The Poisoned Chalice (Tudor Mysteries 2) 価格:¥ 1,154(税込) 発売日:1993-01-14 |
余談ですが、あのメアリーとアンの姉妹がクロード王妃の侍女やってたんですよね。アンは通訳として常にクロード王妃に付き添っていたそうですが、シャロットがフォンテンブローでアンを見たと言ってない事から、彼女は既に帰国していて、ハンプトン宮で見たのがアンだったという事かな?(^^;) のちにアンリ2世の愛妾になったディアーヌ・ド・ポアティエも侍女だったというから、クロード王妃は美女に囲まれていた→美女を集めるのが上手だった? フランソワ1世の策略?
watered wine‥‥,ドハティ小説には良く出てくるけど,普通こういうのは飲まないよねぇ~。。。Wikiで調べてもないし。
翌朝,前夜のパーティの噂で持ちきりの大使館一行。ベンジャミン,フランチェスカの香水を誉めますが,スログモートン,香水なんてどうせ硫黄と水銀でしょ,と言って,夫人からひんしゅくを買います。
そこへ,フランス国王から召還。何でも裁判を見て欲しいとか。18才以上の男子の義務なのだそうです。クリントン氏,夫人を部屋に引き取らせ,男性だけでお出かけ。当時のフランスの,すさまじい処刑を見物させられてしまいます;(汗)内容は書かないでおこう。。。ちなみに,この時代はまだギロチンはありませんね。
イベント終了後,これはフランス王からの警告かなと噂するベンジャミンとシャロット。ひょっとして指輪を取り返しに来たの,知ってるんじゃない?とか。また2人は,コードネームラファエルについて推理を考え中。そうそうこの名前,犯人の正体につながっているんだっよねぇ。
ベンジャミンとシャロットは,今度はフランス王の談話室に呼ばれます。シャロットはボーバンの手招きを無視。中庭には国王が自分で捕まえたという頑強な猪が放されます。像を幾つかすっ飛ばすのを見て,思わずため息の皆さん。シャロット興味を持って城壁から身を乗り出したその時‥‥‥!!! 誰かが彼を押します。バランス崩して中庭に落ちそうになったシャロット,ベンジャミンが手を差し伸べますが,結局中庭へ。猪が彼の方へ突進。万事休すと思ったその時,矢が突き刺さり,猪はその場に倒れます。
猪を撃ったのはベンジャミンでした。ベンジャミンはシャロットを中庭から連れ出します。部屋に戻ると,クリントンとダコート,そろそろ大使館へ帰りましょうと皆さんに提案。
フォンテンブローを出発して暫くして,クリントン氏,馬の調子が悪いとスログモートンに診てもらいます。その間,皆で昼食。ベンジャミンは,ワインに毒が入っているのではと警告しますが,とりあえずOK。
ところが,休憩が終わって歩き始めて1時間ほど経つと,スログモートンが,毒を盛られた!と言って倒れこみ,絶命。モービッソン城に帰って検分するも,答えは得られず。
ベンジャミン,シャロットに,この頃アヤシイミレットをつけるよう命じます。そしてさらに,パリへ行って,Maillotinsの仲間を探して彼らが何か困っていないかを探り,王に気に入られるような最高級の娼婦を手に入れる仕事を仰せ付けます。
誰か殺人者が身近にいるはずですが,ベンジャミンは,モービッソンとパリの大使館分室との間で何かやり取りがあると情報が行き来したと見ています。