久々の「おたのしみ」カテゴリでございます。。。
前は何を書いたのかと思ったら,‥作家はキャラの運命を変える事があるのか? そう言えばあの記事はやや未完気味でした。実は今日の話題にもちょっと関係ありますので,ちょっと補足しておきたいと思います。
あの時書きそびれたのですが,ファラミア,エオウィンも,トールキンさんが下書きを描いていたうちに運命が変わってしまったキャラクタ達でした。エオウィンは,まあ最初からアラゴルンとの関係で,生かすか殺すか,迷われたキャラだったのですが,ROTKの下書きに取り掛かった頃は,どうやら死んでしまう運命だったようです。しかし逆にファラミアは,ROTKの初期の草稿では,パパの焼身自殺に巻き込まれる事もなく,ずっと元気なんですよね。てっきりボロ兄の行いに対応して,最初からああいう厳しい運命に決められていたに違いないと思い込んでいました。(汗)そう言えば,TTTでのボートの件にしたって,ボートありきで計画的に弟を登場させたのかと思いきや,ちょっと違いましたからねぇ。
で,ここで突然,お約束のマルベスの予言話でございます。
これに関しては,2年以上前に書いて(まだブログなどを始める前です),公開する事もなく,そのまま置いといた記事がありました。
何故そう思ったのか,詳しい事はもう覚えてないのですが,死者の道=Paths of the Deadって,Pathsが複数形じゃん,と思った事から始まったのだと思います。「死者の道」と通ったのはアラゴルン1人じゃないってね。それはセオデンの道,デネソールの道と解釈する事もできますが,正式版のマルベスの予言を見ると,こんなキーワードが浮かんできます。
塔
死者の王
裏切り者と誓いを果たす者
北から来てドアを通る者
死者の道
これらのキーワードに,「こじつけ」にしてはあまりにうまく出来過ぎているこの4人。いやアラゴルンは当然よいとして,何故他の3人がこんなにうまくフィットするんだか。。
1人目はもちろんアラゴルン
塔→荒角山?
死者の王→エレヒの亡霊の王
裏切り者と誓いを果たす者→エレヒの亡霊
北から来てドアを通る者→アラゴルン
死者の道→ドゥイモルベルグのトンネル
2人目はファラミア
塔→白の塔
死者の王→ゴンドール歴代の王
裏切り者と誓いを果たす者→ゴンドールの執政
北から来てドアを通る者→ピピン(+ガンダルフかな)
死者の道→ラス・ディネン
3人目はフロド
塔→キリス・ウンゴル
死者の王→ナズグルの王
裏切り者と誓いを果たす者→ゴラム
北から来てドアを通る者→サム
死者の道→キリス・ウンゴル
4人目はガンダルフ
塔→ドゥリンの塔
死者の王→ドゥリン
裏切り者と誓いを果たす者→サルマンとガンダルフ
北から来てドアを通る者→ガンダルフ
死者の道→ガンダルフはファンゴルンでアラゴルン達と再会した時,長い「道のり」を通ったと語っています。
注目すべき点は,アラゴルン以外の3人は,戴冠式で,アラゴルンに被せる王冠に触れた人達でございます。
彼らの共通点は,アラゴルンを除き,その塔のあった場所で,少なくても1人以上に,1度は死んだと思われております。さらにもう1つの共通点,それは,指輪戦争以降,誰も元の生活には戻らなかったという事。
初期のマルベスの予言は(そもそも予言ではなく),裏切り者という言葉はなく,エルフの王,ドワーフの王,人間の王で一緒に死者の道を抜けてエレヒの石の前で角笛を吹こう!というノリでしたが,それがいつの間にか(笑)正式版の物へ変化するんですね。これが完成して話が繋がった時,‥‥私は思わず,机の周りで狂喜乱舞するトールキンさんを想像してしまった‥(爆)
この構想が(元気だった)ファラミアの運命を変えてしまったのかなぁと思えますが,これがまたきっかけになり,エオウィンの運命を変え,アルウェンというキャラクタを生んだのではないかと。
前は何を書いたのかと思ったら,‥作家はキャラの運命を変える事があるのか? そう言えばあの記事はやや未完気味でした。実は今日の話題にもちょっと関係ありますので,ちょっと補足しておきたいと思います。
あの時書きそびれたのですが,ファラミア,エオウィンも,トールキンさんが下書きを描いていたうちに運命が変わってしまったキャラクタ達でした。エオウィンは,まあ最初からアラゴルンとの関係で,生かすか殺すか,迷われたキャラだったのですが,ROTKの下書きに取り掛かった頃は,どうやら死んでしまう運命だったようです。しかし逆にファラミアは,ROTKの初期の草稿では,パパの焼身自殺に巻き込まれる事もなく,ずっと元気なんですよね。てっきりボロ兄の行いに対応して,最初からああいう厳しい運命に決められていたに違いないと思い込んでいました。(汗)そう言えば,TTTでのボートの件にしたって,ボートありきで計画的に弟を登場させたのかと思いきや,ちょっと違いましたからねぇ。
で,ここで突然,お約束のマルベスの予言話でございます。
これに関しては,2年以上前に書いて(まだブログなどを始める前です),公開する事もなく,そのまま置いといた記事がありました。
何故そう思ったのか,詳しい事はもう覚えてないのですが,死者の道=Paths of the Deadって,Pathsが複数形じゃん,と思った事から始まったのだと思います。「死者の道」と通ったのはアラゴルン1人じゃないってね。それはセオデンの道,デネソールの道と解釈する事もできますが,正式版のマルベスの予言を見ると,こんなキーワードが浮かんできます。
塔
死者の王
裏切り者と誓いを果たす者
北から来てドアを通る者
死者の道
これらのキーワードに,「こじつけ」にしてはあまりにうまく出来過ぎているこの4人。いやアラゴルンは当然よいとして,何故他の3人がこんなにうまくフィットするんだか。。
1人目はもちろんアラゴルン
塔→荒角山?
死者の王→エレヒの亡霊の王
裏切り者と誓いを果たす者→エレヒの亡霊
北から来てドアを通る者→アラゴルン
死者の道→ドゥイモルベルグのトンネル
2人目はファラミア
塔→白の塔
死者の王→ゴンドール歴代の王
裏切り者と誓いを果たす者→ゴンドールの執政
北から来てドアを通る者→ピピン(+ガンダルフかな)
死者の道→ラス・ディネン
3人目はフロド
塔→キリス・ウンゴル
死者の王→ナズグルの王
裏切り者と誓いを果たす者→ゴラム
北から来てドアを通る者→サム
死者の道→キリス・ウンゴル
4人目はガンダルフ
塔→ドゥリンの塔
死者の王→ドゥリン
裏切り者と誓いを果たす者→サルマンとガンダルフ
北から来てドアを通る者→ガンダルフ
死者の道→ガンダルフはファンゴルンでアラゴルン達と再会した時,長い「道のり」を通ったと語っています。
注目すべき点は,アラゴルン以外の3人は,戴冠式で,アラゴルンに被せる王冠に触れた人達でございます。
彼らの共通点は,アラゴルンを除き,その塔のあった場所で,少なくても1人以上に,1度は死んだと思われております。さらにもう1つの共通点,それは,指輪戦争以降,誰も元の生活には戻らなかったという事。
初期のマルベスの予言は(そもそも予言ではなく),裏切り者という言葉はなく,エルフの王,ドワーフの王,人間の王で一緒に死者の道を抜けてエレヒの石の前で角笛を吹こう!というノリでしたが,それがいつの間にか(笑)正式版の物へ変化するんですね。これが完成して話が繋がった時,‥‥私は思わず,机の周りで狂喜乱舞するトールキンさんを想像してしまった‥(爆)
この構想が(元気だった)ファラミアの運命を変えてしまったのかなぁと思えますが,これがまたきっかけになり,エオウィンの運命を変え,アルウェンというキャラクタを生んだのではないかと。