ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団サントラ(映画ネタバレあり)

2007-08-09 23:55:04 | ハリポタ5巻
今回の映画,サントラが,まだLOTRレベルではないにしても,ハリポタ映画としては,群を抜いて良い出来映えです。GOFの時もいいと思いましたが,今回はまた上回っていますね。7巻の時にはLOTR並みになったりしたら,‥‥夢ですけど。(^^;)

サントラの中で,曲は話の順ではなく,ランダムに並んでいます。ここは作曲家,あるいは監督の意図でしょうか?

7巻読了していると,ちょっと一言付け足したくなるような曲が幾つかあるのですが(汗)我慢我慢,7巻はネタバレなしで行きましょう! 幾つかの曲の感想を書いてみます。

1 Fireworks
双子のホグワーツ卒業,または脱走と言われ,シリーズ全体でも片手で数えられる名シーンの1つですね。原作では,1番好きなシーンかも,ですが,とりあえず,映画では2番目に好きなシーンです。(1番はロンドン上空シーン)空飛ぶシーンは映画では本当にお得ですねえ。

2 Professor Umbridge
今回のお話の鍵を握るキャラクタ,アンブリッジ先生のテーマ曲です。ダンブルドア先生との身長差を強調したり,ピンクのスーツは実際ホントにかわいいし,時折ククッと笑う所がまたかわいくて,楽しくなってしまうので困ってしまいますね。テーマ曲もなんかそんなかわいさが出ています。(笑)

3 Another Story
冒頭の曲ですね。1巻の時からのお馴染みのテーマを継承し,作曲家が代わった事を意識させません。でも,1巻の頃のお子様向けでなく,暗い話である事を最初から示唆。

6 Hall of Prophecy
緊張感漂うProphecy部屋に,仮面を被ったマルフォイ氏が,現れる,ドキドキのシーンの曲。このおっさん,結構,カッコいい。

8 The Room of Requirement
意外と?と言っちゃ失礼ですが,楽しくて良い曲ですね。ルナがスキップして行く様子とか,フィルチがケーキでかぶれた(笑)り,目の前に浮かんで来そう。

9 The Kiss
ホントは,4巻映画の,冬の日にハリーがチョウと遭遇する時の曲が良かったのですが。映画の中では音楽は印象に残ってませんでしたが,単独で聴いてみると,きれいで,寂しい曲なんですね。。。映画ではチョウはかわいそうでした。

10 A Journey to Hogwarts
お馴染みのテーマ曲が最初にチラリと出てきますが,中ほどで,今までと違うんだぞ~という暗さが出ています。3と違い,怖いという暗さではなく,深い悲しみを予感させる所が。。。。最後にまた明るい曲調になりますが。。

12 Death of Sirius
タイトル! あまりに,ダイレクトじゃ~ん!(汗)
ハリーの友達が人質に取られる緊張のシーンから,突然オーダーが救出に現れ,大人同士の激しい戦い。ここはめちゃカッコいいんですね。そして,最後に。。。ルーピンがハリーを抱きしめて必死に押さえている様子が浮かんできますねぇ。。。(涙)

13 Umbridge Spoils a Beautiful Morning
これはどこのシーンでしょう? またまた蛙テーマのかわいい曲だ(笑)

15 The Ministry of Magic
魔法省にお勤めのお役人って,すごく多くてびっくりしますね。曲が盛り上がる所で,ファッジ氏の姿がスクリーンに浮かびましたね。アレって,6巻ではScrimgeour氏の絵に変るのでしょうかね。

17 Flight of the Order of the Phoenix
ダーズリー家から,オーダーのメンバーがハリーを救出し,ロンドンに飛び出すシーンの音楽です。短いけれど,さすが,お役所や警視庁の許可まで取って撮ったシーン。とても印象的ですね。ロンドンの夜景がきれいでいいなあ。トンクスがハリーをからかうように悪戯っぽく笑いながら飛ぶのが,文字通り「魔女」ですよねぇ。こんなべっぴんさんとは期待してなかったし。

18 Loved Ones and Leaving
ハリーとルナの会話,静かにホグワーツからホグスミードに向かう馬のない(人によっては見える)馬車。2巻辺りとは,(実際)駅も全然違うし(笑),生徒の雰囲気も全然違いますね。


近所の映画館のパンフにツッコむ

2007-07-11 01:05:23 | ハリポタ5巻
その1:ベラ姐はシリウスの従妹ではなく,従姉。

ついでの話ですが,ナルシッサも「従妹従姉」ですよ。
そもそも,ベラが,21才前後でハリーを生んだ両親と同い年のシリウスより年下だったら,その妹であるドラコの母ちゃんは,一体幾つで彼を生んだんだ(笑)

その2:ベラ姐の名前は,ベラトリックス・ストレンジではない! ベラトリックス・レストレンジだ!

(^o^;)


6巻既読前提の Harry Potter and the Order of the Phoenix 感想

2007-06-07 00:57:15 | ハリポタ5巻
暗い読みにくいと言われた5巻ですが,6巻を読んでからだと,改めて,傑作だったんだなあと思えてきました。特に,4年前(もう4年前か!)初めて読んだ当時は,ハリーの態度が,他人を思いやってないとか,不安定とか,かなり受け入れ難いように感じましたが,今は,とても自然に受け入れられるんですよね。6巻既読効果でしょうか?!

5巻までは,いつも話をまとめていたのはダンブルドア先生のセリフでした。6巻ではそのダンブルドア先生がいなくなってしまったので,何か後味の悪さと言うか,居心地の悪さを感じましたが,7巻の最後は,おそらく,絶対,誰か,締めくくる人が必要なはずです。一体誰がその役を担っているのでしょうね? (その大役ができる人は,ルーピン先生しかいないと密かに思っている私‥‥)

映画は2時間10分ほどと聞きました。最後の2章を聞くだけで2時間位かかってしまうのに,映画全体が2時間というのは,まとめ過ぎではないでしょうかね? もう原作未読の人が置いていかれるのは当然になってしまったのでしょうか?(汗) 原作既読にとっても,どれくらいお話が残っているのか,ちょっと心配です。

これからいよいよ(ってもう既に始めてしまいましたが(爆))6巻突入です。
もうすでに,7巻発売まで1ヶ月半しか残っておりません。今からはもうヘタな想像をするより,ただただ待つというだけになってしまいましたが,6巻はしっかり,読む時間はないので,聴いておこうと思います!


6巻既読前提の Harry Potter and the Order of the Phoenix (21)

2007-06-04 23:47:23 | ハリポタ5巻
Chapter 37: The Lost Prophecy
前回の記事はこちらこちら

7巻まで発売2ヶ月を切りましたが,まだ全然予習復習ができてないとお嘆きの方も,5巻のこの章だけを読めば,最低限大丈夫です。(笑)

‥1つ忘れていた事がありました。ホッグス・ヘッドを面接の場所に選んだのは,トレローニー先生の方だったんですね。(何かおぼろげに記憶はあるのですが,だんだんダンブルドア先生の方が指定したような気になってました(汗))

ところで,コメントにも書いたのですが,私は今まで大きな勘違いをしていた事に気付きました。初めて6巻を読んだ時,2章の下の文の最後の一言「シリウスを殺してくれた事を評価する」から,私はすっかりスネイプ先生がベラトリックスにシリウス殺しを依頼したと思い込んでいたんですね。
The Dark lord is satisfied with the information I have passed him on the Order. It led, as perhaps you have guessed, to the recent capture and murder of Emmerine Vance, and it certainly helped dispose of Sirius Black, though I give you full credit for finishing him off.
でもよ~く睨んでみると,スネイプ先生がVanceさんとシリウスの情報を提供したのはヴォ卿であり,ベラ姐に何か頼んだという証拠はありません。それどころか,ダンブルドア先生によれば,スネイプ先生はシリウスを止めたという事ですから(素直な言い方をしたとは思えませんが(笑))あの場面にシリウスが確実に行くかどうか確証もなかったわけだし。。

(また)ところで,6巻2章のその文をよく読んだ事から,また1つ面白い事も発見しました。ダンブルドア先生によれば,Kreacherがナルシッサに,シリウスの情報を与えたという事でしたが,スネイプ先生は,シリウスの情報をちゃんとヴォ卿に話したと言っているんですね。これって何を意味しているのでしょう? ヴォ卿としては普通の行為としての,計画を確実にする為のダブルチェックだったのかもしれませんが,スネイプ先生にしろ,マルフォイ一家にしろ,微妙な立場なので,どちらかがウソをついてないかどうか,試したとも考えられますね?


Chapter 38: The Second War Begins
前回の記事はこちら

う~~むこの章も今まで大きな勘違いをしていた事がわかりました。ハリーとルナの関係。

ハリーは,なりふり構わずシリウスの面影を捜しています。1年生の時両親を鏡で見れたから,シリウスも鏡で会えるはずだと思ったり,幽霊のニックならシリウスがどこにいるか知っていると思い込んだり。しかしどちらも違いました。マグルの私達なら,どちらも,あり得ない,バカバカしいと知っていますよね。本の中には一言もバカバカしいとは書いてありませんが。

そしてハリーが行き着いたのはルナです。ルナもまたお母さんという大事な人を失ったという事を知ります。それでも飄々と生きている彼女を見て,彼は初めて,ようやく自分も生きていけるのかなあとわかって,それで,彼女に安らぎを感じたんですね。シリウスを失った喪失感だけでなく,セドリックが亡くなったのを目の当たりにして以来背負っていた重荷も,ここでようやく降りたんですね。


6巻既読前提の Harry Potter and the Order of the Phoenix (20)

2007-06-01 01:04:56 | ハリポタ5巻
Chapter 35: Beyond the Veil
前回の記事はこちら

最初に読んだ時,シリウスに何が起きたのか,とてもわかりにくかったのですが,それってやっぱり英語力の問題だったのでしょうかね。今は手に取るようによくわかります。それと,既に書いた事があるかもしれませんが,「Beyond the Veil」。beyondもveilも知っている単語なので,いちいち調べませんでした。後でわかったのですが,これは熟語で,「あの世」という意味があるんですね。もし知っていたら,章の名前を見た瞬間に,「ピン!」と来る物があったのでしょうねえ。

ところで,原作のこの章のベラ姐,赤ちゃん言葉を駆使したり,根っからのワル振り,悪事にしか働かない頭,ゾクゾクするほど素敵ですね。果たして映画でどれだけ原作に忠実,あるいはそれ以上にキレてくれるのか,ドキドキです。シリウスに勝った時の雄叫びなんか,ゲイリー・オールドマンも真っ青になる位キレて欲しいんだけどなあ~~。。。

Chapter 36: The Only One He Ever Feared
前回の記事はこちらこちら

ははぁ,ベラ姐,シリウスに夢中になって,Prophecyを忘れたか。ベラ姐にシリウス殺しの手引きをしたのはスネイプ先生でした。彼女をProphecyから遠ざけるというのがスネイプ先生の狙いだったとすれば,やっぱし彼は立派に「ダンブルドアサイド」なのかな,と,思えてきました。彼は「ヴォルデモートを敵とする」という事のみでオーダーと協調しているのかな。ああ~そう考えたら,何か納得!

ダンブルドア先生は,ヴォルデモートに,幾つかとても重要な(でも解釈が難しい)セリフを言っておりますね。

  • "We both know that there are other ways to destroying a man."
  • "Merely taking your life is not satisfy me."
  • "Indeed your failure to understand that there are things much worse than death has always been your greatest weakness."

これらのセリフから,ダンブルドア先生が,ヴォルデモートを一体どうしたいと思っていたのか,見えてきそうですね。ハリーは,ダンブルドア先生の意図を汲取ったのでしょうか。7巻の,そのシーンが来るまで,楽しみに推測しようと思います。

ところで,私は以前読んだ時,ファッジさんはダンブルドア先生をみてスリッパを跳ね上げたと思っていたのですが,聞き間違いでした。(^^;) ええ~~?びっくりし過ぎて,飛び上がった拍子に,空中で停止したのでしょうかね?(笑)


6巻既読前提の Harry Potter and the Order of the Phoenix (19)

2007-05-30 22:24:23 | ハリポタ5巻
Chapter 33: Fight and Flight
前回の記事はこちら

お楽しみの「蛙祭り」でございますよ~~。
しかし,何度か書いておりますが,私は優しいフィレンツェ以外のケンタウロスは嫌いだ。我々は人間を助けない,なんて言うなら,つい,君達が困った時私は助けないよと言いたくなりましたが,そういう態度を取らないハーマイオニーはやっぱりエライですねぇ。

ハリー達はセストラルに乗って魔法省に出発しますが,この時,スネイプ先生が,ホグワーツ城で,シリウスはブラック屋敷にいるという知らせを持って待っていたはずなんですよね。(後でダンブルドア先生がそう言っているから,信じましょう)ただ,彼は同時にデス・イーター達にも召集をかけていたと6巻で告白しておりましたね。そうそう,ベラ姐にシリウス殺しの手引きをしたのも彼でした。(怒)

Chapter 34: The Department of Mysteries
前回の記事はこちらこちらこちら

ハリーはセストラルが見えていたにもかかわらず,いきなりすごいスピードで飛び出したり,急降下したり,‥そんなに怖いのに,見えてない人達はどんなに怖かった事だか。(笑)

例の「archway」のある部屋の描写,amphitheater(円形競技場)とかdais(高座)とか,LOTR(TTT)に出てくるような言葉はもうすっかりマスターしました。TOEICには絶対出てこないな(笑) 今回聴いていてふと気が付きましたが,その「archway」に関する描写がやけに細かいですね。これはきっと7巻に出てきますね。話し声の正体も,その時わかる事でしょう。で,改めて気付いたのですが,ヴェールは黒なんですね。


6巻既読前提の Harry Potter and the Order of the Phoenix (18)

2007-05-30 00:57:52 | ハリポタ5巻
前の章までの,楽しい名シーンの羅列が終り,ついに怒涛のクライマックス突入です。

Chapter 31: OWLs
前回の記事はこちらこちらこちら

ハリーとハーマイオニーは,試合に勝って嬉しいロンに,なかなかGrawpの事を切り出せないですねぇ~。(笑) 試験の為に皆がおかしな準備をしている場面も楽しいです。でも,シリアスな場面が迫っております;(汗)

ハリーの試験は,6巻で結果出ますが,ほぼ彼が考えていた通りの結果になりましたね。DADAは文句なしの「O」,ちょっとミスったかの魔法薬学は「E」,などなど。でもハリーはなかなか優秀ですね。15才って男の子は女の子に比べて,まだまだ勉強のできにくい年代ですが,そういう意味でも,よくできていると思いますよ。

しかし,天文学の試験の時間に「事件発生」何度聞いても,多分1巻~6巻までの中で,私としては1番腹の立つシーンです。まずは,試験監督Tofty先生に既に腹立ちますね。いくら試験中だからって,生徒の安全を守るのが試験監督の第一の使命では? 1つ間違えたら,誰かの命が奪われたって不思議でないほどの大立ち回りですよ。一刻も早く生徒を安全な場所へ避難させなければいけません。か~~~~~~っつ!
そしてもちろん,蛙と取り巻きのオーラー達も,‥喝なんかじゃ済みません。さっきも言いましたが,大事な試験中ですよ。仮にも校長の立場にある人が,こんな騒ぎを起こすんて。しかも魔法を使えないハグリッドに何て事するんでしょ。杖を構えてないマクゴナゴル先生に失神の呪文も超反則です。ホントに蛙時代がさっさと終わってくれて,よかったですね。

で,試験の終りにハリーにさらなる試練がっ。ヴォルデモートはそれまでタダで見せてくれた彼の頭の中を「細工」,シリウスの,ビジョンって言うんでしょうかね? を使って,ハリーをおびき寄せる作戦。。。


Chapter 32: Out of the Fire
前回の記事はこちら

この場面で,ハリーの見た夢を,シリウスが出るはずがない,おかしいと言うハーはエライ。
シリウス救出作戦は,ムダに終わったと見る向きもありますが,もしここで蛙がハリーや仲間達を捕まえなかったら,ケンタウロスの「蛙祭り」はなかったわけで,既にファッジ氏を凌駕するパワーを持っていた蛙は,たとえファッジ氏が更迭されてもホグワーツに残ったかもしれません。そしたら,ナメちゃんを採用する事ができず,次の巻の「分霊箱捜索大作戦」もなかったでしょうし,もし魔法省での戦いがなかったら,今でもデス・イーター達は大手を振って歩いていたでしょうし,マルフォイ氏はますます魔法省を利用している事でしょう。それが敵わなかった所,ヴォルデモートの命運もここまでなんだな,と,感じます。


6巻既読前提の Harry Potter and the Order of the Phoenix (17)

2007-05-27 13:31:26 | ハリポタ5巻
Chapter 28: Snape's Worst Memory
前回の記事はこちらこちら

チョウの言っている事(マリエッタは過ちを犯しただけ,彼女のお母さんは魔法省務めだから仕方がない,ハーマイオニーの魔法は酷すぎる)は,ハリーの取り巻きを除くごく普通のホグワーツの生徒として,問題ないと思いますが,ハリーは,そんな彼女の「普通の価値観」が全く許せないんですね。これはもう,価値観が合わないという事で,仕方ないですね~~。

スネイプ先生とドラコの短い会話の間に,2人の関係が垣間見えます。6巻を読むと,ナルシッサとスネイプ先生の関係,ドラコはちゃんとOcclumencyをマスターしたらしいという事,等から,たとえスネイプ先生がDであろうがVであろうが,マルフォイ一家,少なくてもナルシッサとドラコ,は大切に思っているんだなあと感じます。5巻では,ハリーはまだ自分中心に「自分の味方をしてくれる人とそうでない人」と世界を分けていますが,6巻の終りにもなると,彼もドラコを多少理解し,成長したなあと感じますね。ただしスネイプ先生にはさらなる悪意以外の何物も感じておりませんが(笑)

Chapter 29: Careers Advice
*** 映画第5作予告編のネタバレ入ってます ***
前回の記事はこちらこちら

5巻はハリポタの中でも,暗くて1番読みにくいとされる本ですが,フィレンツェの登場を機に,この辺りは,数々の名シーン(笑)が続きますね。中でもこの章は,おそらく7巻を読み終わってしまっても,きっと忘れられない名シーンが,2つ,入っております。

1つは,マクゴナゴル先生が身を挺してハリーの将来を守る為に働くと蛙と口論を始めるシーン。そう言えば,もしハリーがオーラーになるという夢を持ち続けるなら,魔法薬学でも良い成績を修めなくてはなりません。これを読んだ当時は,そもそも魔法薬学でN.E.W.T.まで残れる望みもほとんどなさそうでしたが,実際は翌年の魔法薬学はスネイプ先生ではなくナメちゃんで,首の皮1枚でつながりましたね。

そしてもう1つは,双子がホグワーツを「卒業」するシーンです。卒業の時期を自分達で勝手に決めてしまう辺り,いかにもフレッドとジョージらしいですね! 以前の記事を書いた時,「(映画で)2人で声を合わせての「Accio broomsticks!」を聞くのが楽しみ」と書きましたが,どうやらOOP予告編を見ると,このシーンらしきものがあり,ホントに聞けるかもしれません。期待が高まりますね!

Chapter 30: Grawp
前回の記事はこちらこちら

ハグリッドは,もし蛙婆が辞めさせるというなら,それも良しと考えているようです。今はホグワーツの外にいるダンブルドア先生のお手伝いもできるし,オーダーのメンバーとして役に立つ事もあるだろ,と言うんですね。1年前まではハグリッドがそんな事を言うなんて考えられませんでした。彼も大人になったんですね。(^^;)

ところで,このハグリッドの口ぶりからすると,ダンブルドア先生や他のオーダーのメンバーと連絡を取り合っているようです。オーダーのメンバーは守護霊を使ってやり取りしている事はわかりましたが,ハグリッドはどうやって自分の返事を送り返しているのでしょう? 多少の魔法はナイショでやっているようですが,さすがに守護霊の呪文はハグリッドには難しいのではないでしょうか? 送った人の守護霊が送り返してくれるのでしょうか? そうでなければ,フォークスが直々に送り届けしているのかな??

‥‥しか~し,その為に,もしハグリッドがホグワーツを去るなら,フランスの山からはるばる連れて来た父親違いの,純血巨人の,弟Grawpも面倒を見て欲しいと。。。そりゃーいくらなんでもムリですよね; しかし,ハグリッドにとっても,やむにやまれぬ事だったのでしょう。

Grawpと別れた後に,ケンタウロス。私は,前にも書きましたが,ど~~も人間に優しいフィレンツェ以外のケンタウロスはニガテっ。。。なのですが,マゴリアンやベインもダンブルドア先生の葬式には一定の敬意を表しておりました。


6巻既読前提の Harry Potter and the Order of the Phoenix (16)

2007-05-25 00:49:09 | ハリポタ5巻
Chapter 26: Seen and Unforeseen
前回の記事はこちらこちら

ハリー,「自分は生涯クィデッチを禁止されている。」それに対してジニー,「アンブリッジがいる間だけじゃないの。」ずっと前の章では,ハリーがウィーズリー父さんが襲われるのを見て悩んでいた頃,「何が起きたか覚えているならあなたはヴォルデモートに支配されているのではない。」とずばり言ってのけましたね。ようやく見つけました。ハリーにジニーが合う理由。この後ハリーはチョウを自然に忘れていきますよね。。

この章のラストはドラマチックですね♪ 最初に読んだ時,「蹄の音」は超びっくりでした。(笑) ここからしばらく,ドラマチックな章が続きますね。

Chapter 27: The Centaur and the Sneak
前回の記事はこちらこちら

ダンブルドア先生が校長室から逃走するシーン,6巻の「あのシーン」を思い出します。ヴォルデモートどうこうより何より,生徒が危険に陥れば,自らのクビも命も顧みず,とっさに助けてしまうのがダンブルドア先生なんだな。しかし隠れる気はないという校長,このチャンスにゴーントの指輪を探す旅に出たのでしょうか?

ついでに,このシーンでのShackleboltさんとPhineasの最後のセリフ,カッコいいですね。


6巻既読前提の Harry Potter and the Order of the Phoenix (15)

2007-05-22 00:06:17 | ハリポタ5巻
Chapter 25: The Beetle at the Bay
前回の記事はこちらこちらこちら

以前読んだ時の感想が驚くほど詳しいので,詳細はそちらに譲るとして。。。(笑)
チョウは,最初にふくろう小屋で話をした時から,ハリーにバイバイを言う時は,いつも"See you around."って言いますね。実はコレ,"See you soon."や"See you again."とは,微妙に,かなり意味が違うと,昔英会話の先生に教えてもらったんですよ。後者の2つは,また会える事を前提に,「またね」って感じなのですが,"See you around."は,会うチャンスがあるとは思えない人に対して言うんですよ。チョウが最初からこの言い方をしているのにはちょっと驚きましたが,このデート失敗のシーンで効かせる為に,ずっとそう言わせていたんですね。

その直後,ハリーはハグリッドに会ってますが,ハグリッドがハリーのグチを聞いてあげられなかったのが,また2人の恋にはアンラッキーでしたね。彼は,マダム・マキシームとの恋を,1度修復不可能かと思われたほどの大ピンチに襲われ,そこから,立ち直ったんですけどね。


Run!Run!Run!