The Secret Life of Bees: (Penguin Essential Edition) 価格:¥ 1,530(税込) 発売日:2005-10-04 |
いよいよ農園に到着。Augustとおぼしき女性が庭にいるのを発見。
The Mistress of Bees
家の記述を見るに、かなり裕福な家っぽいです。
早速訪ねると、出て来たのは庭にいたのとは違う、ちょっとこわもての姉ちゃん。Juneと名乗ります。Augustは彼女の姉だそう。そして、ちょっと普通ではないっぽいMayという妹。
Lily、家に入った瞬間、「何かの予感」
とりあえず、Augustに会いたいと言ってみる。
家の奥には古い黒人女性の銅像。これが「マリア様」だったか。
そこへAugust登場。Lily、口をついて出た言葉、家を出て来た、どこにも行く所がない。August、Rosaleenの傷を見て、しばらくうちに泊まりなさい。Juneは不服そうですが、Augustは誰が1番上と思ってる、というような態度。
Lily、何故かウソの身の上話をします。Rosaleenの傷の理由もウソ。
(この時点でAugustは、Rosaleenの傷の本当の原因、Lilyがウソついている事を見破っているに違いないと思いますがね)
しばらくAugustはハチミツ農園で働かせてくれる事になりました。
分離器を見せて、
I've always thought how nice it would be to have spinners like this for human beings just toss them in and let the spinner do its work.
このセリフに、思わず、今は何でも機械化が進んでいるけど、そりゃ元々人類が願ってそうしてきたんだなあと感銘を受けちゃいます。
が、Lilyは別の意味でこのセリフが気になります。
何故、human beingsなの? meじゃないの?
一段落着いて、Lilyは、まるで長いジャングルを抜けてここにたどり着いたようだと感じます。黒人の人達との生活はとても新鮮そう。ただ、Augustは非常に知性の高い女性とわかっているのに、何故か心の奥ではそれを認められない自分がいます。それほど白人の差別主義が自分自身の体にも擦込まれていると知り、愕然とするLily。
Lilyは、いきなり本当の事を言ったら、Augustに追い出されると思っていたんですね。しかしウソをついた理由をRosaleenにも話しません。
Augustは28エーカーの土地を祖父から相続したそうです。ちなみに1エーカーは約1,224坪。自分の家と比べたらいかにでかいかわかる(笑)しかし何故その時代黒人がそんな広大な土地を持てたのか、ちょっと不思議。
Lilyは土地の向こう側まで歩いて何があるか見てみます。低いセメントの石でできた壁を見つけました。そこには、古い小さな紙片が幾つか挟んであります。何気に1枚紙片を読むと、
Birmingham, Sept 15 four little angels dead
こ、これは一体???