A Wizard of Earthsea 読書 : Estarriol

Chapter 4: The Loosing of the Shadow続き
Master Changer，Master Summonerも駆け付けました。Gedは病室に運び込まれましたが，高熱で目も見えず耳も聞こえない状態で横たわっていました。彼が呼び出した霊（に付いてきたもの）は，Roke Knollに居続けました。
一方，彼を助けたArchmage Nemmerleも横たわっていました。Nemmerleは，Gedを助ける為に持てる力の全てを使い果たしていました。彼の体は既に冷たくなっていました。

Great Houseの9人のMasterは，Nemmerleの後任のArchmageについて話し合いました。彼らはWay島のGensherという人物を選び，彼の国へ迎えの船を出しました。

Gedの病は長い間治まりませんでした。また，なかなかまともに喋る事もままならない状況でしたが，Masterに起きる事を許されたのは，冬も近づいた日の事でした。彼はGensherに忠誠の誓いを立てる為に，噴水の広場に送られました。

Archmage Gensherは，Archmage Nemmerleと同様，白い衣をまとっていましたが，肌の色は黒でした。Rokeを追放されると思っていたGedは，まだRokeに残っていろいろな事を勉強したいと言います。Gensherは，Gedが女性の霊を呼び出した時，名前を持たない邪悪な霊が一緒に来て，彼に取り憑こうとしており，その霊から身を守る術を身に付けなければRokeから出るのは危険なので，それまでここにいるのがよいだろう，と言います。しかし，忠誠の近いは受諾しませんでした。

Gedは同級生にすっかり遅れを取ってしまいました。彼は下級生に混じって一から勉強し直し始めましたが，以前のように素早く学ぶ事ができなくなっていました。あれ以来JasperやVetchに会う事もなく，人を避けるようになっていました。
彼は再びIsolated Towerに名前の勉強に行く事になりました。

その出発の日，1人の魔法使いが彼を訪ねて来ました。Vetchでした。彼はこれから出身地のEast Reachで暮らすといい，もしよかったら後で来ないかと誘います。自分は予言者ではないが，Gedには本や部屋ではなく，ドラゴンと遥かな海が見えると言います。そしてVetchは自分の本名はEstarriolと教えてくれました。本名というのははよほど大事な人にしか教えません。Gedはとても嬉しく思い，彼も自分の本名を教えました。

その後Gedは以前の落ち着きを取り戻し，勉強に身を入れました。Gensherも彼の忠誠の誓いを承認してくれました。しかし，霊の正体については，ドラゴンに関係ありそうだという事しかわかりません。

そしてMaster PatternerにImmanent Groveでの授業を受けたGedは，既に18才になっていました。この先何をしようかと迷っていたGedは，ある日，Great Houseの門である老人に会います。彼はGedが初めて学校に来た日にそこにいた門番でした。しかし，Gedは，その時実は彼が9人目のMasterだった事を知ります。Master Doorkeeperは，自分の名前を言えば君は自由になる，と言います。Gedはさまざまな方法を駆使して彼の名前を当てようとしますが，結局自分にはできないと悟り，彼に名前を尋ねます。Master Doorkeeperは名前を教えてくれました。

GedはLow Torningという町が魔法使いを必要としている為，そこへ旅立つ事になりました。

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この章は長いので時間がかかると思ったのですが，何とたったの2日（昨日はさぼった）で読み終わってしまいました。実は今までこの話をあまり面白いとは思ってなかった（汗）のですが，やっと面白くなってきました。
次はまたしばらくまたHoMEへ行ってきます。