今日から,クリストファーさんの分類では,第3フェーズです。この章の名前,本当は,
XIX The Third Phase (I):The Journey to Bree
というのですが,例によって文字数制限(50文字以内)を超えてしまうので,The Third Phase (I):の部分は省略しております。
XIX,て,19なんですか。ローマ数字って難しいっ;
<クリストファーさんコメント>
‥と,いう事で,さっそくこの章の序文を読み始めたわけですが,ちょっと,どうしちゃったの? クリストファーさん,難しすぎてわかんないよ(汗;)いつもは辞書はあまり必要ないのですが,ここは10行ほどの間に,わからない単語が12個もありました。
‥要は,この段階に来ると,トールキンさんの推敲があまりに細かくて,まとめきれないって事なのでしょうか。でも,正式版に少しずつ近づいている事は確かなようです。第3フェーズでは,いよいよというか,ついに,フロド・バギンスが登場します。で,フロド・トゥックは,それまで彼のお父さんの名前だった,フォルコ・トゥックに変わるそうです。
トールキンさんがこの辺りの文章を書いていたのは,日付がわかるものを拾っていくと,1938年の10月,11章まで来たよ,とお手紙(34番)にあるのと(読みづらかったそうです),1939年2月2日の手紙で,前年の12月から手をつけられなかったが,今は12章まで書いたというものと,もう1つ,1939年8月,と下書きにあったメモだそうです。
クリストファーさんの推測では,そのうち,1938年10月はまだ第3フェーズではなく,12月に始まったのではないか,という事です。
第3フェーズは,急いで書かれたような感じ,なのだそうですが,ここに,今までなかった面白い物が登場します。それは,「序文」です。
</クリストファーさんコメント>
‥という事で,特に原書しか読まれてない方は,まず読んだ事がないでしょう(爆→こらこら,人が皆自分と同じと思うなよ!)が,その下書き,大公開です。
‥いやいや,私は,2回目を読んだ時,ちゃんと読みましたよって。(笑)
ただ,不届者の私は,下書きと正式版の区別がつきませんので,とりあえず,印象に残った事は書き留めておきます。
<本文>
Foreword
Concerning Hobbits
まず,おなじみの,"This book is largely concerned with hobbits, ~"で始まるこの序文,ビルボ・バギンスの冒険の事,ホビットという種族に関する事が書いてあります。続いて,映画版FOTRの冒頭部に出てくるのとほとんど同じ説明ですね。一緒に"Concerning Hobbits"という曲が頭に浮かんできますが‥‥,あ,だからあの曲の題名は"Concerning Hobbits"なんですね。(そんな事に今頃気が付く私(汗;))
(急にすらすら読み易いトールキン父さんの文章。。。)
ホビットは,エルフや,というかドワーフよりも,私達に近い人種です。まず,とてもよく似た言葉を話しているし,好きなもの,嫌いなものも似ています。何の関係でそうなったのかを説明するのは難しいですが‥。それには失われた歴史を調べなくてはなりません。しかし,ホビットについてはあまり語られていません。
(。。。この辺りはやはり正式版より荒いかな。。。)
‥ビルボとフロドの時代,彼らは少しの間,歴史上とても重要な人達になりました。死人占い師でさえ彼らを認識しなくてはなりませんでした。彼らは長い静かな歴史を持っていたのですが,それは遥か昔の事で,地形も殆ど変わってしまいました。
</本文>
というのですが,例によって文字数制限(50文字以内)を超えてしまうので,The Third Phase (I):の部分は省略しております。
XIX,て,19なんですか。ローマ数字って難しいっ;
<クリストファーさんコメント>
‥と,いう事で,さっそくこの章の序文を読み始めたわけですが,ちょっと,どうしちゃったの? クリストファーさん,難しすぎてわかんないよ(汗;)いつもは辞書はあまり必要ないのですが,ここは10行ほどの間に,わからない単語が12個もありました。
‥要は,この段階に来ると,トールキンさんの推敲があまりに細かくて,まとめきれないって事なのでしょうか。でも,正式版に少しずつ近づいている事は確かなようです。第3フェーズでは,いよいよというか,ついに,フロド・バギンスが登場します。で,フロド・トゥックは,それまで彼のお父さんの名前だった,フォルコ・トゥックに変わるそうです。
トールキンさんがこの辺りの文章を書いていたのは,日付がわかるものを拾っていくと,1938年の10月,11章まで来たよ,とお手紙(34番)にあるのと(読みづらかったそうです),1939年2月2日の手紙で,前年の12月から手をつけられなかったが,今は12章まで書いたというものと,もう1つ,1939年8月,と下書きにあったメモだそうです。
クリストファーさんの推測では,そのうち,1938年10月はまだ第3フェーズではなく,12月に始まったのではないか,という事です。
第3フェーズは,急いで書かれたような感じ,なのだそうですが,ここに,今までなかった面白い物が登場します。それは,「序文」です。
</クリストファーさんコメント>
‥という事で,特に原書しか読まれてない方は,まず読んだ事がないでしょう(爆→こらこら,人が皆自分と同じと思うなよ!)が,その下書き,大公開です。
‥いやいや,私は,2回目を読んだ時,ちゃんと読みましたよって。(笑)
ただ,不届者の私は,下書きと正式版の区別がつきませんので,とりあえず,印象に残った事は書き留めておきます。
<本文>
Concerning Hobbits
まず,おなじみの,"This book is largely concerned with hobbits, ~"で始まるこの序文,ビルボ・バギンスの冒険の事,ホビットという種族に関する事が書いてあります。続いて,映画版FOTRの冒頭部に出てくるのとほとんど同じ説明ですね。一緒に"Concerning Hobbits"という曲が頭に浮かんできますが‥‥,あ,だからあの曲の題名は"Concerning Hobbits"なんですね。(そんな事に今頃気が付く私(汗;))
(急にすらすら読み易いトールキン父さんの文章。。。)
ホビットは,エルフや,というかドワーフよりも,私達に近い人種です。まず,とてもよく似た言葉を話しているし,好きなもの,嫌いなものも似ています。何の関係でそうなったのかを説明するのは難しいですが‥。それには失われた歴史を調べなくてはなりません。しかし,ホビットについてはあまり語られていません。
(。。。この辺りはやはり正式版より荒いかな。。。)
‥ビルボとフロドの時代,彼らは少しの間,歴史上とても重要な人達になりました。死人占い師でさえ彼らを認識しなくてはなりませんでした。彼らは長い静かな歴史を持っていたのですが,それは遥か昔の事で,地形も殆ど変わってしまいました。
</本文>