ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

By Murder's Bright Light (2)

2011-07-30 08:36:02 | Athelstan・Doherty
By Murder's Bright Light (Sorrowful Mysteries of Brother Athelstan)By Murder's Bright Light (Sorrowful Mysteries of Brother Athelstan)
価格:¥ 745(税込)
発売日:1994-10-06

アセルスタンはいつもの通り,朝のお祈り終了後,教会の檀家さん達の恒例の寸劇の準備。
そこへ,アシュビーと名乗る若い騎士が殺人の嫌疑をかけられたと,保護を求めて駆け込みます。するとほどなく追手のマーストン率いる部隊が表れ,アシュビーを引き渡すよう要求。困ったアセルスタン,教会法で定められた権利遂行の為,十字架で応戦…と,そこへ,タイミング良くクランストン卿登場。体型に似合わぬ華麗なステップで,すぐにマーストンを追い詰めます。

余談ですが,ここで,多分初めて(^_^;)?クランストン卿のフルネーム公開。Sir John Andrew Patrick George クランストン なのだそうです。

マーストンから事情を聞けば,この朝,彼らの主人,ヘンリー・オスプリング卿が殺害され,現場に彼の騎士アシュビーが立っていて,すぐ逃げ出したので,犯人と断定して,追って来たとの事。オスプリング氏と言えば先に謎の死を遂げたロフェル氏と取引があり,しかもアシュビーは船に乗船していたそうなので,現場に急行のクランストンとアセルスタン。

現場の船宿には,急を聞いて駆け付けたオスプリングの娘エイベリン,ロフェルの妻エマ,エマの女中タビサ・ベロアと,何故か女性ばかり集合。ドハティ小説のお約束として,この中に犯人もしくは黒幕にかかわる人物がいるな。(^o^;)



By Murder's Bright Light (1)

2011-07-27 22:14:30 | Athelstan・Doherty
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発売日:1994-10-06

久しぶりのアセルスタンです!

テムズ川に停泊する軍艦God's Bright Light,実はこの船は艦長を病気で失い,この場に停泊してます。見張り役の船員が、約束の時間に娼婦と一緒に戻ってくると,交代すべき,仲間の見張りがいない。船に誰もいないようです‥‥

クランストン卿は,民事訴訟の処理中。今日の原告は,隣人ラグルウィードさんが,蛙と話が出来る,魔女に違いない,と!訴えるアリス・フログモア。アリスのあまりの剣幕に呆れるってか、蛙は自分だろ?!とさえ思って可笑しさこらえるクランストン卿。何故か裁判所に犯人?(^^;)蛙がいます。その蛙が鳴く度,蛙婆(笑)が「ほ~ら,魔女と話してる」,とのたまうので,アセルスタンがいたら,可笑しくて倒れるに違いないと思ってます。結局,法廷侮辱罪で却下。

次の事件は,隣のライバル同士のパン屋の争い。一方が増設したトイレの汚水が,もう一方の倉庫に流れるのだそう。

…しかしここで,ショウディッチという巡査が,泥棒の一報を持ってきたので,裁判はお開き。被害者は,セルポットさん。家族で留守中に被害に遭ったそうです。執事ラッチキーが応対。しかし,この家は戸締まりがしっかりしていて泥棒が入る隙がありません。最近,この周囲で同じ手口の事件続発なので,内部犯行とも思いにくい。

帰り道,ショウディッチとGod's Bright Lightの噂するクランストン。難事件2つ,いよいよあの方の出番(^_^;)



Run!Run!Run!