ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

6巻既読前提の Harry Potter and the Chamber of Secret (6)

2007-01-29 23:50:53 | ハリポタ2巻
Chapter 7: Mudbloods and Murmurs
クィデッチのキャプテンウッド,朝っぱらからトレーニング。前年度,ハリーが医務室にいる間に試合があって,大負けしたから,今年度は絶対勝つ,とやる気満々です。でも,試合時間を決めるシーカーがいない状態で,試合やらなくてはいけなかったのでしょうか?

そうこうしているうちに,スリザリンチームのお出ましです。B&Bでドラコがうだうだ言っていたのが思い出されますが,マルフォイ父さんは,息子をチームに入れる事を条件に,皆に箒を買ってあげたのでしょうか? でもそこまでしなくたって,ドラコって結構いい乗り手なのにね。

ところでNumbus 2000とか2001とかCleansweep5とかいうようなネーミングって,当時私は「スキー板みたい」と思ったもんです,が,スキーがあまり盛んとは思えないイギリスで,ローリングさんは何を参考にこういうネーミングにしたのかな? ちょっと興味あります。

そこで,ついに,ナメクジ事件勃発。何がおかしいって,スリザリンの生徒達の笑い方だと思いました。ドラコは四つんばいになって笑っていたって,これは笑いも拷問ですな。。。で,ここでハリー,まただ~(笑),またも的確な状況判断,最も適切な人物の所へロンを引っ張っていく。。

何故かロックハート先生登場。しかしハリー達はやり過ごし,ハグリッドの家へ。すかさず,ハリーをつばでびちょびちょにするファングがかわいい(笑) しかし,いつもホグワーツの先生方には信頼を置いているハグリッドが,ロックハート先生の著作,Bansheeなんとかを,全くのデタラメと明言。(一瞬,「あるある事件」を思い出してしまった私(笑))ハグリッドは,正確な事は知らないまでも,「DADA教師1年」の呪いについても,気付いている様子です。

ロンが,穢れた血について説明してくれますが,さすがのハーマイオニーも本当の意味まで調べきれてなかったんですね。

その夜,ハリーとロンは,ロックハート先生の所と,トロフィー部屋で処罰です。

ロックハート先生,"Celebrity is as celebrity does."に思わずウケる私。これは"Handsome is as handsome does."の変形ですね。指輪物語で2度も使われたので,私に取ってはお馴染み中のお馴染みのことわざです。(笑)1度目は言葉通りの「行いの立派な人が立派な人=顔じゃないよ心だよ(笑)」ですが2回目はhandsomeという言葉には寛大という意味があり「寛大さを示してください」と言う意味。でもロックハート先生の言うこの言葉の意味は。。。。「セレブはセレブらしく振舞うんだよ」位の意味ですかねぇ(爆)

ところで,この処罰,5巻でのそれと好対照ですね。
2巻では,ハリーはウソで飾られたロックハート先生へのファンレターの返事で,手がくたくた,ロンはトロフィー磨き(しかもクィデッチのカップは何回もやり直し)。5巻では,ハリーは蛙の処罰で血の出るペンで「ウソはつかない」と書き続け,ロンはこっそりクィデッチのトレーニング。。。。

Chapter 8:The Deathday Party (1)
私は一瞬「Deathday」が「Deathly」に見えました。(爆)
ほとんど首なしニックが,自分を首切りハント仲間に入れてくれないケチPatrick Delaney Podmoreさんの事を,Properly(正しく) Decapitated(首を切られた)Podmoreと言い換えているのが大笑いでした。いや~よくぞここまで私の英語力は上がったな~と実感。。しかしその割りにTOEIC全然上がってないけど。。(decapitateなんて単語TOEICに出てこないしなあ(爆))


6巻既読前提の Harry Potter and the Chamber of Secret (5)

2007-01-26 23:56:39 | ハリポタ2巻
Chapter 6: Gilderoy Lockhart
食事中に大量の梟がテーブルの上を飛び回る(しかもdropping letters and ...な描写はw)って、神経質な日本人は目を覆いたくなるでしょうねぇ。吼えメールを届けたのはエロールだったんだ。かわいそうに。ハーの「もう1回使ったら死んじゃうわよ。」が効いてる。(笑)

大勘違い野郎(笑)ロックハート先生登場。いや嫌いじゃないですけど。
いきなりスプラウト先生に、暴れ柳の間違った扱い?を押し付け、ハリーが車で来てしまったのは自分のせい(写真なんか一緒に撮ったから)と大勘違い。さらに,ハリーが自分のライバルになるにはまだ早過ぎるな、と思ってる。

ところで,Mandrakeの泣き声聞いたら、死んじゃうって事?ですよね。何か,7巻でヘンな奴が使わなければいいですけどね。でも,薬にもなるんだな。

dragon-dung compost(ドラゴン堆肥?)効きそう。(笑)あったら是非欲しいですね。

そうか、何故ジャスティンがマグルの生まれとわかるのかって、自己紹介からですね。イートン校に行く予定だったんだ。今思い出した。 B&Bのシーンで,書くの忘れましたが,ドラコは優秀。ジャスティンも優秀なんですね。ついでに、ハリーも小学生の時は結構優秀。よく考えてみると,優等生だらけのお話ですね。ハリー・ポッターって。

しかし,コリンは,ジャスティンに比べると,かなり庶民的。お父さんは牛乳配達人。(もしくは乳搾り)ドラコがハリーをイジメに来ますが,ジニーにしてもそうなんですが,コリン,ドラコに対して大胆です。う~~ん,ドラコとハリーの間って,最終的にどうなるんでしょ?

ロックハート先生の事となると,何故か反応早いハーマイオニーに,何故か敏感に反応するロンです。この頃から,ロンハーって気付いてました。(^^)

カブトムシ潰してしまったロン。(汗)昆虫愛護団体から,抗議が来ないか心配。

ロックハート先生って,前から噂があったけど,スクイブなのでしょうか? 魔法,全然効いてないみたい。Pixy出しておいて,全然自分でコントロールできないなんて。


6巻既読前提の Harry Potter and the Chamber of Secret (4)

2007-01-24 23:51:38 | ハリポタ2巻
Chapter 5: The Whomping Willow (2)
「とりあえず車に戻って(両親を)待とう。」ホントにいつも,感動的なほど冴えてます。パニックになればなるほど,的確なハリーの判断力。ところが,ロンの一言,「車で飛んで行けるよ」で,「パニック」が「興奮」に変ってしまいました。(笑) あ~あこーなると,あの判断力がウソ(笑)のように落ちてしまうんですね,ハリーって。(爆) ロンに乗せられ,「飛んで」行く事に。

最初快適だった旅も,ホグワーツが近づくにつれ「不吉」な旅に。(笑)
そして「例のあの木」に突っ込み,ロンの杖が折れてしまうわけですが,またしてもハリーはそのパニックの中で,冷静かつ適切な判断力。「学校内で直してもらえるよ。」と,言おうとしたその時,暴れ柳が襲ってくるんですね。

怒り狂った「battering ram」のように木が襲ってくるという表現がありますが,最初に読んだ当時,そんな言葉はもちろん知りませんでしたし,辞書に「打ち壊し用棒」と書いてあっても全然ピンときませんでしたが,後にLOTRの映画(TTT)で,数人のオークが,木の幹のような物を抱えて,勢い付けて走ってきて,角笛城の門に叩きつけて怖そうとしていた,あの「木の幹」が「battering ram」だと知ったわけです。(笑)

車のエンジンが復活するや否や「バックしろ!」とハリー。いや,やっぱパニックには冴えてます。(惚れ惚れ)

組分けの儀式を見て,去年の自分の組分けで,あやうくスリザリンに入れられそうになった事を思い出しているハリー。この本で後々効いて来ますね。何気に伏線。

ここで彼らはスネイプ先生に見つかってしまいますね。スネイプ先生はたまたま新聞記事を読んで,さらにハリーとロンが着いてない,という事を確かめた上で,捜しに来ていたように見えますが,今読むと,そもそもダンブルドア先生の依頼(命令)で捜しにきていたような気もします。実は6巻で,ハリーがドラコにボコボコにされた時も,何気に出てきていますよね。ひょっとすると,スネイプ先生は,ハリーが無事にホグワーツに着くかどうか監視する役目をずっと持っていたのかもしれません。

で,スネイプ先生の部屋へ。何故か既に車で来たことを知られている様子。おおっと,ここでスネイプ先生「ハリーの心を読んでいるようだ」。1年の時もありましたねぇ。ひょっとして,車がウィーズリー氏の物だという所までバレてしまったか?(笑) スネイプ先生は,自分は君たちを退学処分にする事はできないから,と,マクゴナゴル先生を呼んできます。さらに,ダンブルドア先生が後から駆け付けます。

マクゴナゴル先生は怒ってはいたけれど,もちろん2人を退学にする気なんか毛頭なし。後から後から湧いて来るサンドイッチその他をくれます。初読の時,ここは,マクゴナゴル先生って実は優しいんだとようやく気付いた所。

ダンブルドア先生にも心を読まれてる(笑)‥まあおそらく,車の持ち主までバレた事でしょう。(爆)

ところで,この日のスネイプ先生ですが,彼は,ハリーとロンの行動に関して,マクゴナゴル先生やダンブルドア先生が,どう反応するのか,全てちゃんと予測しているみたいですよね。この3人の関係って,思っていたよりさらに密なのかもしれません。マクゴナゴル先生って実は6巻のあのスネイプ先生の行動の意味を,ハリーや私達よりずっとよく知っているのかもしれません;

で,この章にもこの巻にも関係ない話ですが,にわかに気になってきたのが,ハグリッドです。彼は,ジェームズ・ポッターの一の親友シリウス・ブラックを根本的に信用しておりません。(彼がポッター夫妻の居所をバラしたって話を簡単に信用してる) スネイプ先生の方をよっぽど信用しています。実はダンブルドア先生もそうでしょう? コレって一体,何故なんだか,大変気になります。


6巻既読前提の Harry Potter and the Chamber of Secret (3)

2007-01-23 00:15:28 | ハリポタ2巻
Chapter 3: The Burrow (3)
アーサー父さんが取り締まったのは,小さくなる鍵と,噛み付くやかん。(笑) 車の事で喧嘩が始まりそうな両親を置いて,ロンは自室を見せてくれますが,ハリーは,当然,とても素敵な部屋だと思います。ロンは,ダーズリー家でハリーのいた部屋を見て,そちらの方が立派だと気にしていたんですね。

Chapter 4: At Flourish and Blotts
夏休みを過ごすウィーズリー家の全てがハリーには新鮮だったけれど,何より驚きなのが,皆が彼を好きだった事,というのが泣けます。。。
ハリーに話しかけられ,髪の毛と同じ位に赤くなって,バター皿に肘を突っ込んでしまうジニー。これが4年後にハリー以上(ハリー自身は年齢以上にしっかりした子だと思います)におませな子になるなんて,信じられませんねぇ。

ロンへ,ハーからの手紙が到着。「もう1回あのふくろうを使ったら,死んじゃうわよ。」がおかしい。(^o^) 「既に学校の勉強で忙しい。」に「休みなんだよ!」とロン。

ロンのShooring Starは,蝶より遅い。。。。ってホント?

ダイアゴン横丁にお買い物に行く日,発見! ウィーズリー家は,お金を植木鉢に入れているのか。。。。! と,思ったら,違った。煙突飛行粉だ,失礼しました。

ハリーはうっかりB&Bへ。何故発音違いでそこまで言ったのかと思いましたが,後でウィーズリーさんが「1つ先の暖炉」って言ってましたね? そしてまたドラコ・マルフォイに遭遇。B&Bは重要な意味を持ったお店だし,ドラコとしょっちゅう遭遇するのは,決して偶然じゃなかったんですねぇ。しかもドラコはオパールと,輝きの手にしっかり目を付けてます。今にして思えば,ここは6巻の重要な伏線。オパールのネックレス,19人のマグルの命を奪ったという曰く付き。

ようやくウィーズリー一家とハーマイオニーに再会したハリー。眼鏡を直したのはアーサー父さんだったんですね。(映画ではハーマイオニー)ロックハート先生は,モリー母さんと同世代の女性に大人気。コレって何か,ヨン様みたい~(爆)

ドラコに絡まれて「ほっときなさいよ」というジニー。何でもこれがジニーが初めてハリーの前で喋った言葉だそう。あ,そうなんだ。今まで照れまくりだったのでわかりませんでしたが,実は最初から気が強くてしっかりしているんですね。(いわゆるツンデレですね(笑))この辺り,映画は原作をちょっと改変しているシーンが多いのですが,ここだけしっかり原作通りです。大事なセリフだったんですね。ふふん。

マグル好きのアーサー父さん,ハーの両親にまるでストーカー。(爆)

Chapter 5: The Whomping Willow (1)
実際は3巻で大活躍?する木の名前が章の名前になってます。いよいよホグワーツに出発の日,皆何故か忘れ物しまくりで,引き返しまくり。(既にドビーの悪戯がかかっていた?)ジニーがここで「日記を忘れた」んですが,皆さん,お気付きでしたか?

ハリーとロンが駅のバリアを通れなかった所で今日は終り。彼らは何故両親を待たずに車に乗ってしまったのかと思ったら,両親が戻れなくなったらどうしよう?と思ったからなのですね。やーねー。大人の魔法省勤めの魔法使いが,そんな事あり得ないのに。(笑) そこはやっぱ子供らしいですね。


6巻既読前提の Harry Potter and the Chamber of Secret (2)

2007-01-19 22:02:14 | ハリポタ2巻
昨日書くのを忘れましたが,ドビーは,ハリーの命を狙う「He Who Must Not Be named」とは,イコールヴォルデモートではないけれど,微妙な人物であると表現しておりましたね。

ハリーとの会話から推測できるドビーが主人達に受けた仕打ち,ウィーズリー家の子供達の屋敷しもべ妖精に対する考え方を見て思ったのですが,2巻を読んだ当時はもちろん,6巻を単独で読んでもまだ気が付きませんでしたが,今読むと,屋敷しもべ妖精という種族の扱いが,実はシリーズ全体の大きなテーマの1つとなっていたという事に改めて気付かされます。

Chapter 3: The Burrow (2)
ロンと兄ちゃん達は,お父さんの仕事について説明。ある年老いた魔女が残したティーセットをうっかり買ってしまったマグルが大変な目に遭って,アーサー父さんは,忘却術をかけなくてはならなかったとか。実は「記憶」はこの巻の重要なテーマ。上図に伏線入れてます。

ところで,アーサー父さん,もし見つかったらヤバイ?のマグル品コレクション持ち?(笑)これも気が付かなかったなあ。

ウィーズリー一家の住む,「隠れ穴」が見えて参りました。平たく言えば,元々豚小屋だった建物を,上へ上へとアンバランスに増改築して作った家ですね。(映画の通り) 実は初めて読んだ時,一体どんな家なのか,全然想像できず,映画を見てびっくりしました。‥‥最初の英語力なんてそんなもんですよ。(笑)

もう1つ6巻既読らしい見解(^^;)を入れてみるとすれば,モリー母さんの異常とも思える心配性。実は彼女はヴォルデモートとの戦いで兄弟を失っているから,もう家族がアブナイ目に遭うのは嫌なんですね。そして,‥ジニーですね。今にして思えば,1巻からちゃんと伏線がある(ホグワーツ特急が出発する時,ハリーは何気に見ている)のに,何故私は気が付かなかったんだろう? ロンハーは割と早い段階でわかったんだけどなあ。。!

‥そう言えば,ハリジニ,ネイティブは日本人以上に気が付いていた割合が多いように思えるのですが,日本人の気付かないお約束伏線でもあるのでしょうかね? 捜そう~~っと。


6巻既読前提の Harry Potter and the Chamber of Secrets (1)

2007-01-19 01:50:45 | ハリポタ2巻
約半年振りですが,また再開しました。ポタ復讐じゃない,復習編です。今年は7巻発売の噂も高いので,頑張って読み倒します!(笑)

Chapter 1: The Worst Birthday
やっぱ私を最初に洋書に誘ってくれた本は,読み易い! 嬉しいなあ~~。実は2巻のこの冒頭部分,1巻をちゃんと読めなかったので,今度こそちゃんと読むぞー!とはりきって読み始めたのがまるでついこの間のようです。あれから,はや6年か~。

ダーズリー家のお話も,2巻から伏線たっぷり。ダドリーを「大きく」しようと躍起なペチュニア叔母さん。今見ると,建築用ドリルの契約ゲットの為に頑張るバーノン叔父さん,結構かわいいです。お食事,お茶はもちろん,お世辞や冗談の内容やタイミングまで,きっちり計画するんですね。笑っちゃいかんいかん。日本人も,こういう人結構多くない?(笑) バーノン叔父さんには全然頭が上がらないのに密かにダドリーをイジメるハリーの性格の悪さ。(笑) 実は最初に読んだ時,そこでドビーが既に現れているとは気付きませんでした。この,本の始まり方,何か5巻を思い出す部分が多いです。

Chapter 2: Dobby's Warning
ドビーの行動やセリフを隅々まで楽しみました。しかし彼はハリーを助けるつもりなのか,どうなんだかさっぱりわかりませんね。どうも悪い魔法使いの家で育って,人の気持ちを思いやる為の,正しい行動形式が身に付いてないみたい?(汗)

ところで,ハリーは学校外で魔法を使っちゃいけないという事,ペチュニア叔母さんは知っていたはずと思いますが,黙っていたんですね。

Chapter 3: The Burrow (1)
ウィーズリー兄弟(とりわけ双子)は「ピッキング」が得意。

ハリーは,ドビーは結局ドラコの差し金で悪戯をしに来たと判断。半分当っている。ウィーズリー家もちょっと事情が違ったら,屋敷しもべ妖精を持つ事が出来た身だったと双子が話しております。

ルシウス・マルフォイが,今もダークサイドにいるとちゃんと見抜き,子供達に教えているウィーズリーおじさん,さすがです。


Must Not Be Named

2004-08-27 08:13:48 | ハリポタ2巻
ハリポタのコアなファンの方ならきっととっくにご存知な話と思います,が,

"The Dark Lord, before he changed his name, could be freely named."

という文章を睨んでいて,ふと,これはどういう意味なのだろうと考えてしまいました。

Dark Lordは自分の名前を自由につけられる
Dark Lordの前の名前は自由に呼んでよい(註:Voldemortと口にできる人はきわめて少ない)

ほー,2つの意味があるんですね。と,すると,

"He Who Must Not Be Named"
これにも

まだ名前をつけられてない
名前を口にしてはいけない

と,2つの意味があるんですね。



ハリーポッターと秘密の部屋 CD 10

2004-08-26 23:17:19 | ハリポタ2巻
Harry間一髪でRiddle日記にBasiliskの牙を突き立て,Riddleの記憶を殺してしまいます。
そう言えば昨日読んだパートでLockhart先生が誤って自分の記憶を消してしまうという事件がありましたが,アレは伏線だったのですね!

Fawkesの尻尾につかまり,Ginny,Ron,Lockhart先生を連れて学校に戻ったHarry。そこにはWeasley夫妻とDumbledore先生とMcGonagall先生が。Harryは自らの選択でSlytherinでなくGryffindorを選んだという事,今にして聞けばなおさら納得。
ここで,記憶を無くしたLockhart先生に代わる新しい先生を募集するというDumbledore先生。3巻に出てくるLupin先生の伏線ですね。他にこんな破格の扱いを受けたDADAの先生は(今の所)なく,Lupin先生って大きな役割を持っているんだなあ,の予感。

Malfoy氏は,Tom Riddleの日記を放つ事によって,HarryとHerimoneの命だけでなく,Ginnyにおかしな事をさせてWeasley家の凋落も狙ってたんですね。Malfoy氏がDobbyに靴下を渡すよう仕向けるHarry。Dobbyって魔法使いとするとMalfoy氏を寄せ付けず結構パワフルですね。Dobbyの,"Dobby is free."のセリフ,なんかROTK映画での水溜りでのGollumの"And take it for me."にそっくりに聞こえました。そう言えば,Dobbyの笑い声や泣き声は,心なしかBBCラジオドラマ版LOTRのGollumの笑い声や泣き声にそっくり。

ところでBBCラジオドラマ版LOTRでGollumを演じたPeter Woodthorpeさんはつい先日(8/12)亡くなられたそうです。ご冥福をお祈りします。

DobbyがVoldemortの事をHe Who Must Not Be Namedと言ったのは,The Dark Lord, before he changed his name, could be freely named.という事を言いたかった為,なのだそうです。

ラスト近くで,GinnyはPercyの秘密について語りますが,Riddle日記に毒されていたにも関わらず,Percyの恋の事を11才とは思えない余裕で笑い飛ばすこの余裕。将来の成長を予感させますね。

これで,COS CDは終了。次は,‥‥POAかな!


ハリーポッターと秘密の部屋 CD 9

2004-08-26 22:33:54 | ハリポタ2巻
***OOPネタバレあり***
COSに到着したHarryの見た物は,意識不明のGinnyとTom Riddleでした。HarryはGinnyを助けようとしますが,全然協力してくれないTom Riddle(この時点ではHarryは彼は50年前の優秀な生徒だと思っている)は,おかしな事を言い始めます。実はGinnyがずっと自分の日記を使っていろいろな話をしていた事,やがて彼は彼女を操ってBasiliskをMrs NorrisやMuggle生まれの生徒達に仕掛けた事,彼女を使って恐ろしいメモを残したり,雄鶏を殺した事を打ち明け始めます。TomはHarryの杖を使い,自分のフルネームの文字を入れ替えるとVoldemortになる事を示します。(そう言えば,Tomは実体でない「記憶」らしく,杖を持ってませんね。)
ここからいろいろと興味深い事が起こります。
Tom RiddleはVoldemortより前の時代の人なのに,ちゃんと名前を知っているし,しかも名前を口にしています。よく聴けば,彼は16才当時Lord Voldemortの名前を使っていたと言っています。Potter夫妻殺害事件は,Tom Riddleの日記よりずっと後の時代の話なのに,Tomは大変興味を持っているようです。ここで注目すべき事は,前年度に起きた,Quirrell先生を使ってPhilosopher's Stoneを奪おうとした事件,及びその後のVoldemortの悲惨な生活については全く触れてない事です。4巻ではその辺はかなり力を入れて話しているのにです。ちなみに4巻の方では,このCOSでのHarryとの会合については全く触れていません。‥‥という事は,この日記のTom Riddleは当時の生身のVoldemortとは別物?
もう1つ興味深いのは,タイムリーに現れるFawkesです。これ以降,FawkesはHarryとVoldemortの会合には必ず顔を出しますね! HarryとVoldemortがFawkesの羽入りのおそろいの杖を持っていて,そのFawkesがDumbledore先生のペットで,HarryとVoldemortの対戦には必ず出てくる,とは,どういう意味なんでしょう?

ところで,私は映画を観る前はFawkesは色の赤い白鳥のイメージ(何の事はないUS版2巻の表紙の挿絵だ(笑))を持っていたのですが,映画のあの‥‥,は,ちょっとびっくりしました。(焦)

そうこうしているうちに,HarryとBasiliskの対決,終了。Fawkesの治癒力によってHarryはあやうく死ぬ所だったのを,救われます。今にして思えば,この時が今までで最大の危機だったのかもしれません。


ハリーポッターと秘密の部屋 CD 8

2004-08-26 01:02:06 | ハリポタ2巻
なんとか状況を打破しようと,HarryとRonはMyrtleに直接聞く事を試みようとします。Lockhart先生の隙をついて,女子トイレに向かいますが,McGonagall先生に見つかってしまいます。とっさに,Hermioneのお見舞い(Madam Pomfreyに禁止されてる)に行きたかったと嘘をつくHarry。ここで,意外にも,McGonagall先生の優しさ溢れるお言葉。先生は涙さえ浮かべて,許可を出してくれます。仕方なく?Hermioneの所にやってきた2人は大変なもの(Hermioneが襲われる直前に調べていたBasiliskに関する文献の切れ端)を見つけ,COSの怪物はBasiliskである事を発見。またHemioneのメモ"pipes"から,女子トイレから出入りしている事を推測,先生達に知らせようとしますが‥‥。
そこで大事件勃発。今度は,purebloodであるはずのGinnyが襲われ,しかも非常にヤバイ状況。Hogwartsも廃校寸前状態。HarryとRon,Lockhart先生を炊き付け,女子トイレから地下へ‥‥


Run!Run!Run!