ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

The Mapmakes's Wife(覚書)

2017-07-05 23:17:42 | Kindle
ネタバレなので、見たくない人は退散してください。

Mapmakes's Wife(地図屋の女房)仏科学アカデミーの「赤道幅測量隊(1735-1739)」のアシスタント、ジャン・ゴダンと結婚した裕福なスペイン系現地人家庭の娘イザベル・グラメゾンが、女性初のペルーxアマゾン間横断をした話。

アカデミー探検隊帰国後の経緯を簡単にまとめると

ジャン・ゴダンは、仏科学アカデミー探検隊の仕事終了後、リーダーの1人シャルル=マリー・ド・ラ・コンダミーヌにアマゾンのカイエンヌまで同行。コンダミーヌ帰国後、家族とフランスに帰るべく、ポルトガル領事館を通してフランス政府と連絡を取り、パスポートを取得する算段。

ところが、こわっぱのくせにリーダーのコンダミーヌのようなつもりかい?な言いがかりを付けられたり、妻はキトの現地人という事でなかなか素直にパスポートが出ない。そのうちフランスの情勢が変わって戦争が始まり、手紙が届かないトラブルが続き(私と同じだ(笑))、ポルトガルからはスパイ扱いされ、自由に動けないまま20年…

一方イザベルは、娘を生んでカルメンと名付ける。カルメンは父と一緒にフランスへ行くべく、フランス語やその他必要な事を勉強。

やがてイエズス会牧師から、ジャンの居所情報が。イザベルは信頼できる使用人を送って確認、ついに夫の無事を突き止める。

ところが、いよいよという時に、カルメンが天然痘で帰らぬ人に。まだ見ぬ父とフランスに行く事を夢見た19年の生涯だった。

イザベルは、アマゾンへ渡って夫と合流する決心をする。が、女性で大陸横断の前例がなく、家族は最初猛反対。しかし彼女の決意の固さを知って、一家上げて応援に転じる。父が先発して準備し、弟達が家族共々フランスまでイザベルに同行する事となった。

‥ようやく、65%読んだ所で、2年前?に本を読み始めた時のシーンキタ!

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