By Murder's Bright Light (Sorrowful Mysteries of Brother Athelstan) 価格:¥ 745(税込) 発売日:1994-10-06 |
アセルスタンはいつもの通り,朝のお祈り終了後,教会の檀家さん達の恒例の寸劇の準備。
そこへ,アシュビーと名乗る若い騎士が殺人の嫌疑をかけられたと,保護を求めて駆け込みます。するとほどなく追手のマーストン率いる部隊が表れ,アシュビーを引き渡すよう要求。困ったアセルスタン,教会法で定められた権利遂行の為,十字架で応戦…と,そこへ,タイミング良くクランストン卿登場。体型に似合わぬ華麗なステップで,すぐにマーストンを追い詰めます。
余談ですが,ここで,多分初めて(^_^;)?クランストン卿のフルネーム公開。Sir John Andrew Patrick George クランストン なのだそうです。
マーストンから事情を聞けば,この朝,彼らの主人,ヘンリー・オスプリング卿が殺害され,現場に彼の騎士アシュビーが立っていて,すぐ逃げ出したので,犯人と断定して,追って来たとの事。オスプリング氏と言えば先に謎の死を遂げたロフェル氏と取引があり,しかもアシュビーは船に乗船していたそうなので,現場に急行のクランストンとアセルスタン。
現場の船宿には,急を聞いて駆け付けたオスプリングの娘エイベリン,ロフェルの妻エマ,エマの女中タビサ・ベロアと,何故か女性ばかり集合。ドハティ小説のお約束として,この中に犯人もしくは黒幕にかかわる人物がいるな。(^o^;)