバンは,大使館のメンバーをフォンテンブロー城でのフランス国王の宴に招待して行きました。シャロットは,それならヘンリー8世の指輪を奪い返そうと提案しますがベンジャミンは反対。

フランス国王フランソワ1世(当時のシャロット達とそんなに年頃も変わらないのね)の居城はとてもおしゃれだったそうです。ダコートとクリントン夫妻には個室があてがわれ,その他のメンバーは城のてっぺんに泊まる事になりました。しかしこの中に殺し屋がいるはずだと思うと落ち着かないシャロット(笑)雑魚部屋の外にはイタリアの巨匠ラファエロ=Raphaelの絵画。それを見て,「ラファエル」とは,単なるコードネームというだけでなく,絵画の巨匠だったり,大天使ラファエルだったんだと気付くシャロット。

昼食の時間,イングランド大使一行は奥の部屋に招かれますが,そこでピンクのマントに青タイツ,スワロフスキーなチュニックに金のバンド(げっ趣味悪(爆))といういで立ちのボーバンを発見。フランソワ1世はクロード王妃とお出ましになりますが,ダコートの超長演説に飽きると,アキム(Hakimでしょ(笑)→Shahnamehのお陰でそんな事まで知ってる私(笑))というアラビア系「猫科動物」使い芸人の芸を勝手に楽しんでおります。

食後こっそりミーティングベンジャミンとシャロット。今回のイベント中に消える奴は怪しいねと同意。まだ指輪の事でブツブツつぶやくシャロットに,ベンジャミンは,ウルジーには魔法の指輪で操られている「demon」がいるとアグリッパから聞いたと言います。しかしシャロットはウルジーの政敵は透明マントを持っていると。。(ええ! 魔法の指輪と透明マントは「伝統のお約束アイテム」なんですね(笑))

夕食はとても豪華だったそう。まるでホグワーツの大広間がそこにあったかのような描写でした。しかしシャロットは,食事中にミレットが消えていた事に気付きます。


The Poisoned Chalice : Chapter 6

2010-05-23 10:04:28 | Athelstan・Doherty
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ベンジャミンとシャロットは亡くなったモービッソン村のジェラール牧師がいた教会を訪ねます。そこにはリカールという牧師さんとシモーヌという少女のお手伝いさんがいました。(どうせシモーヌはお手伝いさん以上の存在でしょ,と勝手に思ってるシャロット(笑))リカールは近所の檀家さんに合わせるかのように質素なたたずまいです。(一瞬アセルスタンを思い出す)

ちなみにジェラールはアッベ・ジェラール,リカールはクーレ・リカールと呼ばれてます。アッベ(Abbe)クーレ(Cure)どちらも牧師さんを現す言葉ですが,Abbeの方がほんの少し偉い人のようですね。CureのWikiのその記述とクーレ・リカールの外見から,Cureとはまさにアセルスタンのような坊さんですね。おそらく英語のcure(治療)はもちろんcare(世話)もここから来たのでしょうね。

クーレ・リカールから,アッベ・ジェラールの人柄とその日の行動について話を聞き,教会を見せてもらおうとしたまさにその時,突然,武装した男達がやってきました。見ると赤毛の男ばっかり。しかもLion Rampantの旗。スコットランドです。実は何と,当時イングランドに対抗心の強かったスコットランドは,こうしてフランスの為に働いていたんですね。

そうこうしているうちに,1人の男が現れました。その容貌の描写(スペイン風の靴とか。。)からうっかり例のあの人かと思っちまいましたが,それってマンガ読み過ぎ(爆),それにWiki見ればわかるちょっと前の人でした(^^;) まあでもかの家の旗がコレだそうで,何となくスコットランドの旗に似てるよな。。。

するとこの伊達男,ボーバンと名乗り,ベンジャミンとシャロットをスパイか?と疑いながら,優雅に脅し始めます。強面スコットランド兵をバックに,城までお供しましょうと言われたら,おとなしく一緒に行くしかありません(爆)。しかもベンジャミンとシャロットも良く知るイングランドの恋歌をビオラで弾き,皆で歌いながら‥‥

強制的に城に戻らされたベンジャミンはもうカンカン。大使館の人達をすぐに招集。この時シャロットは,フランチェスカが"SUL"とラベルされた小瓶を持っている事に気付きます。(何でしょ?sulfur系?)そしてベンジャミンは自分達の目的を話して,大使館員にちょっと揺さぶりをかけます。ボーバンはベンジャミンとシャロットをスパイだと思っているようで「ラファエル」からの情報を基に動いているようだけど,「ラファエル」に関連するような事は何も言ってないので,中途半端な情報が伝わっている可能性があり,そこからラファエルを特定できる可能性がある,との事。


The Poisoned Chalice : Chapter 5

2010-05-23 08:33:01 | Athelstan・Doherty
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シャロットとベンジャミンは,ファルコナーの遺品を調査。ファルコナーには家族がなかったので,遺品は王様のモノになるのだそうです。しっかしあのヘンリー8世のモノになるって。。。とブツブツ文句を言ってるシャロット(笑)はほっといて。。。ファルコナーさんは質素な人だったようで,アクセや服は地味。その中で目を引いたのは,やはりキリスト教の季節のイベントをあしらったカップのセットですね。

2人はダコート大使の書記官無愛想なペックルを訪ね,ファルコナーの遺したドキュメントを調査。すると意外?にもファルコナーは鳥好きだったようで,精巧なスケッチがたくさん遺されておりました。ベンジャミンはこれを見て,ファルコナーが塔に上がったのは,鳥の観察の為で,やっぱり殺人事件と断定。

その帰り,シャロットは憧れのフランチェスカを見かけて声をかけます。しかし通り一遍の挨拶の後は彼女はシャロットに興味なさげ。しかもちょっとよろっとした彼女に手を差し出すと,彼女は激怒して「触らないで!」 ベンジャミン,クリントン夫人は何かに苛立ってるね,で,城の周りで誰かが見張っている,きっとほどなくルシフェリに会えるだろう,と,言います。

翌日の早朝,大事件発生。ワルデグレーブが,ダコートの愛馬バルカンに‥‥(汗)何でもバルカンは軍馬で,血の臭いを嗅ぐと興奮して襲うのだそうです。そう言えば,Rostamの愛馬Rakhshがとても強くて,敵を何人もやっつけたって話がありましたが,ソレって本当の事なんだわ。。(汗)そんな事馬の民の国が出てくるLOTRの本でも映画でも,触れられてなかったですよねぇ。(何か馬ってそういう恐ろしい動物だという事があまり話されないって,ちょっとズルイなあと感じてしまうのでした。。(汗))

ワルデグレーブはかねてからバルカンに乗りたがっていて,泥酔状態だったようで,誰もが不幸な事故だと思いかけましたが,ベンジャミンの機転で,彼は泥酔していた所にブタの血を塗られて馬小屋に放置された事が判明。それを血に飢えた戦闘馬バルカンが襲ったというわけ。


The Poisoned Chalice : Chapter 4

2010-05-13 10:37:15 | Athelstan・Doherty
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翌日,シャロットとベンジャミンは,在仏大使館付きのメッセンジャー,ホリスとトワイナムを訪問。ここで,彼らメッセンジャー達は手紙のバッグを寝る時も手首に括り付けているのでそうやすやすと盗まれない事や,フランチェスカはかつて籍を置いた修道院に度々「みやげ」を送っているという情報をゲット。

2人は,ウルジー卿の命令で,もう1つの宴会に出席します。すると,国王ヘンリー8世がバレバレ(爆)の仮装でお忍び出席。ここでシャロット,何故か王にばくちを申し込み,しかも何故か勝ちまくったため,周囲は真っ青(笑) 後から,シャロット,ベンジャミン,ウルジー共々「お呼び出し」を食らいます。シャロットは,昔道で助けた女性が実は予言者で,「あなたは将来ヨーロッパで最も偉大なプリンスと勝負して勝つ」と予言されたと口から出任せ。その場は何とか取り繕ったかに見えましたが,王はシャロットを捕まえ「そのウィットがあるのなら‥‥」と,殺された坊さんが持っていた本と,以前賭けで負けてフランス王にあげた指輪を取り返して来い!と命令。

恐怖と後悔ですっかり落ち込みのシャロットです。(笑) (賭けの「勝ち」もどうせ仕組まれたモンでしょう。)

翌日,いよいよシャロットとベンジャミンは,クリントンの一行と共にフランスへ出発。ベンジャミンとクリントンは,偶然?趣味(錬金術と薬学)が合って,すぐ意気投合。ポタでお馴染みキツネノテブクロとかを2人で観察したりしてます。一方,シャロットの憧れクリントン夫人フランチェスカはベンジャミンが気に入った様子ですが,シャロットを無視。(笑)

2日の航海でドーバーからカレー着。当時カレーは英国領だったそう。シャロット何故か,この話から何十年も後女王になったヘンリー8世の悲運の娘ブラッディ・マリーの死の床に立ち会った思い出を思い出してますw

パリの近くで,例のフランチェスカ御用達の修道院へ。シャロット達はクリントン夫妻がとても丁寧にもてなされているのを興味深く観察。

そしてその後,在仏大使館モービッソン城へ。夕食時に,ついに先の容疑者リスト(笑)の人物達とご対面。ちょっと気になるのは,マイケル・ミレットというダコート大使の秘書官。妙にハンサムなのだそう(それが理由かよ) ミレットと医師スログモートンによれば,ファルコナーは亡くなった当日,1人でワインカップを持ってご機嫌で塔に上がったとの事。

ただし,そのワインカップは今は割れて現存しないそう。実は降臨節クリスマス五旬節イースター、のキリスト教のお祭りに合わせて4つでセットに作られたカップの1つだったのだそうです。(ほほう,これはタイトルロールのカップですかね)


The Poisoned Chalice : Chapter 3

2010-05-13 10:17:17 | Athelstan・Doherty
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今思い出したけど,この本のタイトルは「毒入りの杯」なので,どこかに毒入りの杯が出てくるのでしょうかね。(^^;)

ベンジャミンとシャロットは,ハンプトン宮でウルジー卿,アグリッパと再会。まあやっぱり,シャロットがラレンベールに会ったのも,3人の不良少年に助けられたのも,単なる偶然ではないようです。ただ,そのわりには,彼らにもラレンベール一家は助けられなかったようです。

アグリッパが,何気にヴォーバンとかラファエルとかルシフェリとかつぶやくと,やっぱ隠せないシャロット(笑)。ちなみに,アグリッパはいつも黒い皮の手袋をしていますが,実は左の掌には反転十字架とオシリスの瞳,甲には血のように赤い五芒星形,があるのだそうです。ウルジーって,坊さんよね?(^^;) こういう人をアシスタントにって,アリなのですかね。

‥シャロットの様子を確かめると,アグリッパは早速,フランスのイングランド大使館事情について説明を始めます。ここでぞろぞろ(笑)今後の登場人物リスト登場。

アグリッパが挙げたのは,在仏英大使館のお歴々。大使ジョン・ダコート,秘書官ウォルター・ペックル,そのアシスタントマイケル・ミレット。医師トマス・スログモートン。エージェントのジャイルズ・ファルコナーは、イースターの日に塔から転落して謎の死を遂げたそう。彼は,ラファエルの正体を掴んでいたとも言われます。そしてチャプレンのリチャード・ワルデグレーブ。実はモービッソンの村の牧師ジェラルドは,ヘンリー8世と仲が良かったそうですが,彼もまた殺され,ヘンリー8世から預かっていた本が行方不明だとか。

ベンジャミンとシャロットを案内する予定なのは,仏枢密院の大法院の筆頭書記官ロバート・クリントンとその妻フランチェスカ,そしてクリントンの補佐官アンブローズ・ベナー。クリントン氏は,亡くなったファルコナーの友人。

ベンジャミンがウルジー卿達と「個人的な話」をしている間,シャロットは盗み聞きする場所を探して邸内をうろうろ。すると,王家のお休み処を発見。何と,王様はどこかの女の子とお楽しみ中(^^;) そんな事をしているうちに,ベンジャミンと再会。ところで,テニスコートを見たというような事が書いてあったけど,Wikipediaによれば,1530年代の話。シャロットの記憶違いだな(笑)

シャロットによれば,ハンプトン宮殿には,ヘンリー6世の乳母と,キャサリン・ハワードの幽霊が出るそうです。(うん,でも,キャサリン・ハワードは当時まだ歴史の表舞台には出てないね)英語のWikiだとわかりにくけど,日本語のWikiだとわかりやすい。ヘンリー8世の他の妻も出るらしいです。(^^;)

ハンプトン宮殿での最終日は豪華な宴。この日シャロットは何故かまた飲み過ぎ。どうもどこかアグネスににた美女,クリントン夫人フランチェスカが気になるようで。。。


2010年GWの旅(4)

2010-05-06 22:00:00 | 旅行
翌日は、鳥海山の南側に回り、去年行ったコースに再挑戦。基本滝の小屋コースですが、道路が開通してないため、滝の小屋まで歩いて2時間ほどかかります。(文字通りの滝汗(^^;))そこまで時間がかかり過ぎる為、肝心の滝の小屋コースの登山道を満悦する事ができません(って、泊まりで行けばできるはずですが、私達がそこまでやらないだけ(笑))滝の小屋コースは、夏の登山道では最短で鳥海山のピークを踏めるので、夏道は今は1番人気だそうですよ。で、トイレは山としてはきれいだし、上の河原宿の小屋の所に夏でも大雪渓があり、そこで滑れれば最高!という事がわかっているだけに、なかなか行けないのが歯がゆい所でもあります。

で~、前置き長くなりましたが、こんな天気なんですよ。言ったでしょ。近年稀に見る荒天だって。(笑)

途中の景色だって、去年のような爽やかさはありません。(^^;)


それでも、滝の小屋の上の大斜面にようやく到着。今年は去年と違って、雪のコンディションはサイコーでした♪ 

ただ、近年稀に見る荒天、を、象徴するかのように、大斜面に小鳥の死骸が一杯(私は4羽見ました(汗))落ちていました。(泣)一体どうしたんでしょうね? ダーリンと話し合ったのですが、天気が良いと思って飛んで来た所へ、前日のような突然の吹雪でもあったのかねぇ?という結論になりました。

小屋の下の斜面が、これまたサイコーの大斜面。


私はこのコース、車道からの登り口が木の密度が異様に高い急斜面で登りも下りもハンパなくこわくて一気に疲れてしまうので、実は嫌いなのですが、そんな見事な大斜面を発見してしまった(^^;)ので、ダーリンが許してくれそうにありません。


夜はこちら。。。実はおととし、東北を回った時に来た所でした。GWの間だけライトアップしてます。

もうホントに近年稀に見る荒天‥なんだから(笑)。この時まだ強風。で、写真をいくら撮り直しても、水しぶきが写ってしまうんですよ。これは奇跡的に、水しぶきがほとんど写ってない1枚。(苦笑)

2010年GWの旅(3)

2010-05-06 00:06:26 | 旅行
翌日は、猿倉コースから鳥海山の山頂近くを目指します。鳥海山の登山でポピュラーなのは、海側の大平、鉾立、北東側の祓川、猿倉、南側の滝の小屋コースがありますが、この日は祓川コースのお隣の猿倉コースから登ります。実はここ数年何回か行った所で、2年前3年前、にも行っております。

今年は寒かったので雪も多いし。。


えっ、今年も天気いいじゃん、どこが、近年稀に見る荒天だって?(笑)


実は、風の強かった3年前を上回る強風でございます。月山滞在中からスゴイ天気で、宿のご主人に聞いてみたら、前日鳥海山も雪だったとの事。

でっ、実はこの後、お昼頃に、見事な(笑)レンズ雲を目撃。うっかり写真を撮るのを忘れてしまいました(笑) しかしそれって、天気が悪くなる兆候じゃあ、と思いましたが、まさかそんな早くクルとは思わず、そのまんま歩いていたら、頂上近くで、吹雪に見舞われてしまいました。(汗っ)

えっと、私はスキーヤーだから、そんな天気で滑る事には慣れてるけど、山女じゃないから、こんな天気で歩くのは慣れてないよ~;と思ったその瞬間、ダーリンが急に後ろを振り返り、「引き返そう!」慌ててシールを剥がしてザックに突っ込んで、滑る準備をしていたその時、霧の中から、スキーヤーやボーダーが次々と降って(笑)きました。実はこの日は、GWで鳥海山の頂上付近はスキーヤーやボーダーや山男山女で大混雑。例えが悪くて申し訳ありませんですが(^^;)、まるで、殺虫剤をかけられて、噴射した霧の中から慌てて逃げまどう虫を見るようでございましたよ~。

‥という事で、一目散に滑って行く他のスキーヤーを見ながら降りていたら、何と、すんでの所で、道を間違えて、祓川と猿倉の真ん中の沢に降りてしまう所でございました。(汗)


無事に下山後、祓川登山口を見に行きました。見事な雪の壁っ。

5月4日(火)のつぶやき

2010-05-05 02:28:07 | 雑談
05:29 from web
山形道から東北道本線に入ってお休み‥で起きた所。東北道今朝未明に既に渋滞だって?! でっ、このPA(場所不明(笑))も山形道からちょいの所なのに、昨晩既に満杯(汗)で端っこに止めてます。う~ん、今年のGWは普段通りに行動してんのに、な~ぜ~か(笑)混雑に突っ込んでるねぇ
05:41 from web (Re: @dinkybean
@dinkybean 3D「でもいい」(笑)んだけど、料金を通常料金にして欲しいですね。各種割引使えず、ただでさえ「ずる~い」です(^^;)のに、それで通常版の字幕なし(=3Dしか観れない)っつのは、言語道断(汗)ですね
14:59 from web
無事に帰宅しました~。渋滞なかったよ♪
15:07 from web
GW分割はやっぱ反対だな。特に、東北は、皆この週にしか観れない桜やこの週しか経験できないスキーを狙って集まってくるもんね。渋滞しようが風呂が芋洗いだろうが、やっぱこの週じゃなくちゃ!
15:42 from web
ううう、あさってから会社だっ;←私ってサザエさん症候群?(^o^;)
17:01 from web
Kindleの追加カバーを買おうとしたら、We are not able to ship this item to your default shipping address. だとぉ~? 同じ会社の違う色なら購入可能じゃ~ん! この色は日本人には売れないってか?!
17:28 from web
うわぁ~、何でぇ~? AmazonのKindleカバー、標準品以外、ほとんど日本発送不可! 前OKだったものまで!!!!
17:30 from web
‥という事で、以前からカートに入れといて、発送可能なやつをあわてて購入しました。(滝汗)
18:14 from web
え、え、え~~~~~っ???? 今年は天気に恵まれたGWだったんですか~~~!?(^^;)(^^;) いやはや、所変われば、ですねぇ~~~。私にとっては、「近年稀に見る天気に恵まれないGW」だったんですけどね~~~~~ (笑)
18:17 from web
今年、月山、鳥海山を目指したスキーヤー、スノーボーダー、山男、山女にとって、この10年で1番、天気に恵まれないGWじゃーあ~りませんかっ(^o^;)
by periannath30 on Twitter

2010年GWの旅(2)

2010-05-05 00:55:11 | 旅行
月山を出て、いつものおそば屋さん(月山インターの近く)でおそばを頂きました。

春が遅れたので、いつもは見る事ができないモノも見る事ができましたよ。月山から下る事30分位の道の駅?だったかな? その斜面沿いに咲いている、カタクリその他の花々でございます~。









鳥海山の近くまで来ると、ミズバショウの大群落を見る事ができました!



Run!Run!Run!