ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

原生花園

2010-09-30 22:24:07 | 旅行
‥とは言っても、キケンな場所の為、多分観光案内等には公開されない、文字通りワイルドな原生花園のお話です。

増水した北の大河を前にして、対岸に人がいるのを発見。
実は河口付近の天塩川には、長大な砂州があります。という事で、ついつい好奇心にかられて、増水した川を警戒しつつ砂州を見物に行ってまいりました。

上は河口側から見た写真。

それにしても、河口から砂州に入る事のできる橋まで約10キロ。しかも砂州に入ってから両側は丘陵で、しばらく海も川も全く見えません。さすがに北海道の迫力を感じます。

砂州を上流側から見た所。海が荒れる日は、何とこの砂州を越えて波が入ってくるそうです。カヌーなどをしていると、非常に危険だそうです。


で、この海の見える場所に行くまでの砂州は、それはそれは美しいワイルドなお花畑でございましたよ。












大河(^^;)

2010-09-30 00:41:45 | 旅行
翌日、宿の周りのキャンプ場等を散策。。

北海道の名付け親松浦武四郎の像。


前日ド迫力だったさすが北の大河天塩川の河口付近。さらに迫力を増してます。‥ですが、よ~~~~くみると、びっくり。川の中を大木が流れてますっ! さらによく見ると、この場所はカヌーポートなのに、船着場が水没。


遊歩道まで水没!(汗)

写真写ってませんが、この後パトロールがやってきました。実は、前日の大雨で天塩川はパンパンに増水、洪水の1歩手前だったのですっ!

Slaughterhouse Five 4 (3)

2010-09-29 23:09:01 | BookClub
Slaughterhouse-FiveSlaughterhouse-Five
価格:¥ 636(税込)
発売日:1991-11-03

ビリーが寝ようとすると、隣の男が「お前がビリー・ピリグラムか?」と聞きます。ビリーは黙って寝ようとすると、男はいきなり「やっぱりお前か、ここから出ろ!」何が何だか?のビリー。周りから、「静かにしろ!」と言われると男は「静かにするさ、ピリグラムがここから出たらな!」
「どこで寝ればいいんですか?」と尋ねるビリー。「俺以外とな!」すると他の男が「そうだ、俺以外だ。このくそったれ。お前、怒鳴ったり蹴ったりするからな!」

「え、え、え~?私そんな事しましたか?」なビリー。ですが、今や車両中の兵という兵皆、ビリーの敵。

8日目、ビリーの側にいた40才のヒッピーぽい兵が、「悪くないぜ、俺はどこでも満足だ。」と言います。「そう?」とビリー。しかし翌日その兵は亡くなります。最期の言葉は「良くないと思うか? これは悪くないぜ。」その頃、ウェアリーの足の傷が悪化して彼も亡くなります。しかし彼の最期の言葉は「仇を取ってくれ」仇の名は、ビリー・ビリグリム。

10日目、収容所に到着。その収容所は元々ロシア軍捕虜撲滅の為に建てられた物だそうです。迎え出たドイツ人将校達は、初めてのアメリカ人捕虜を、好奇の目で眺めます。この辺、Vonneguutさんは、アメリカ人捕虜達は、闇夜の中、鳩か梟のようにクークー鳴くドイツ兵の中に流れ出す汁のようだと表現してます。またドイツ兵が持っていた、死んだ捕虜から奪ったコートが、干し草の束のように見えたとも。彼らはそのコートを着るよう勧めますが、実はそれらのコートは氷がべったり貼り付いていて、彼らは銃剣やアイスピックで剥がしていました。

ビリーが受け取ったコートは、凍っているうえに、やけに小さくて帽子のよう。べとべとの染みが付いているし、死んだ動物が張り付いていました。(それは首の毛皮)さらに、周りの兵がもらったコートには金ボタンや房が付いていて、軍人の物のようでしたが、ビリーのだけは何故か死んだ一般人の物でした。

ビリーは汚い服を着たロシア人を発見。丸い扁平な顔がラジウムダイアル(蛍光で闇夜に光る時計)のようにぼーっと薄暗く光ってます。(アジア系ロシア人かな?)

やがて彼らは白いタイルに刺すように明るい電気の部屋へ。ここはシラミ取りステーションなのですが、ビリーはTralfamadoreにいるみたい、と、思います。

ドイツ兵はビリーを検査しながら、一体どこからこんな弱っちいのが送られてきたの?(笑)と聞いてます。でもまあ、他のアメリカ兵の体も、今やビリーと似たりよったり。

もっとも良い体をしていたのは、インディアナポリスから来たエドガー・ダービーという高校教師でした。彼はウェアリーの死の床で頭を支えておりました。(^o^;) 彼は44才、息子は太平洋戦区で戦う海兵隊員です。彼はPolitical Wireを使って兵隊に入りました。教科は西洋諸国の現代の問題:Contemporary Problems in Western Civilization。(1945年辺りのその教科って一体どんな事勉強したんだろ?)またテニスチームのコーチです。

しかしVonnegutさんはここで、ダービーの息子は戦争で生き残るけど、ダービーは68日後のドレスデン爆撃の犠牲になる、と、読者にばらしちゃいます。(汗)

逆に、最も貧弱な体だったのはビリーではなくて(^^;)、ポール・ラザロというイリノイ出身の男。体が貧弱な上に歯が腐り、体中に染みだらけ。彼もまたウェアリーの車両にいて、仇に天誅を与える名誉を賜り、ビリー・ピリグリムとはどの裸の奴かと必死に捜していました。

アメリカ兵達は皆裸で、シャワーのコントロールも許されず、ただされるがままの状態でした。彼らの服はしっかり消毒されました。

ビリーは赤ちゃん時代に戻ります。
お母さんが彼をお風呂から出して、ちくちくタオル(^^;)に乗せてパウダーをはたき、お腹をさすってくれてます。

すると今度は中年のビリー。夏の盛りにゴルフ。パットを決めると…、

Tralfamaforeの円盤の中でした。今地球から300万マイルの所で、あと数時間で到着だそうです。それにしても、宇宙人がマイルを知っているのは不思議ね(笑) 一体どうやってそこに行くのかと尋ねるビリーに、Tralfamadore星人は、「それは他の地球人に説明させよう。地球人は説明好きだ。我々は全ての時をお前達がロッキー山脈を見るように見る事ができる。全ての時は全ての時だ。それは変わらない。警告や説明は役立たない。それは単純にそのものだ。瞬間を瞬間毎に取り出すのだ。お前は我々が全てだという事を理解するだろう。以前言ったように、琥珀の中の虫なのだ。」彼はさらに「もし私が地球人と過ごさなければ、『自由意志』とは何か、わからなかった。今までたくさんの星を訪ねてきたが、自由意志について語られているのは、地球だけだ。」

抄訳でございますが、なんかとても、意味深な言葉。。。


サロベツ

2010-09-28 23:20:45 | 旅行
この日は結局キャンプをやめ、天塩川河口の宿に泊まる事にしました。こちらは風力発電所。しばらく来なかった間に、こんなのできたんだ~。(汗)

再び天塩川を渡ります。すげ~迫力北の大河天塩川。実はこの時気付いてなかったのですが、翌日とんでもない事に‥それについては、また後で書きます。(^^;)


手塩港


こちらが宿

さらに北上!

2010-09-27 00:20:26 | 旅行
いよいよさらに北上。北の大河天塩川。雨だったので水が茶色・・

これはかつての天塩川の跡。三日月湖です。


しかしこの日は大雨。何と、サロベツ原生花園水没(汗)


この事件、ツイッターで報告したはずだけど、まとめ投稿がうまく入らなかったので、ネットの大宇宙に消えてしまったな(^^;)

テングタケ!!

2010-09-25 06:58:18 | 旅行
大雪での山遊びを終えて、私達は北上しました。名寄あたりでキャンプ場を探し始めましたが、夕方から大雨。とりあえずふうれん望湖台自然公園に電話してみました。すると、あまりに天気悪いので、バンガローを勧められました。料金はちょっとアレですが、雨の中テントを張らないで済んだので、ちょっとよかったかな。で、別ブログにも投稿しましたが、例のかわいいキノコ(笑)

いや~こいつらは何てかわいいんでしょうね~(^^)
去年の夏休み旅行でも、東北道で見つけましたが、今回は北海道で、しかも、もっと完璧でかわいい。(笑)

ちなみに、大人になるとこうなる、

大人になると、これがまた、美形なんですよね。
それに、これもなんか、不思議の国のアリスに出てきそうなキノコですね。



もしかして、西洋のおとぎばなしに出てくるきのこのモデルって、やっぱりこの子たちなのでしょうかねえ? 少なくても子キノコ達は完全にマンガに出てくる水玉きのこのモデルになっていると聞いてます。そういえば不思議の国のアリスのキノコって、幻覚を起こすような事が示唆されてるって何かで読んだ事がありますが、テングタケだったら確かに幻覚を起こす事もあるそうなので、‥モデルの可能性十分ですね。



キャンプ場の方は、なかなか良い所でした。湖は人口湖ですが風情があり、チップを敷き詰めた遊歩道があったり、キノコ以外でも(笑)なかなか癒されます。今度北北海道に来たらまた来ようと思いました。

例の動物をまたまた見に行きました

2010-09-25 00:35:30 | 旅行
翌日、天気もやや回復。再び、例の山へ例のヤツを見に行って参りました。ちなみにこの写真は、何故かストックに付いた蝶。この子は何故かストックの溝に時々口を突っ込んでました。(何かおいしいモノでもあったんかい?(笑))

コンデジなので映りはよろしくありませんが、とりあえず、連チャンで行きます~。













夏の旅行でお世話になりました

2010-09-23 08:09:16 | 旅行
最近北海道に行く時はちょくちょくお世話になっている大雪高原山荘さんです~。

こちらはヒグマ情報センター。沼めぐりコースはこちらから入山します。


今回の北海道旅行でお世話になった‥(^^;)

ついつい、お○所サンダルって呼んでしまう(爆)ですが、れっきとしたCrocsです。フェリー等でとってもお役立ちでした~。

熊めぐりコース、じゃなくて(^^;)

2010-09-23 01:02:19 | 旅行
緑岳下山後、宿の脇のヒグマ情報センターから、沼めぐりコースに入りました。近年熊が非常に多いというという事で、入山が規制されています。規制とは言っても、人数ではなく、入山時間規制です。実は、コースの閉鎖(15時)までもうあまり時間がなかったのですが、行ける所まで行って良いという事で、ちょこっと挑戦しました。

コース内に入ると、上の写真のような、なかなか美しい流れに出会います。

雨が降っていたので、川が増水してこんな迫力


残念ながらこの辺りで時間切れ~。(沼1個も見れなかった;)最後の番のレンジャーのお兄ちゃん達と出会って、一緒に下山。


今度機会があれば、ちゃんと沼を回ってみたいと思います。できれば9月末にね。(9月末は宿の予約を取るのが難しいそうですが。。)

ちなみにこの辺りに住んでいる熊の皆さんは、何故か顔の白いかわいいパンダ顔。どっかにパンダヒグマの絵ないかなあと思っていたら、ちょっと離れた所(でもそう遠くない)で撮られたものですが、こんなのを見つけました。(この子はち~と痩せ過ぎで、あまりかわいくないんだけど。。)

Run!Run!Run!