ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

6巻既読前提の Harry Potter and the Chamber of Secret 感想

2007-02-13 00:55:05 | ハリポタ2巻
2巻はシリーズの中では地味ですが,6巻と対応すると言われていましたので,何か新しい事がわかるのかとちょっと楽しみに読んでみました。

ドビーが何故ハリー・ポッターを慕うのか今頃理解しました。彼らにとっては,ヴォルデモート時代の悲惨さから救ってくれた救世主に見えたのですね。しかし,屋敷しもべ妖精という種族の扱いは,このシリーズの重要なテーマの1つになるのですね。

意外に興味深かったのは,ファッジ氏,マルフォイ氏,ダンブルドア先生,ハグリッドの(当時の)関係がわかる所です。ファッジ大臣は,確かにダンブルドア先生とは「そりが合わない」所を見せますが,後の巻で見せるような「嫌らしさ」をまだ持っておりません。彼の,ダンブルドア先生へのちょっとした疑問を上手に膨らませ,後にハリーやダンブルドア先生を窮地に追い詰める事になったのは,マルフォイ氏の差し金っぽいです。

マルフォイ氏に対してはあれほど敵意むき出しなハグリッドが,スネイプ先生を完全に信頼している,というのもなかなか興味深い事です。しかも3巻~6巻の様子を見た感じでは,ジェームズ・ポッターの一の親友シリウスよりも,スネイプ先生を信頼していますよね。この態度の違いは一体何なのでしょうか? ちなみに,ハグリッドはロックハート先生のインチキを,早い時期から見抜いておりましたね。彼はなかなか的確に人を見抜いております。

50年前の話から,ハグリッドが何故今日までダンブルドア先生を尊敬するのか,読んだ当時以上によくわかりました。ダンブルドア先生は最初からトム・リドルを疑い,ハグリッドは無実と知っていたのですね。これも6巻を読んだお陰ですね。ダンブルドア先生のセリフ,
you will find that I will only truly have left this school when none here are loyal to me. You will also find that help will always given at Hogwarts to those who ask for it.
も大変意味深いです。

ダンブルドア先生は,当然,元凶はヴォルデモートに決まっている,と,最初からわかってます。だから「Whoではなく,howじゃ」と言ったのですね。どこからどうやって忍び込んで「あの部屋」を開けられたのか,彼はハリー経由で来たのではないかと怪しんでいる節もあったようで(そうそう,彼が怪しんでいたのは,ハリーが「犯人」かどうかではなく,ハリーが「原因」だったのではないかという事!),何かあるか聞きだそうとして,失敗したのですね。(笑)

分霊箱に繋がる?と思える話も出てきました。トムの学生時代の表彰カップ?と見られるカップは,あのハッフルパフのカップではないかと噂されております。(まあ噂ですが)

ちょっと気になったのは,当時マルフォイ氏は,ウィーズリー家を陥れるのが狙いで日記を仕掛けたというのはわかりました。でも,分霊箱についてはどうなのでしょう? 分霊箱はデス・イーターには知られてないと言いますが,R.A.B.は知っていたわけですから。R.A.B.=レグルスならば,当時ホグワーツ卒業したてのペーペーです。そんな若僧が知っていた事を,後に級長になれる程優秀なドラコの父,ルシウス・マルフォイが全く知らないなんて,どうして保障できる? (そもそも,コイツはヴォ卿すら裏切るんではないか?という疑いもありますから。。)

ところで,ハリーは本物のグリフィンドールであるが故に,古い組分け帽子から,グリフィンドールの剣を出したと言われましたが,ひょっとして,本物のスリザリン,レイブンクロー,ハッフルパフである生徒は,この方法でそれぞれの遺品を呼び出せるという事なのでしょうか? しかしそれらの遺品の幾つかには,ヴォルデモートの霊が憑いて(汗)おりますね。(え? だから「Deathly Hallows」?(^^;))

6巻との関連とは全く別件ですが,2巻は笑えるシーンが多くて,楽しかったです。特にロックハート先生ね。"Celebrity is as celebrity does."は笑えました。
イギリスでは小説家と文通するケースが多いというのは,C.S.ルイスの伝記で学びましたが(笑),インチキで固められた人生とはねぇ。。(さすがにC.S.ルイスは違いますよね)

フィルチが,7巻でどうなってしまうのか,にわかに心配になってきました。彼は,今まで全然描かれていませんが,おそらく誰かの情けで拾ってもらったのでしょうね。ホグワーツでしか生きていけない人ですよね。魔法使いの世界でスクイブでは他の仕事はできないでしょうし,今更マグルの世界で就職は無理でしょう。ハリーはKwikspellを見つけて以来,フィルチにはあまりイジメられていないと思います。根は悪い人ではないのでしょうね。


6巻既読前提の Harry Potter and the Chamber of Secret (15)

2007-02-13 00:53:32 | ハリポタ2巻
Chapter 17 : The Heir of Slytherin (2)
ハリーがバジリスクの毒であわやという所から聞き始めました。フォークスのお陰で命拾い,バジリスクの牙で日記を「殺して」しまう所が伏線だったらいいなあと密かに思いました。

その後,ジニーを助けるハリーの様子を見ていて,ああ~ここでハリジニ予測できたかも。ジニーのこんな恐ろしい経験を共有しているの,ハリーだけですもんね。やはりジニーのカレシになるのに最も相応しいのはハリーなんだ。ようやく納得。

フォークスに捕まってトイレのシンクから脱出するシーンの表現,とても生き生きと描かれておりました。ここでちょっとおや?と思ったのは,ハリーはダンブルドア先生のオフィスでなく,寮長であるマクゴナゴル先生のオフィスを訪ねたんですね。何か当時のハリーの,ダンブルドア先生に対する距離感を感じますねぇ。

Chapter 18 : Dobby's Reward
ハリー達を待っていたのは,マクゴナゴル先生,ダンブルドア先生,と,ウィーズリー夫妻でした。ダンブルドア先生は,もう既にジニーには罪がないと完全に承知のよう。ロックハート先生が自分に忘却術をかけたと聞いて,すぐに来年は新しいDADAの先生が必要と判断してます。(汗)

さて,6巻を読んでからここを読むと,ドキッとする所が。。。
"Unless I'm much mistaken, he transfered some of his powers to you the night he gave you such a scar. Not something he intended to do, I'm sure ..."
どうもヴォルデモートは,何かスリザリンから受け継いだ物をハリーに「入れた」というのですが,分霊箱じゃない事を祈ります。まあ,下線部を信じております。でも,ハリーの性格,特に,緊急事態にめちゃくちゃ的確な判断を下す例のあの能力は,ヴォルデモートを通して,スリザリンから頂いた物だったのですね。

ハリーは,スリザリンに行く事を望まなかったから行かなかった,という話,最初に読んだ当時は「な~んだ」とがっかりしたものですが,今読むと,うん,確かにその通りだ!と納得。

そこへのこのことルシウス・マルフォイ。日記を忍ばせたのは,ハリーをどうこうするというより,ウィーズリー一家を陥れたかったのですね。そうか,ようやく納得しました。当時はまだヴォルデモートが復活するなんて,並みのデス・イーターは信じていなかったもんね。ドビーもようやく自由になり,めでたしめでたしです。

最後にハリーはロンとハーマイオニーに,自宅の電話番号を教えてます。これ3巻の始めでロンが大失敗をやらかすんですよね。(笑)


6巻既読前提の Harry Potter and the Chamber of Secret (14)

2007-02-10 23:49:58 | ハリポタ2巻
6巻既読前提の Harry Potter and the Chamber of Secret (14)
Chapter 15 :Aragog
ダンブルドア先生がいなくなり,ドラコに次の校長どうですか~とお世辞言われて,何かニヤニヤしているスネイプ先生。しかしどーも5巻6巻を読んでからこのシーンを見ると,スネイプ先生は,ダンブルドア先生から何か指示を受けているハズだな,という目で見てしまいます。

この頃,アーニーがハリーに,スリザリンの後継者,と言った事を謝ります。(ロンまだ信用しない(笑))アーニーは,他の寮の生徒の中では,仲の良い同窓生の1人ですが,ここから始まったんだな。

ハリーは,気の進まないロンを元気付けながら,ハグリッドの指示(蜘蛛の後を追え)を実行します。夜中に寮を抜け出すのはなかなか大変で,夜中に先生やら級長やら,幽霊まで(彼らも自分の身を守るのに必死?)がうろうろ。(笑)

ファングを連れて禁じられた森に入った2人は,ウィーズリー父さんの車を発見。2人を見つけて嬉しかった?のでしょうか? 目一杯ライトで歓迎。(笑) でも,蜘蛛の一家に見つかってしまいますね。アラゴグはハグリッドが飼育していた当時は若かったみたいですが,相当な老齢のよう。既に目が不自由なようですね。ハリー達に有用な情報,自分は生徒を殺してない,もっと恐ろしい怪物がいる,女の子が1人死んだ,などを教えてくれますが,いいヤツではありませんね。(汗)彼の家族が追いかけてきます。でも,車が助けてくれます。

後でまた出てくるという噂がありますが。。。

Chapter 16 : The Chamber of Secrets
いろいろありましたが,学年末テストがあると聞いて,がっかりの生徒達。(笑)
Mandrakeが成長して,いよいよ襲われた生徒達の回復が目の前。
しかし,ジニーの様子が何か変。
ハリーとロンは,アラゴグの情報から,マートルが50年前に殺されたのではないかとひらめき,調べに行こうとしますが,マクゴナゴル先生に見つかってしまいます。ここでまたしても,ハリーの緊急事態に強い才能(笑),思わず,ハーマイオニーに会いたいと言ったことから,思わぬ事態に。ハリーの言葉にすっかり感動のマクゴナゴル先生,早速彼女に会わせてくれます。ここで,ハーマイオニーの手から。バジリスクについて書いたメモ。ハリーは今までの襲撃の秘密を全て見抜いてしまいます。皆,水溜りや,鏡や,カメラや,幽霊を通して見たので,死なずに済んだんですよね。

しかし,いよいよそれを知らせようとした時,大事件発生。職員室に隠れて立ち聞きしたハリーとロン,ジニーが秘密の部屋に連れて行かれた,という最悪の事態。明日にでも生徒達は,実家に帰される事に。。。

‥ここ,何だか,6巻の最後の方の様子に重なりますね。それにしても,ウィーズリー家は,度々災難に巻き込まれる事になるんですね。この時はジニー,3年後にはお父さん,これ以上の災難は避けたいですが。。。

ハリーとロンは,脱走?しようとしていた(笑)ロックハート先生を捕まえて,マートルのいるトイレへ。マートルはやはり50年前に殺された女生徒でした。そして彼らはトイレの流しから地下へ。。。

ロックハート先生は,隙を見て,彼らに忘却術をかけようとしますが,ロンの杖を使った為に,トンネルが塞がってしまいます。ロンは無事なようですが,‥ハリーは1人先へ進みます。。。

Chapter 17 : The Heir of Slytherin
辿り着いた秘密の部屋。スリザリンと思われる像があるのですが,その説明を聞いていて,う~~~む,今更何か微妙。何か「猿」みたいと言われているのですが,東洋人なのでしょうか?
倒れているジニーを発見するハリー。この辺りの一連の展開から,将来2人が仲良くなると予測できたのでしょうかね?(未だにどこからハリジニを予測できるのかわかってない私(^^;) ロンハーはこの時既に予測できていたのにねぇ)

そこへ現れるトム・リドル。彼はいよいよ本性を現わします。どうやってジニーを操ったかとか,Voldemortとは,Tom Marvolo Riddleのアナグラムだったとか,教えてくれるわけですね。(Marvoloって普通のマルボロ(Marlboro)の綴りとはちょっと違うなあと思ってました)でも,彼の話を聞いていて,ふと,ハリジニってそのまま無事に結ばれるのかなあと,にわかに心配になって参りました。

あと4巻を読んだ時,不思議に思ったのですが,復活したヴォルデモートは,この時の記憶を持っていませんでしたよね? それって,日記が破壊されたから,記憶をなくしてしまったのではないかと言った人がおりましたが,それにしても,現在のヴォルデモートは,分霊箱であった日記が破壊された事を,全然知らないのでしょうかねぇ?

とりあえず,フォークスがバジリスクの目をつつき,いよいよハリーがバジリスクの口のてっぺんに,グリフィンドールの剣を突き立てた所まで,聴き終りました。


6巻既読前提の Harry Potter and the Chamber of Secret (13)

2007-02-09 21:43:47 | ハリポタ2巻
Chapter 14 : Cornelius Fudge (2)
ついにハーマイオニーが襲われてしまいます。マクゴナゴル先生はまずハリーを呼びますが,ロンも付いて行く事に。ハリーは気付いてないようですが,ロンのショックはいかほどだったかと。。。

ハリーは,ついに,ハグリッドに聞いてみようと決意。そして2人はハグリッドの小屋へ出かけていくわけですが。。。

う~~む6巻既読前提としては,またまた大変興味深い物を見させて頂きました。コーネリウス・ファッジ,ルシウス・マルフォイ,ダンブルドア先生,と,ハグリッドの関係です。ここはシリーズ全体でも,なかなか大事な章かもしれませんぞ。

コーネリウス・ファッジの印象:
a short portly man rumpled gray hair and an anxious expression
読んだ当時,ピエロのような服装(笑)ばかりが印象に残って,こういう所を完全に忘れておりました。そうか,これなら,後にハリーを苦しめる事になる,彼のあの性格も納得です。彼は,自分に自信がないから,自力で物事を判断する事ができず,リードしてくれる人か,もしくは常識にしがみ付く事しかできないんですね。職場にもこういう人は少なからずいます。決して悪い人ではありませんが,こういう時代には不向きでしたね。

この時点で,もう早くもダンブルドア先生との相性の悪さ,丸出しです。(笑) これはここで気付くべきだったな。(当時もっと英語ができてれば(爆))

元デス・イーターであるスネイプ先生を信用しているハグリッドの,ルシウス・マルフォイへの態度に注目。
"What're you doin' here?", said Hagrid furiously. "Got outa my house!"
通常のデス・イーターに対しては,こんな態度なんですね。おまけに,ルシウスがダンブルドア先生を停職処分にする為に,他の理事を脅したのか~?とまで。

そしてさらに注目すべき事が。。ルシウスが持ってきたダンブルドア先生の停職通告に,ファッジ氏は,ここでは反対しておりますね。少なくてもこの時点では,ダンブルドア先生が大臣の地位を脅かす存在とは思ってないようです。てことは,4巻の終了時から5巻にかけてのファッジ氏のあの業の数々は,彼自身の裁量でやった事ではありません,つまり,ルシウス・マルフォイの企みだったという事ですかね。

そして,またまた6巻伝説のスゴイセリフが出て参りました。皆様,覚えていらっしゃるでしょうか。ダンブルドア先生は,「停職と言うならもちろんそうしましょう。しかし―」
you will find that I will only truly have left this school when none here are loyal to me. You will also find that help will always given at Hogwarts to those who ask for it.
今読むとこのセリフ,イミシンです。


6巻既読前提の Harry Potter and the Chamber of Secret (12)

2007-02-09 00:02:40 | ハリポタ2巻
今日は,夕方の15分しか読めなかったので,短いです。

Chapter 14 : Cornelius Fudge (1)
ハグリッドが退学になったきっかけは,50年前にスリザリンの部屋が開いたから,というのは,ほぼ間違いなさそう。ハグリッド,ピンチです。でも彼はペットのモンスターに生徒を殺させるなんて事は絶対ありません。ハリーはリドルの日記を見たことを後悔。彼らは,ハグリッドに当時の事を聞く勇気はありません。

そんな折,来年度の選択科目を決める事に。ハーマイオニー,欲張って全部取ろうとするんですね。(笑) これはもちろん3巻の重要な伏線。占い学って必修科目じゃなかったんだ。これを薦めたのはパーシーだったんですね。

ここで事件発生。リドルの日記が盗まれます。ハリーのベッドはめちゃめちゃ,服は破られ,全てのポケットは裏返し。(すごい,ジニー‥‥) ハリー達は,グリフィンドールのパスワードは絶対他の寮の生徒は知らないって思っているけど,ホントなんだろか? 彼らはスリザリンのパスワード知ってるじゃん。(笑) それに,グリフィンドールの生徒と付き合っている生徒は,どうなのでしょうねぇ?


6巻既読前提の Harry Potter and the Chamber of Secret (11)

2007-02-08 00:53:02 | ハリポタ2巻
今日もお昼休みいろいろトラブルがあったので使ってしまいました。本と朗読CDの合せ技。
Chapter 12 : The Polyjuice Potion
ハリーが初めてフォークスに会った日は,彼の生れ変りの日。フォークスの羽の杖,ダンブルドア先生の事,ヴォルデモートの事,何かつながりがあるのでしょうか? フェニックスはfaithfulなペットだそうです。。。

ところで,死に際と生まれたてはブサイクなんですね。(笑) 

2巻を読んだ当時,ここで何故ダンブルドア先生がハリーを呼んだのか,意味がよくわかりませんでしたが。。

ダンブルドア先生は,5巻の最後で,何を思って当時のハリーを見ていたのか告白しておりましたね。ヴォルデモートの事を話すのをずっと引き伸ばして来たと。先生は「何か」をハリーから聞きだそうとしてます。最初に2巻を読んだ当時は,ハリーがうまく話せなかったんだと思いましたが,今にして思うと,ダンブルドア先生がうまく聞き出せなかったのかなあと思えてきます。。

クリスマス休暇に学校に残る生徒は殆どいませんが,ドラコにクラッブにゴイル,そしてハリーとハーマイオニーとウィーズリー兄妹。9月1日以来寄ってこなかった?ヘドウィグ,ダーズリーさんのクリスマスプレゼント?持って来たんですね。

ついに完成のポリジュース薬,ですが,クラッブとゴイルがアホでホントによかったですねぇ。(笑) ドラコとの会話も超テンポ悪く(爆),それでも,結構役に立つ情報をゲット。ドラコのお父さん,50年前の事を知っているようです。そりゃまあ,日記を仕掛けた犯人ですからねぇ。あぁ,それでドビーも知っているのね。ただ,ワームテールがヴォルデモートを見つける前の年の事,彼の本当の狙いは,一体何だったんでしょう。。

ところで,ドラコは,いつも,ウィーズリー家の恥とか,そんな話ばっかしているんでしょうかね?

Chapter 13 : The Very Secret Diary
この章は,6巻既読の甲斐がありましたよ。6巻で伝説になった品物がぞ~ろぞろ出てきますよ!
まずは,バレンタインデーにロックハート先生が暴露する,スネイプ先生の愛の媚薬。これは6巻でメロペが実際に使い,そうして生まれたのがヴォルデモートだし,なかなかイミシンです。そして2つ目,トム・リドルのカップ! これこれ,捜していたんですよ。ここで出てくるんだな。何か学校で表彰されたとか。でも,何で表彰されたのか,書いてないんですよね。果たしてこれは,ジゴロリドルの隠したハッフルパフのカップかどうか。

そしてついに,最初の分霊箱,日記登場! ハリー,日記の発行元からマグル出身か?と思う所,なかなかスルドイ。いや,当らずしも遠からず,です。トムはマグルの孤児院で育ったので,持ち物は基本的にマグルの物なんですよね。

そしてさらなる6巻の伏線,ジニーの告白。ホントにジニーなのかどうか明記されておりませんが,フレッドとジョージがその歌を歌っている所をみると,やっぱそれっぽい。それにしても,かなり悪趣味な告白ですね。悪いのはドワーフかロックハート先生なのでしょうか? ここで私は個人的には完了形を使った1番の名文(笑)だと思っている文章の登場です。
Harry would have given all the gold in Gringotts to evaporate on the spot.
ハリーは,実際に貯金の金を使ったわけではありません(^^)が,そこから蒸発する為なら,グリンゴッツ銀行の金を全部使ったっていいと思った,ですよね。(爆)


6巻既読前提の Harry Potter and the Chamber of Secret (10)

2007-02-07 00:40:39 | ハリポタ2巻
今日はHoME読書の日ですが,反則技?!(爆)朗読CD使いました!

Chapter 11 : The Duelling Club (2)
ロックハート先生,スネイプ先生を助手にするつもりが,ぶっ飛ばされてしまいました。(笑) スネイプ先生は,決闘した事あるとか言ってましたねぇ。。。

さてここで実技開始です。映画の印象でしばらく忘れていましたが,まずは全員2人組になって実技したんですね。歴代のDADAの授業の中で,実はコレが1番実践的で役に立っているなんて,なかなか皮肉ですね。まあハリーの場合はルーピン先生の課外授業の守護霊の呪文も役立っていますが。

ハリーとドラコの使う魔法がおかしい。"Rictusempra~(^o^)~"と"Tarantallegra♪"だもんね。でもこれが4年後に"Crucio"に変わるのが怖い‥。(汗)

ドラコに何故か耳打ちするスネイプ先生。蛇を出せという事? あれ~? まさか,彼はハリーのパーセルタングを知っていたのではないでしょうねぇ? ここ何か不思議な所なのですが。ハリーのパーセルタングを聞いて,ロンとハーマイオニーを除く生徒達は引いてしまいます。ハリーは闇の帝王をやっつけたという,言わば伝説の英雄なのに,‥そんなもんなんでしょうかね!?

しかしスネイプ先生の反応もちょっと気になりますねぇ。

ハリーは蛇を止めようとしたのに(ジャスティンを首なし狩クラブに入れるわけに行かないだろうに爆),蛇に襲われそうになったジャスティンを始め,何故かハッフルパフの生徒達は,「攻撃的」になってしまいます。アーニー・マクミランなどは,6年になるととても仲良しになるのに,ここではかなりヒドイヤツ。

怒ったハリー,見つけたのは,何と固まったジャスティンとほとんど首なしニック。ニックって両親マグルだったの? ピーブスがかわいい。(笑) でんぐり返しの途中で2人を見つけて止まった,って,初めて知りました。(爆) しかし,ハリーがジャスティンを捜していた事を皆知っていたので,絶体絶命です。マクゴナゴル先生がハリーを信じている様子なのが泣けます,が,ダンブルドア先生のお呼び出しが‥‥(きっと今度ハリーの周りでこういう騒ぎがあったら,呼ぶようにって言われていたのでしょうね)


6巻既読前提の Harry Potter and the Chamber of Secret (9)

2007-02-06 01:08:23 | ハリポタ2巻
今日は全然「6巻既読前提」にはなりませんでしたが。。それにしても,2巻,面白いなあ~。

Chapter 10 : The Rogue Bludger
図書室の禁書の棚にある本を読むのに必要なサインをゲットする為,ロックハート先生のご機嫌取りに,狼人間役などをするハリー。(ひょっとして来年度の教師の複線か(笑)) あっさりともらったサインを,なかなかマダム・ピンスに渡さないハーマイオニー。(笑) ポリジュース薬の材料揃えるのは結構大変ですね。それにしてもこの薬,後々重要な役割を果たす事になりますね。(でもそろそろ,騙されないぞ(笑))

スリザリンとのクィデッチの試合で,ハリーにブラッジャーが襲いかかってきます。フレッドとジョージが守ってくれているのね。優しい。ジョージは,ウッドがハリーにプレッシャーかけ過ぎと怒っております。特に5巻でお父さんが襲われた時にはっきりわかりますが,ジョージはフレッドより熱いですね。双子の性格の違いとかもそのうちじっくり研究したいですね。

ところでハリーは,せっかく守ってくれるフレッドとジョージに,それだと他の人が安心してプレーできないので,放って置いてくれと言います。無茶なヤツだ。‥でハリーは骨折しながらスニッチを取り,ロックハート先生に骨を消されるわけですが。。。

骨のない腕を表現するのがすごくウマイ。(笑) パジャマに入れる所などリアル過ぎです。何か経験でもあるのかな?(汗) 骨生え薬ってよっぽど恐ろしい薬? ポリジュース薬の方がまだましだろうと予測するハリー。

その夜ドビーがやってきて,駅でハリーを止めたのも,ブラッジャーをおかしくしたのもドビーだとわかるわけですが,ここで今頃になって,何故ドビーがハリーを守ろうとするのか,よくわかりました。ヴォルデモートが強かった頃,屋敷しもべ妖精は害虫のように扱われていて,ハリーのお陰でヴォルデモートが去り,最悪の時代が去ったので,ドビーは主人を裏切ってまで,ハリーを助けようとするのですね。

その時,第2の犠牲者,コリンが運ばれてきます。ダンブルドア先生,「WhoではなくHowじゃ。」え,彼は何か知っていたのでしょうか?

Chapter 11 ; The Duelling Club (1)
日曜日,ハリーはロンとハーマイオニーがお見舞いに来ない事をいぶかしがります。実は彼らは
マクゴナゴル先生達が,コリンの事をしているのを盗み聞きして,早速ポリジュース薬の製作に取り掛かっていたのでした。

パーシーは,ハリーがスニッチを取って勝利して,得点を稼いだ事を,まだ素直に喜んでくれたのですね。この時代は。

女子トイレの個室で2人っきりのロンハー♪ ロン,"We'd've come to meet you. ..."は,わかり易くすると,"We would have come to meet you."(会いに行くつもりだった) 日本的文法的には難しい表現(^o^;)ですが,大丈夫,難しくないですよ。要はこういう,(実際には~してない,~したかどうかは定かでないけど),"would have (完了形)"(~するつもりだった),"could have (完了形)"(~だったかもしれない),"should have (完了形)"(~するべきたった),"must have (完了形)"(~したに違いない),な表現が,とりわけこの巻は多いような気がします。わかっていて読むと,この本の面白さ倍増です。また出てきたら,紹介しますね。

‥と言ってたら,ほ~ら,すぐ出てきました。"Lucius Malfoy must've have opened the Chamber when he was at school here ..." この意味はおわかりですね。「マルフォイ親父が在学中に開けたに違いないぜ!」 ところで,そんな事している間にハーはヒルをつついているし,ロンはlacewings(クサカゲロウ)を振りかけている。。(笑)

コリンの事は月曜朝まで知れ渡り,ジニーは相当具合が悪そうです。

クリスマスにドラコが残ると聞いて,薬作成に張り切る,ハリー。ロン,ハーマイオニー。"try to worm a confession"という表現が出てきましたが,wormは「(情報などを)徐々に引き出す」だそう。でもポリジュース薬の効き目は1時間。そんな悠長な事している暇はないぞ。(笑)

しかし残りの材料はスネイプ先生の個人棚。後々まで文句を言われる(笑)例の窃盗劇になるわけですが,ハリーはスリザリンの怪物よりスネイプ先生の方が怖いと。(爆) ハーマイオニーは自分が盗むから,授業中に何か騒ぎを起こして,と言うのですが,騒ぎを起こすなんて,寝ているドラゴンの目をつつくのと同じ位「安全」と考えるハリー。

ハリーはFilibuster花火を使ったんですね。ゴイルの鍋にナイスゴール。しかし,ハリーは,スネイプ先生は自分が犯人だと思っている,と,確信してます。

その1週間後,お待ちかね?の決闘クラブ。先生は,皆(少なくてもハリーとロン)の期待に反して,ロックハート先生です。スネイプ先生が助手を務めます。ロックハート先生は「例えスネイプ先生が投げ飛ばされても,魔法薬学の先生はいなくならないから安心してね。」しかしロン「2人共ぶっ飛んでしまえ。」(爆)


6巻既読前提の Harry Potter and the Chamber of Secret (8)

2007-02-02 02:25:55 | ハリポタ2巻
Chapter 9 : The Writing on the Wall
ミセス・ノリスの姿を見て取り乱すフィルチ。う~~んさすがにカワイソ。

ダンブルドア先生,ハリーとロンとハーマイオニーを取り調べ。う~~ん,でも2年生にできる範囲の悪戯じゃあありませんよね。どうしてだ? 一応,フィルチの主張を聞いてあげたのかな。ロックハート先生が自分の部屋に皆さんを招きます。

ロックハート先生の写真達,巻髪ロール中。(笑)
ダンブルドア先生がかわいそうなミセス・ノリスを調べている間,いろいろ余計なうんちく(ひょっとしてでたらめか?)話を。スネイプ先生,何故か笑いをこらえてます。この話はハリーの立場で描かれているので,ハリーは自分の事を笑われているかのように感じているのですが,本当にそうだったのかな? 実はロックハート先生を笑っていたのかも。(笑)

Mandrakeで薬を作ってあげると言うロックハート先生に,スネイプ先生,すかさず,魔法薬学のマスターは私だ!(爆)

ジニーはミセス・ノリスの件でひどく落ち込んでいます。今にして思えば,当然ですが。。
しかし,この後,何故かジャスティンがハリー(達)を避けるように。。。ドラコの"You'll be next, Mudbloods!"が効いてますね。コイツ,相当嫌なヤツだな。

ビンズ先生は幽霊なんですよね。この巻は幽霊に縁があります。
ビンズ先生は,嫌々ホグワーツの4人の創始者の話をしてくれますね。おおそうだ,折りしも発売日が7月21日に決定! 果たしてこの4人と「Deathly Hallows」は関係あるのか,どう関係しているのか,楽しみですね~。。。

スリザリンの後継者の話が出てきますが,ハリーはこの巻の最後にグリフィンドールの剣を使います。それは彼が本物のグリフィンドールだから使えたのだという事ですが,それなら,「本物のスリザリン」,「本物のハッフルパフ」,「本物のレイブンクロー」は,創始者達の遺品を「使える」のでしょうか?

ハリーとロンは,秘密の部屋を開けられるスリザリンの後継者ってドラコ・マルフォイじゃないかという仮説を立てます。そうだ,彼にそういう疑いを持っていたんですよね。ハーマイオニーは,それを聞いてポリジュース薬の製作にとりかかろうと提案。


6巻既読前提の Harry Potter and the Chamber of Secret (7)

2007-01-31 23:19:37 | ハリポタ2巻
Chapter 8:The Deathday Party (2)
*** 7巻に関する噂レベルのネタバレあります ***
ローリングさんはきれい好きなダーズリー一家を嫌われ者として描いているし,フィルチもそう。よっぽど整理整頓がニガテに違いない!(笑)(確かに公式サイト等を見るとそんな感じが。。。(^^;))

フィルチの部屋ってきっとそれなりにきちんと整理されているのでしょうね。
フレッドとジョージの為に専用の引き出しがあるというのが楽しいですね。(笑)

7巻で,誰か魔法を使えなかった人が魔法を使えるようになる,と言われていますが,それって,フィルチの事でしょうかね? Kwikspellの手紙から,何かそんな暗示が見えるような。。。

ここで,vanishing cabinetが登場。しかもほとんど首なしニックがこの時壊したんですね? 6巻に登場したのと同じヤツですかね?

マートルに向かって"spotty"(斑点女?)と叫ぶピーブス。(汗)

ほとんど首なしニックが,そろそろ挨拶を始めようとしたら,いきなり首なし狩クラブが乱入。楽しい(笑)見世物をどんどん繰り出します。

a large ghost at the front, whose bearded head was under his arm, blowing the horn.

って一体どういう光景かね?(爆) 腕で首をかかえて角笛? しかもコイツは馬を降りてから自分の頭を高く持ち上げ,辺りを見回して,爆笑を誘っております。

ほとんど首なしニックは,めちゃめちゃ首なし狩クラブに入会したがっていますが,幽霊の首を切ってあげる事はできないんですかねぇ? でも,首ポロとか首ホッケーなんかやったら,目が回りそうですよ。(^^;)

ところで,仕事中に,はっと思ったのですが,首なし狩クラブ(Headless Hunt)って,「ヘッドハンティング」のもじりだったんですね~。え?そんな事とっくに御存知でした~?


Run!Run!Run!