ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

7巻既読者のつぶやき。。

2009-07-13 22:59:06 | ハリポタ3巻




昨日、テレビで久しぶりにPOA観ました。7巻を読了してからかなり時間は経ってますが、3巻の映画を観たのは読了以降初めてかな。元々3巻映画は、「偶然」6巻7巻の伏線を多く含んでいると言われていますよね。でっ、今回初めて気付いたのですが、ハリーとシリウスがディメンターに「最初に」襲われたシーンです。画面にはっきり銀色の鹿が写りますよね。ハリーは、その時はお父さんの、後で実は自分の守護霊だと悟るわけですが、…

ところで、その、1回目の鹿、ホントにハリーが出したんでしょか?
…いや、雄鹿だったですよね。角も明瞭に見えたし。(^o^;)
お騒がせしました。










6巻既読前提の Harry Potter and the Prisoner of Azkaban 感想

2007-03-04 02:55:53 | ハリポタ3巻
今日は、突走るのをわざわざやめて、感想を書く為に朗読CDお休みしました。
やっぱり、3巻は1番好きな巻でした。特に今読むとハリーのシリウスへの想いが痛いです。

この巻はまた,ハリーのお父さんの親友達という,大人も楽しめるキャラクタも登場で,子供向けファンタジーの領域から少しずつ脱皮し始めていますよね。
クライマックスでの彼らの会話を聞くと,6巻を読み終わった今でもまだ私達の知らない重要な秘密が,ジェームスとリリーの殺害事件に絡んでいそうだなあ,と,臭って参ります。(汗) ダンブルドア先生はシリウスの何を心配していたのか,シリウスは何故事件の直前にピーターに秘密の守人を譲ったのか,そして例の予言は,ダンブルドア先生とスネイプ先生以外に誰か知っていた人はいたのか,‥‥。

そしてシリウスの弟レグルスは何の命令に驚いたのか,もう殆ど彼がR.A.B.と思ってますが(笑),何が彼を分霊箱撲滅に走らせたのか,予言と関係あるのか,シリウスは知っていたのか,。。。いろいろ頭を巡って参ります。

そういえば,ハリーのお母さんは,ヴォルデモートに慈悲を乞うパニックに陥った弱い女性じゃなくて,ヴォルデモートを挑発して自分を殺させ,ハリーにかけた魔法をスイッチオンして,ヴォ卿暗殺すら狙った勇敢な魔女だと,少なくても,私は今回そう思いましたよ。これが最大の収穫かな。

最初にハーマイオニーがふくろう通信販売を利用してハリーにプレゼントを贈ってくれましたが,シリウスはそれを大変高等な使い方しましたね。グリンゴッツ銀行は預金者の名前を聞かないっていうか,秘密厳守なんですね。最初に読んだ当時は,何故シリウスがろくに働いていない(ホグワーツ卒業後数年で事件が起きている)のにそんなにお金持ちなのか,気になりましたが,5巻を読めば,‥わかりますね。

昨日も書きましたが,ラストは現状6冊のラストの中でも,特に心が温まるので1番好きです。4巻の始まりがアレですから,ここは本当に幸せな最後の一時だったのですよね。ここからいよいよハリポタの本領?なのかなあ,ダークな後半に突入です。

それにしてもあと4カ月半です。4カ月半しか、なのか、4カ月半も、なのか。これから4巻5巻6巻の長編3兄弟(笑)が塔の如くそびえ立っておりますからねぇ。。。3冊終わる自信あるかっていうと、これが全然やばいっす。少なくても本を読んででは絶対間に合わないので、朗読CDですかね。そもそもこれからの3冊は持ち運びも大変だし。


6巻既読前提の Harry Potter and the Prisoner of Azkaban (12)

2007-03-03 02:22:02 | ハリポタ3巻
Chapter 21 : Hermone's Secret
魅力的なタイトル(笑) この本を読んでくれたキュートなアメリカ人の先生が「この章覗き見したくならなかった?」と聞いたのを思い出します。(笑)

しかし,章の最初は,ファッジ氏,スネイプ先生,マダム・ポンフリーにイライラ。イギリスって何て子供をバカにした国なんでしょねぇ。(そう言えば,5巻でベラ姐さんも子供達を思いっきりバカにしておりましたねぇ(汗)) 日本を含め,イギリス以外の国のファンタジーだったら,この展開はないな。ダンブルドア先生が人の心を見抜く能力を持っていたという事が,今読むとここでは本当に重いです。そういう目で見ると,2年後のシリウスの行動は,やや軽はずみだったんですかねぇ。。。

ここでまた映画の改変。バックビークがルーピン先生をつついて追い払うのは,映画オリジナル。(爆) 6巻ではつつかれたのはスネイプ先生ですが,深刻な場面にもかかわらず,これを思い出して大笑いでした。いいなあ,キュアロン監督は天才ですね。

原作では,湖の裏に行って「自分達」を助けたのはハリー 1人でした。初めて読んだ時は,お父さんがいるはずないと思いつつ,乗せられてドキドキしましたね。(笑) 3巻の原作をじっくり味わうのは久しぶりですが,ハリーが「Expecto Patronum!」と言う所と,守護霊に「プロングズ」と呼びかける所は,感動しましたよっ;

バックビークの背中で,ハリーの後ろでブツブツ言ってるハーが‥(笑)
映画と違いゆっくり話をする暇もなくシリウスを送り出す2人。ハリーは結局後々までシリウスとゆっくり話している機会はなかったんですよね。。。

Chapter 22 : Owl Post Again
シリウスを追い詰めておきながら捕まえられないと魔法省の恥だと,自分の保身しか考えないファッジ氏。

朝スネイプ先生にばらされ,昼には学校を去るルーピン先生。狼人間への風当たりは厳しいんですね。ルーピン先生には幸せになって欲しいなあ。ルーピン先生は,ちゃんと地図と透明マントをしっかり返しますね。どこかで「いつ返してもらった?」って騒動になってなかったっけ? アレはムーディオヤジの時だったか。(笑)

ピーターを助けた事を恥じるハリー。でもダンブルドア先生の反応は意外。命を助けた魔法使いは強い絆で結ばれる,ペティグリューを助けてよかったと思う時が来る。。。今読むと,う~~~ん,これは7巻に向けて,いよいよ重要な絆になりますね。
で,実は,ハリーが助けた命はもちろんピーターだけではありません。シリウスも,バックビークも,です。という事で,彼らの恩返しも期待できるわけですね。でも,シリウスの恩返しはKreacherで,バックビークのが,スネイプ先生つつきか。。。(^^;)

ダンブルドア先生は,前日の夜,シリウスから彼らの動物もどきの術について聞いたそうです。これでダンブルドア先生と動物もどきの件は解禁。

最後にシリウスから無事を知らせる手紙と,ホグスミード許可証と,ピッグウィジョン(笑)が送られてきますね。よく考えてみると,このラスト,ハリポタ本6冊の中で1番好きです。この時は本当に平和で幸せだったんだなあと,つくづく思います。


6巻既読前提の Harry Potter and the Prisoner of Azkaban (11)

2007-03-02 00:45:50 | ハリポタ3巻
Chapter 19 : The Servant of Lord Voldemort
スネイプ先生によると,アズカバンに送るのは「two more」と言っているんですね。何に対して「あと2人」なのでしょうね? シリウスは既に決まっていると考えると,ルーピン先生の他にまだ1人いるのか?と脳細胞が?型に変形してしまう(笑)ので,前年,ハグリッドが行った事に加えて,という意味なのでしょうか?

Like father, like son. イディオムですねぇ~。この父にしてこの息子。

シリウスは,事件の直前に秘密の守人を代ったという事か。すっかり忘れてました。しかし何故そんな土壇場で?

ここでにわかに気になってきたのが,「誰かトレローニー先生のあの予言を知っていたのか?」 ダンブルドア先生を除いては,スネイプ先生が(一部だけ?)知っている事はわかっておりますが,スネイプ先生からどこかへ漏れたのかどうかが結構カギね。シリウスはレグルスつながりで知っていたかもしれませんが,しかしもしそうなら,ダンブルドア先生に任せるとは考え。。。そうにないな,シリウスは。またピーターは? う~~ん,この辺結構カギだなあ。。

それと,ジェームズ夫妻は,自分達の子供が‥という事は,知らされていたのでしょうか?

Chapter 20 : The Dementor's Kiss
思えばこの辺りの3つか4つの章,シリーズ中でも1番好きな箇所です。

一緒に暮らすか?と様子を伺うシリウスに,「家はあるの?」と聞くハリー。しかし今そのやり取りを聞いていると,え?家~~? あのブラック屋敷か? 思わず笑みがこみ上げて参ります~。ここはなかなかツボだったな。(笑)

映画の大胆な改変を思い出しました。スネイプ先生は,原作ではこの章では全くハリー達を助けも何にもしませんが,映画では,身を呈してハリー達を狼人間から守ってますね。3巻の映画には,6巻7巻の伏線があると言われているのですが,これってひょっとしてひょっとするかもよ? フェンリア・グレイバックという奴もいるし。

ハリーはExpelliarmus!でワームテールを止めようとしますが,彼はその魔法を受けながら同時にネズミになって逃げてしまいますね。non-verbal魔法でしょうか? (彼はロックハート先生よりずっと優秀だ(笑)) 6巻で,同じ状況でハリーを固めたダンブルドア先生を思い出しました。 (泣)

いきなり守護霊の呪文をできないハーマイオニー。7巻では是非これをやって成功させて欲しいですね。‥でなけりゃ,ここでわざわざハリーと一緒にやらないですよね?


6巻既読前提の Harry Potter and the Prisoner of Azkaban (10)

2007-03-01 00:41:45 | ハリポタ3巻
Chapter 17 : Cat, Rat and Dog
この章,映画とかなり違うんですね。
まずハリー達は,ハグリッドの小屋を抜け出した後,ファッジ氏やダンブルドア先生に一切構う事なく,透明マントを着て一目散に去っていくのですね。落ち着きのないスキャバース。そこへシリウス犬登場で,ワームテールパニックです。シリウスがロンを襲って,暴れ柳の下へ引き摺って行く所は映画と同じですが,ハリーやハーマイオニーは,柳に振り回される事はなく(それはキケン過ぎ(笑)),クルックシャンクスに助けてもらい(彼が「スイッチ」を押し)ますね。

叫びの屋敷の2階で,シリウスとの対面シーン。クルックシャンクスがずっとゴージャスにゴロゴロ(笑)してます。で,シリウスのカッコいい事♪ 映画よりずっとカッコいいぞ。(ゴメン(^^;))フライさんの声色がいいですね。

ハリーがシリウスを殺そうとした時,身を挺してシリウスを守るクルックシャンクス。このシーン大好きです。映画は‥,ネコのCGうまく取れなかったのでしょうか。。

そこへルーピン先生。優しいルーピン先生の声色は,ここでも壊れる事がありません。ハーマイオニーは,彼が狼人間だという事を見抜いていました。最初に読んだ時,スゴイ!と思いましたよ。

Chapter 18 : Moony, Wormtail, Padfoot and Prongs
何とかシリウスを落ち着かせ,話をしようとするルーピン先生。自分の事を,ハリー,ロン,ハーマイオニーに話すには相当勇気が必要だったと思います。そこでドアが開くんですね。これはハリーが落とした透明マントを拾ったスネイプ先生が入った合図。(笑) つまり,スネイプ先生は,少なくてもこの後は,ムーニー, ワームテール, パッドフッドとプロングズはわかるのね。また,ハリーが透明マントを持っているという事も確実に知るんですね。(4巻の卵事件(笑)思い出します)

ルーピン先生の語る学生生活の話が素敵です。いい友達を持ったのですね。それにしても,5年生で動物もどき完成? 例の逆さ吊りも5年位までにマスターしたのですよね。(汗) 彼らの代は優秀ですね~。

ここで,ちょっとした事を思い出しました。少なくてもハリーの両親が殺された時にはスネイプ先生はホグワーツにいたはずですが,シリウスは,スネイプ先生がホグワーツにいる事をここで始めて知ったんですね。その驚き振りからして,彼はスネイプ先生がデス・イーターから足を洗った事を,果たして知っていたのでしょうかね? (彼はデス・イーターに関しては情報通ですが。。)


6巻既読前提の Harry Potter and the Prisoner of Azkaban (9)

2007-02-27 00:39:54 | ハリポタ3巻
Chapter 14 : The Quidditch Final
ハグリッドが涙で一杯の手紙でバックビークの裁判の負けを知らせてくると,ロンは突然それまでのハーマイオニーとのわだかまりを一気に忘れます。(笑)ドラマチックに抱き付くハーマイオニーに,しかし,ロンは困り果てた様子。(爆)

そこからハーマイオニーの様子が何かヘン。(笑)
3人はハグリッドに話をする機会を伺いますが,この頃セキュリティが厳しく授業の時のみ。その時,遠くでハグリッドをバカにするDroco達を見つけると,猛然と迫るのはハーマイオニー。力一杯,パンチをお見舞い。ハリーかロンにされたのなら,反撃に出るドラコが,何故か穢れた血とバカにしているハーマイオニーに素手で殴られ,ぐうの音も出ません。

続いてフリットウィック先生の大事な授業をすっぽかし,

ついにトレローニー先生の授業で,ボイコット宣言。

さすがのミス・パーフェクトもついにキレましたかね。(笑)

一方,スリザリンとの試合が迫ってきて,ハリーはヘンな夢を見ますが,まるで4巻の予知夢。スリザリンチームが皆ドラゴンに乗ってきて,ハリーはファイアボルトを忘れてます。まさにトライウィザード・トーナメントの第1戦ですね。(笑)

試合は,いろいろ苦労した末,(と言っても,ハッフルパフに負けた試合よりはずっといい感じですが(笑))勝利。ハリーは,守護霊の呪文用に,最高の記憶をゲットする事ができました。アンジェリーナが得点した時の,空へ向かってパ~ンチ!がカッコよかった。。

Chapter 15 : Professor Trelawny's Prediction
そして,ついにトレローニー先生の予言が出てくる章です。。

バックビークには上告(appeal)の機会が与えられたと言いつつ,当日は処刑人がやってくるというので,明らかに形だけ。

ここで学年末テストです。テストが実況されるのは,3巻と,5巻のO.W.L.ですね。7巻でN.E.W.T.の実況はやらないのでしょうかね? そんな余裕ないかなあ。。。ハーのボガート,ロンの予想はほぼ当たり。(笑)

ファッジ氏が裁判の立会いにやってきます。心配そうな様子で「pity」と言っているので,おや,彼もいい人なのかと思ったら,「狂ったヒッポグリフの処刑を見るなんて。。。」あああ,やっぱし,そんな程度の人だったのね。(汗) でもハリーは,若いからか,バックビークの心配のあまりか,まだ彼の素顔を見抜いてないようですね。

一方,ハリーは,トレローニー先生のテストでついに,彼女の予言を聞いてしまいます~。トレローニー先生の予言も,3巻,5巻と来るので,7巻でもう1回決定的な予言が聞けるかもしれませんね。フライさんの声,5巻と全然違うのが,惜しいなあ。。5巻の声の方が好きです。

ハーがハリーの透明マントを取ってきますね。この頃どうしたの?というロンに赤くなるハー。もしかして,この頃変だったのは,ロンの為だったのか?(笑)

スキャバースは,もしこの時ロンが見つけなかったら,この後どうなったのでしょうかね? それでもやっぱりヴォ卿の所へ走ったのでしょうか。。


6巻既読前提の Harry Potter and the Prisoner of Azkaban (8)

2007-02-24 23:52:24 | ハリポタ3巻
Chapter 13 : Gryffindor versus Ravenclaw
ロンとハーの友情の終り。。。。
でも,こんな状況下で,時々ハリーがハーマイオニーにかけてあげる言葉の優しい事。

守護霊はかなり良い感じになってきました。あとは実践あるのみ。バタービールに反応するハリーを怪しむルーピン先生。

レイブンクローとの試合に備えて,ファイアボルトを使っての練習が始まりますが,ハリーは,練習の終りに例の黒犬の視線を感じます。クルックシャンクスが出てきたので怒るロン。(汗) ハリーの晴れ姿を密かにクルックシャンクスと楽しんでいたシリウス犬の姿が頭に浮かんで参ります。

いよいよ試合の日,それはハリーにとって1つの運命の出会いの日でもあります。チョウ・チャンですね。しかし,ハリーはそんないい箒に乗っているのに,ぴったりチョウにマークされてます。よっぽど良い乗り手なのか,ハリーは,結局大した事なかったのかなあ。それにしても,ハリーの行く手を何度もブロックしたとありますので,かなり気の強い子だったんですね。

リー・ジョーダンは,試合を忘れ? ファイアボルトに関するコメントばっかり。(笑)

すると,会場にまたしてもディメンターが。ハリーは早速完成した守護霊の技をお見舞い。見事成功!‥と思いきや,悪戯を企んだ,マルフォイ一派と,キャプテンマーカス・フリント。まあキャプテンのくせに何子供っぽい事やってんの~(爆)

しかしその夜,恐ろしい事件が。何とロンのベッドに,シリウス・ブラックが立っていたというのですね。へぇぇ~何でロン? サー・カドガンが証言してくれなかったら,ロンはバカを見る(笑)所でした。シリウスにして見れば,ハリーが調子を取り戻したのを確認して,あのにっくき奴をやっつけたろう,という所だったのでしょうか。しかし,ピーターって悪運の強い奴ですねぇ。(笑)

犬って,ホグワーツ城内では,セキュリティシステムにひっかからないのでしょうかね?

Chapter 14 : Snape's Grudge
ここで4巻の伏線とも思われる現象。ロンは初めてハリー以上に注目された事を,事のほか楽しんでおります。

ハグリッドが,ハリーとロンを呼び出して「警告」。ハーマイオニーが1人でいるのを心配しての事でした。猫なら皆やる事だろうよ。鼠や箒の事なんかより,友達を大事にしろ!"I thought you two'd value yer friend more'n broomsticks or rats,"  いい言葉ですね。ハグリッドは,人の心を見抜くのが上手です。

またまたホグスミード訪問日が近付いて参りました。ロンはハーマイオニーを無視してハリーを誘います。ホグスミードに行く秘密の抜け穴の入り口の,こぶのある魔女の像付近を,何故か入念にチェックするスネイプ先生。彼はここが抜け道と知っているのでしょうか? 後で出てきますが,暴れ柳や,叫びの屋敷の事はわかっているようですが。。。。

今回は透明マントを被ってホグスミードに出かけたハリーですが,ドラコ達をからかうのに調子に乗り過ぎ,「頭」を目撃されてしまいます。スネイプ先生の追及に,妙に静か過ぎて,かえってアヤシイぞハリー。(笑) 忍びの地図が見つかってしまいますが,幸いスネイプ先生は開く事ができません。ただ,ムーニー プロングズ パッドフッド ワームテールが,揃いて,スネイプ先生をバカにする文章を並べております。(笑) スネイプ先生って,このニックネーム,知ってる? 5巻で,ハリーが一生懸命彼に,パッドフッドが捕まったと伝えていましたが,通じたのでしょうかね?

スネイプ先生は,何を思ったか(単純にDADA担当ジャンルという事か,それともジェームズの臭いを感じたのか,やっぱしニックネームを知っていたのかな‥)ルーピン先生を呼び出して注意しますが,さすがルーピン先生,スネイプ先生を欺き,ハリーを助けます。彼は,不注意に?,その地図を知っている事を言ってしまいますね。やっぱりハリーがジェームズの息子なんで,ついつい気が緩んでしまうのでしょうか。当然,ホグスミードへの秘密の道の事だって,お見通しですね。(笑) これでバタービールの一件の謎も解けた?(笑) でもハリーから地図を取り上げたのは,自分が教師である事からのモラルと,セキュリティの為。。。ああ,ハリーがホグスミードに度々出かけるのを恐れたのでしょうかねえ。

ここで,spark noteという,有名なリーディング・エイドを覗いてみました。それによると,この章のポイントは,ハリーが自分の行動についてちょっと反省すべき所だとあります。1つはハーマイオニーの事。まさに,箒や鼠より友が大切でしょ,ですね。ハーは絶交を恐れず友の安全を優先してよかれと思った事をしたのですから。もう1つは,ホグスミードの事。両親が命に代えて守った命を,軽々しく出かけて,つまらない事で無駄にするなという諌めです。ルーピン先生の,"these mapmakers would have wanted to lure you out of the castle."はなかなか「しゃれた」セリフですよ,mapmakersにはシリウスも含まれていますから。(この時まだルーピン先生はシリウスを疑っています)


6巻既読前提の Harry Potter and the Prisoner of Azkaban (7)

2007-02-24 11:55:35 | ハリポタ3巻
Chapter 10 : Marauder's Map (2)
いよいよ,ハリー(ロンハーも)が,シリウス・ブラックの「正体」を立ち聞き(立ってないけど‥(笑))してしまう場面登場です。皆さんの会話は,もちろん,眉につばをつけて(笑)聞く必要がありますが,裏を読むと,今でも,7巻につながるかなりの重要情報をゲットする事ができそうに思えます。

ダンブルドア先生はシリウスの関する何かを心配していたのですね。で,自分がポッター夫妻の秘密の守人をやるとオファー。事件当日,シリウスはポッター夫妻の死に驚きません。ほほう,彼は何かを知っていたのでしょうかね?(素直に考えればピーターの動向を掴んでいたのかな) そして,その時既にハリーを自分で育てるつもりでいたようです。

Chapter 11 : The Firebolt
しかし,シリウスの事実を知らないハリーは,すごい剣幕。思わず身震いする,ワームテール!(笑) 実は私は,シリウスの写真を確認するシーンを初めて読んだ時,英語の力がなかったのが幸いして,"handsome"とか"smiling"という単語連発なのを見て,こりゃ,悪い人じゃないわ,って見抜きました。(笑)

一方,ハグリッドには,バックビークを裁判にかけるという話が来ます。彼はすっかり落ち込み,自信をなくしてしまいます。どうもこの時の印象で,ハグリッドは弱いと思い込んでしまいましたが,彼が本当に弱り果てたのは,この時と,出生の秘密が公になった時だけでしたね。蛙にも負けてなかったし。本質的には強い人なんですね。

クリスマスの日,ハリーには,ファイアボルトが届きます。すごく良い箒のようですね。しかし,ハーマイオニーが。。。私は彼女とてもエライと思いますよ。友情を壊してでも,友達の無事を優先するその勇気。まさにグリフィンドールですね。

ちなみに,余談ですが,彼女の名前は,ギリシャ神話で,世界一の美女ヘレンとスパルタの勇者メネラオス王の娘で,アキレスの息子に嫁いで,獅子と言われた集団のかみさんになった女性から来てます。

それにしても,ハーマイオニーもマクゴナゴル先生も,ピタリと言い当てますね。ファイアボルトの送り主。(笑)

Chapter 12 : The Patronus
次のクィデッチの試合が近付いてきましたが,ファイアボルトを没収され,困ったハリー。問題はそれだけでなくて,ディメンター対策もしなくてはなりません。ルーピン先生の特別授業開始です。

ディメンターを追い払うには,守護霊というものを出す必要がありますが,それを出すには,幸せな記憶を思い浮かべて集中しなくてはなりません。ハリーには,読者の私達から見ても,そんな記憶あったっけ? 彼は,実は,不幸な生い立ちだったんだなあ,と改めて考えさせられます。

この頃,ハーマイオニーと口をきく機会がありません。いつもは,口をきく機会のない人が有効な情報を持っている(笑)のですが,この時ハーに余計な情報を聞かなくてよかったですね。彼女,ルーピン先生の正体(と言うか,問題,と言うべきですね)に気付いています。

ハリーは,守護霊の1回目の授業は,結構いい線行ったのですが,その後伸び悩みます。実は,ディメンターを追い払うという事は,彼の両親の声を聞けなくなるという事。う~~ん,辛いですねぇ。。みぞの鏡の時もそうでしたが,彼には,両親に繋がるものは諦めて生きていかなくてはならないという,厳しい宿命があるようですね。。

試合直前,期せずして,ファイアボルトが返ってきました。それを渡しながら,マクゴナゴル先生が,1度ならず2度も"Seriously"(発音に注目!(笑))と言った所が笑えました。

ハリーとハーマイオニーの間のわだかまりは消えましたが,ここで大事件。スキャバースが,血の染みを残して消えてしまいます~。

‥しかし次の章で寮内にいなくてよかったなあ,ワームテール君!(笑)


6巻既読前提の Harry Potter and the Prisoner of Azkaban (6)

2007-02-23 00:12:32 | ハリポタ3巻
Chapter 8 : Flight of the Fat Lady (3)
ハロウィンの祝宴の食事は大変おいしかったそうですが,太った婦人が逃亡。ピーブスが教えてくれたんですね。ダンブルドア先生を怖がるなんて,らしくないけど,ルーピン先生以上のイタズラ(笑)でもされたのでしょうか。(もちろん,ダンブルドア先生に,だ(爆))

そんな彼も6巻の「あの日」は静かでした。(泣) どこで何をしていたのでしょうか。。

Chapter 9 : Grim Defeat
紫の寝袋のシーンです。後のテント等の話から,魔法使いの世界の寝袋は,中が広がっていて,結構快適に寝れるのかな,と,想像してしまいます。(笑) この寝袋の話と,続くスネイプ先生「念願」のDADAの授業は,3巻を初めて読む人にとっては,なかなかイミシンな所です。彼はルーピン先生がシリウスを入れたと思っていて,当てつけの為に狼人間を教えたのですね。

対スリザリンのはずが,ハッフルパフ。いみじくもセドリック・ディゴリー紹介のシーンとなっております。3人娘がセドリックの事を,見た目がよくて静かでいい男,と評価しておりますね。やっぱ「静かな男」は洋の東西を問わず好まれるんですねぇ。(笑)

試合中,ハリーはディメンターを通してお母さんの最期の声を聞く訳ですが‥‥,今回,ふと思ったのですが,実は彼女は,直接ハリーを殺そうとするヴォ卿の前で,パニックに陥った哀れな母親を演じて,わざと自分を殺させる事で,ハリーにかけたバリアをスイッチオンして,ヴォ卿を罠にかけ,逆にヴォ卿暗殺を企てた大胆な策士と見る事もできますねぇ。。。
いや,何故そう思ったかと言うと,5巻6巻で垣間見たリリーは,ジェームズを「ポッター!」と苗字呼捨て,ナメちゃんに曰く「面白い子」,とにかく元気なんですよね。たとえ死を前にしても「慈悲にすがる哀れな母親」ではないと思うんですよ。どちらかと言うと「巨悪に立ち向かう強い母」じゃないかなあ。。少なくてもあの声のシーンの前に,ハリーにバリア魔法をかけ,覚悟を決めて待っていたのではないかと思うんですよね。

どうもこの時を境に,ハリーのクィデッチへの情熱が,次第に薄れて行っているような気がします。何故なのかなあと不思議に思っていたのですが,初めて負けた事,ニンバスを失った事もあるのでしょうが,後にダンブルドア先生が言う大事なテーマ,「what is right and what is easy」も関係あるのかな。ハリーにとってクィデッチは,父親から受け継いだ才能で,苦労する事なく,簡単に手に入れた名声だから,あまり執着する物ではないのでしょう

ところで,何故クィデッチ競技場にディメンターがいたのかと考えてみたら,シリウスがそこにいたからなのでしょうかね? そんな事も今頃発見。(笑)

Chapter 10 : Marauder's Map (1)
忍びの地図そのものの登場の前に,ハリーと,地図を作った張本人の1人ルーピン先生とのやり取りが入ってます。ルーピン先生の声,いつ聞いても素敵だなあ。。

双子がハリーに地図をプレゼントしてくれるシーン,徹底的におちゃらけフレッドと,ちょっと真面目なジョージの性格の違いを把握していると,どっちが喋ったという前に,どっちのセリフだったかはっきりわかって,すご~く面白かったです!

しかし彼らもこんなエライもの,よくこの年にハリーにくれる決断をしてくれましたねぇ。。


6巻既読前提の Harry Potter and the Prisoner of Azkaban (5)

2007-02-21 00:26:18 | ハリポタ3巻
一気に50ページ進んだ昨日と比べて,今日はお昼休みに読んだので,5ページ位かな?(汗)

Chapter 8 : Flight of the Fat Lady (2)
ホグスミードに行けないハリーを待っていたのは,ある意味「ご褒美」ですね,ルーピン先生との一時。ルーピン先生とシリウス・ブラック,スネイプ先生,ジェームズとの関係を考えながら読むと,‥いや~今読むと,ホントにイタイですねぇ。。。元々彼とスネイプ先生との間は,そんなに決定的には悪くなさそうですよね。スネイプ先生が薬を作ってくれたりしてるし。まあ,ダンブルドア先生からお願いされたのかもしれませんが。

この当時,ルーピン先生でさえも,本当にシリウスを殺人者と思っていたのでしょうか? 確かに,仲良し4人グループのうちの2人を殺したと思わせられれば,仕方ないのかもしれませんが(あ~それでさすがのスネイプ先生も,ちょっとかわいそうに思って,薬作ってくれたのかな(笑)),それにしても,シリウスがそれをやったとストレートに信じたのでしょうか? 少しでも「そんなはずはない」と思わなかったのでしょうか?

ふむ,スネイプ先生は信じてもシリウスは信じないハグリッド,親友を殺人者と思っていたルーピン先生。一体何故,皆こんなにシリウスを信じないのか,まだまだ私達の知らない秘密の臭いがしますね。ますます興味津々でございます。


Run!Run!Run!