ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

The Children of Hurin 到着!

2007-04-14 12:32:02 | Tolkien・Silmaril/UT
The Children of Hurin私が買ったのは,この版です。申し込んだ時点では2,898円で,ダントツで1番安かった奴ですが,‥‥やややっ,130円ほど高くなってる!

表紙カバーはつるつるで,文字は浮かび上がっております。本は全体で300ページほどでそんなに厚くないのですが,このカバーでは外を持ち歩くのはもちろん,読む時も付けているのはもったいないです。(^^;)

で,ここからの話は,私は話をもうほとんど忘れているので,固有名詞など殆どわからなくなったのでごめんなさい,ですが,まず,表は岩山の上に立ちつくす黒装束の美形の騎士(見ればわかりますね(笑)),裏は,Thorondorともう1羽,誰かを乗せて,崖の間から,山と緑に囲まれた都に向かう絵です。この都はゴンドリンでしょうか。

本の内容は,本編は220ページ位ですが,前後に,前書き,発音ガイド,付録,家系図,用語解説が付いています。しかし何より嬉しいのは,アラン・リーの前面カラーの挿絵が8枚(1枚は表紙後ろと同じ)入っている上に,章毎にも挿絵がついています。また章によっては,終りにも挿絵が付いています。見た覚えのない絵ばかりですので,書き下ろしたのでしょうね。例えば,‥剣の刃を確かめているベレグ(この話で1番好きなキャラクタだ♪)とか,おにぎりのような(笑)レンバス,むっつり顔の3人のドワーフ,ドラゴンは,わざとなのでしょうが,あまりはっきりと描かれていません。

ハードカバーですが,厚さは2cm程度なので,持ち歩きもできそうです。ただしカバーはもったいないのではずしてね。(笑) ちなみにカバーをはずすと,シンプルな黒地に背中に金字でタイトルが書いてあり,これだけでもなかなかいい感じです。

という事で,クリストファー・トールキン,アラン・リーを始め,この本の制作に携わった全てのスタッフの皆さんの,パパトールキンに対する愛情が感じられる,とてもゴージャスな1冊でございます。

実際読書に入るのは,今年はアレ(^^;)ですので,ごっちゃになると,これまたもったいないので,ハリポタ祭りが一段落ついてから,にしたいと思います。

The Children of Hurin資料発掘

2006-09-22 01:41:30 | Tolkien・Silmaril/UT
今日(正確には昨日)HoME読書しませんでしたので,またこの話題で。
さっそくUTを発掘してきましたが,さらにHoMEをあさり,3巻The Lays of Beleriandに,「The Lay of the Chirdlen of Hurin」を見つけました。シルマリルも発掘したかったんですけど,今日はジョギングし過ぎで膝を痛めているのでやめときます。(えっ,何故膝を痛めていると本を捜せないかって,膝を床に付けないからですっ)

UTはかなり格調高い文章で,これの完全版か~~っと思うとちょっと目眩がします。(笑) でもいきなり『これはシルマリルにあるから省略ね』とかあるので(笑),こういう所がちゃんとつながるのでしょうか。どこかに「The Children of Hurin」は全21章の話と載っていました。21章と言うと,FOTR位の長さでしょうかね? ハリポタ6巻が30章ですから,その2/3という事か。(ハリポタって長いのね(汗))

一方,HoMEの方は,大元のThe Lays of Beleriandという事で,詩のような形式ですが,韻を踏んでいるようないないような感じです。古英語の訳本形式(ベオウルフとか)みたいな感じです。(あ"っ,そう言えばベオウルフ読まなきゃ!(汗))UTより読み易いですが,理解し易いかどうかはわかりません。読んでみたいけど,そもそもHoMEのLOTR分がCOH(もう略語作ってる(笑))発売までに終わるか微妙で,実は来年の春にはThe History of the Hobbitも出るんですよね。これもまたとても楽しみな本なんですよ。(来年はトールキン祭りだな(笑))という事で,COHのHoME版は,正式版読み終わってからになりそう。

The Children of Hurinとは‥

2006-09-21 01:42:31 | Tolkien・Silmaril/UT
さて2つほど前の記事で浮かれて書いたこのニュース,CNNの他にもたくさん報道されておりますが,これはBBC版(Tuesday, 19 September 2006)。

ところでBBC版の記事で
Extracts from The Children of Hurin have been published before.
を読んで,あれあれ?っと思ったのですが,私は危うく滑る(笑)所でした。今度出版される「The Children of Hurin」って,シルマリルやUTにそのあらすじが書いてある,「Narn i Hin Hurin」の事だったんですね。(今頃気付く私)‥という事で,この話題のカテゴリは,Silmaril/UTにします。

もしそうなら,ニュースなどをぼんやり読んでいると,何かエルフとドワーフの話かと思ってしまいますが,主人公は人間ですので,注意しましょう。(笑)

もしやご存知ない方の為に,Narn i Hin Hurinとは,第一紀の終わり頃(ホビットの冒険,指輪物語は第三紀)フーリンとその妻モルウェンの間に生まれた一男二女ラライス,トゥーリン,ニエノールの『数奇な運命の話』と言っておきましょう。はいはい,これは確かに,もし生前に完成していたら,トールキンの最高傑作になった可能性もあります。ドラゴンも出てくるし,登場人物は多分殆ど美男美女。またその中の1人,エルフのベレグは好きなキャラクタなので,完全版が出るというのは嬉しい限りです。

ただ,その原書は相当ハードでしょうねぇ。(汗)

来年春に出版という事ですが,実は来年夏とも噂されるハリポタ最終巻と読み重なってしまったら‥ま~いいや,あらすじ知っているから中断してハリポタ読みますって,おいおいおいおい!(爆)

クリストファーさんやったね!

2006-09-20 23:21:39 | Tolkien・Silmaril/UT
何か思ったほど盛り上がってない?(笑) トールキンファミリー,HoMEファンにとっては,えええ~!?な,仰天大ニュースでございます! 「トールキンの未完作を息子が完成」

追記:で,冷静によく見たら,TORN経由こちらにも記事がありました。英語。ふん,内容は日本語とほぼ同じ。タイトルは "The Children of Hurin"というのだそうです。

皆様(爆),来年は(ハリポタも多分来ますので)英語力を磨いて,てぐすねひいて待ちましょう。

追記の追記:"The Children of Hurin"と聞いて,一瞬執政家の話かと思って,ウホウホ♪になりそうになった私。(笑) でも実はエルフやドワーフの出てくる話なのだそうです。何ページ位になるのでしょうね? まさか三部作とか? ‥でも,おそらくホビットの冒険と同じ位なんでしょうね。

というわけでシルマリル始めました。

2004-12-21 22:44:37 | Tolkien・Silmaril/UT
たまたまホビットの冒険の次に再生されたので,聴く事にしました。実は以前から挑戦しようかと思ってはいたのですが,Ainulindale(アイヌリンダレ)の壁に阻まれて,先へ進む事ができなかったのです。(笑)

アイヌリンダレって何のこっちゃ?ですよね。これは,シルマリルの物語の中には,幾つもの物語が入っているのですが,中でも創世記の1番最初の奴です。これをCDで聴いていると,私の耳には,いつも"Iluvatar sat and harkened."というような文章で始まり,みんなEru様(Iluvatar)(えるじゃないので注意(爆))の前で音楽を奏でようとするのですが,Melkor(のちのモルゴス)のせいでおかしくなってしまう,の繰り返しに聞こえるんですよ。(きっと他にも中身はあると思うのですが)

という事で,今回はAinulindaleはあきらめて,次の,Valaquentaから行く事にしました。朗読はMartin Shawさんと言う人で,発音明瞭,ゆっくりで大変聴き易い朗読です。私はハリポタを始めとして,LOTR,ホビットの冒険,BBC版いろいろな朗読CDを持っていますが,聴き易さといったら,最高のレベルでしょう。(それでも突破できないアイヌリンダレって‥‥(汗))

ただし,読んでいる内容が大変難しいので,きっと毎日はレポートできないと思います。(汗)この所,DVD攻勢があってやる事が一杯あって大変なので,まあ,ちょっと楽しようと思います。

ところで,表記についてですが,シルマリルの物語はLOTR以上に「専門用語」が多く,わかる所はなるべく日本語にしようとは思いますが,私は貧乏性で文庫版が出ないと日本語版を買わないので,今回ほとんど日本語に変換できないかもしれません。という訳で,読みにくいかもしれません。すみません。

さて,今日ちらっと聴いた感想ですが,読んでる人のせいかもしれませんが,トールキンさんの文章は,ホビットの冒険→指輪物語→シルマリルの物語,と,進むにつれて,飛躍的に? う~ん,多分,飛躍的,に,文章が洗練されていくんですね。

Run!Run!Run!