三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

見せてくれたのは~

2024年03月31日 | そら モノ 色々 
まるで「私の恥ずかしいところ 見ます?」

なんてことは言われなかったけど
普段は内部の構造物の関係で、怪我の恐れもあるのだろう
 公開はしていない場所を開けてくれます

前置きはこのくらいにして
機体後部下のハッチを開けて見せてくれたのは
 アリソン250-C20Bエンジン

機体は丁寧に保存状態を保っている
エンジン周辺や、カバー内も汚れがまったくない
 




オイルや燃料の灯油系な臭いもしないし
オイル垂れ等の痕跡も皆無

エンジン部にしてはすっきりした感じ
細かい配線や細パイプ類の少ないことに驚いた
もっとメカニカルな感じを想像したが・・・


排気口も出口は二股になっている
無駄なものは付けないから、これにも理由があるのだろう


赤色のパイプが繋がる部分が気化器と思われる
エンジン本体よりも、特徴的な形状の排気管の存在が大きい

それにしても、SF映画にでてきそうな
中世の楽器? 巨大なブラス楽器? のような不思議な形状

 いいもの見せていただきました ありがとうございます



オマケで外観画像を数点ほど上げておきます

Oh-6D型のローターブレードは5枚に増えている


  
   後席は思った以上にシンプル


展示スペースの関係もあり
テール部がカットされてるが、そのあたりは仕方ない


帰りがけのウィンド越しにテールの排気口を反対側から撮って終了



隊員さんに 「こんな風に細かく撮影していく方はいないでしょ」
と聞いたら~ 「用廃機を狙って撮影されてる方がみえました」とのこと
検索すると、その方のブログもみつかり参考になります

 私も含め、色々なマニアがいるものだ(笑

最後に、この時(3/17)はまだ公表されてなかった
今年の 松本駐屯地の公開日を聞いてみると
「詳細はまだ決まってないですが、日程は4月20日です」
 もしや土曜日? 昨年は日曜だったので行けたのですが
 土曜では自分は仕事で・・・ 残念
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恥ずかしいところも開いちゃいます~

2024年03月28日 | そら モノ 色々 
山崎監督の特別展示のあとは
ほど近いアソコを覗きに行きます

直前の交差点で信号待ち
「自衛隊広報センター 信濃」は目の前
 昨年の秋以来の再訪です


ショーウィンドウには「お雛様」が存在感
松本は月遅れの雛祭りだったんだ
我が家周辺は普通に3月3日なので、長野県は広いことを再認識

それにしても、隣のくまさんのデカイこと
 雛壇が小さく見えるよ


ドアを開けると、すぐに隊員さんが対応してくれます
 「ヘリを撮らせて下さい」

先ずは前回 撮り忘れた外観のディテールから~ 

忘れないうちに お尻から

赤い丸いモノは、排気口のFOD(防塵)カバー
それにぶら下がるのは注意タグ
定番の「REMOVE BEFORE FLIGHT」(飛行前に外せ)と書かれていると思っていたら
日本語で「エンジン始動前に外せ」とは
排気口横に書かれた黄色枠内のコーションデータも日本語だものね


この展示機は OH-6D 観測 / 偵察ヘリ


以前の同型機から進化した特徴の一つに
赤外線関連の追加装備がある

この機首キャノピー下の装備なんですが
下から撮って初めて気がついた
普通に筒状と思っていた突起は波状になっていたなんて

色々撮ったけど、アップのディテール写真ばかりでマニア以外はチョット(汗

コックピットに上がらせてもらい、操縦桿をアップで

特徴的なゴツイ容姿のグリップに比べると
床から伸びる桿の部分は細く華奢に見える


ヘリには右手で握る操縦桿のほかに
エンジンのアクセル コントロールも担う
左手で操作する操縦桿に似た コレクティブレバー がある

キャプテン席とコパイ席と大抵形状が違うので

 左の画像がコパイ席側で、右側の画像が機長席のレバー
 機長側のレバーの根元はジャバラなカバーがついていた




下の画像は操縦席の背側とキャノピー正面の画像

模型作りには、この背側のディテールも必需
正面のバロメーターは外気温度計で一目瞭然


コックピット内の前席を撮り終え
後席側の周辺も細かく撮影し、やっと一息

横で付き添ってくれる隊員さん、ありがとうございました

ここまで撮り終えると、担当してくれた隊員さんから
 「〇〇〇〇見ますか!?」との想定外の嬉しいお言葉

まるで「私の恥ずかしい所を見ますか?」なんていわれた気分(笑


            そのあたりの話しは 次回に   ~つづく
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冬晴れ なれど~

2024年02月11日 | そら モノ 色々 
長野県の中程とはいえ、太平洋側の気圧配置の影響を受け
冬場は乾燥した晴れの日が多い

ただ、今年は暖冬の影響か
降雨時の雨量が多く、湿度98%なんて日があった
家の壁に結露ができるなんて冬場にあったろうか

そんな我が家上空には、羽田や成田からの大陸や半島方面行きの航空路があり
トラフィックはそれなりにあるのだが
決まった便、見飽きた機体ばかりで・・・

そんな中で数少ない変わりモノを


成田から台北へのトラフィックは普段あまり通らないので
エバエア(EVA AIR)のバツマル機は珍しい部類、翌日はキティージェットで同じ航路だった


このヘリ、中信方面に自前のヘリポートをお持ちの会社さん

普段はやはり我が家上空は飛行してはくれない
木曽谷の雪雲の影響でこちらを飛んでくれたのかな、ならば雪雲に感謝だ


ベトナム機もやはり普段は信州の南部より以南を飛行する筈

飛行高度は雪雲など無関係な高度なんだが




送電線パトロールの新日本ヘリ機
降雪後は大忙しなんだろう



半島の社有機は エアバス A319 とは珍しい
私、チビデブな A319 って好きなんですよ とはいっても高度が高過ぎ!


先日の夕方、大きな羽音が響いてきたが
周囲の屋根が邪魔で一向に機体が見つからず、結局 追い画像に

雪の積もった屋根には登れないので撮るのも一苦労している




国土交通省中部の「まんなか」、この日は同じようなルートを行ったり来たり
ヘリテレを下側から確認できたのは久しぶり




でも同じ機体が行ったり来たりじゃ飽きちゃう自分です

能登半島地震の後は、連日のように出動していた国交省の機体でしたが

先月の後半にレーダーを見ていると、航空路とは違う航跡の機体が目に着いた
クリックすると~ 飛行高度は52,800フィート(約17,600m)と表示されてる
 

通常のエアライン機の高高度便(4万フィート前後)よりも高い高度を飛行していたのは
なんと大型の無人偵察機 グローバルホーク それも所属は Japan(空自)とは

三沢基地所属だが、実際に見てみたいな



そして一昨日の午後、久しぶりにトレール編隊で真上を通過

航空自衛隊の KC130輸送機 空中給油ポッド装備機
500mmではハミでちゃう程で
最近は高度が高くて欲求不満気味だったから、嬉しくなってしまう

撮り遅れた先行機は 通常のC-130だった


2月も後半になり、来週からは気温も高めに推移しそうだ
ということは季節の変わり目、天気も不安定になるということか

冬晴れを楽しむのもそろそろ終わりになりそうだ
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今年 最初で最後の遠征になった話し

2023年12月27日 | そら モノ 色々 
それは、まつもと空港フェスの翌日のこと
フェスの途中で、年寄りの緊急事態に呼び出しを受けたのだが・・・ 

帰宅すれば~ 何もなかったような顔に、イライラを抑えるのに一苦労
 (緊急事態の原因がわかるのは、つい先日のこと)

そんな気分解消にと情報をいただいていた遠征を思いつき
翌日は年寄りを、介護施設に送り出すと同時に家を飛び出した

向ったのは、車で約1時間半ほどの山の中
今の自分には、この所要時間が限界の距離なのだが
 思えばこれが今年の初遠征だよ(笑


竹トンボの情報にここへ来るのは~ 何年ぶりだろ

ところが、パイロットからのラジオは聞こえてくるが肝心の機影が見えない

 先ずは、場外ヘリポートへ行ってみるか

車両閉鎖ゲート手前まで進むつもりなのに、途中のキャンプ場脇の道路には
キャンパーのオバチャン達が、昨晩使ったシートを広げ
天日干しの真っ最中で通行止め状態(怒

そんな後かたつけは他でやってよ! とも思ったが
 頭の中は「竹トンボ」の事でいっぱいの自分
とりあえずキャンプ場の駐車場へ入ろうとしたら~ なんとそこは駐車禁止になってる

管理者に聞くと「300mほど下の、釣り人用の駐車場へ」と
駄目だよ、そこからだと場外までは1500m以上 山登りしなくちゃだよ

 しばらく来なかったうちに~ 浦島太郎状態の自分


早々に場外行きを諦め、釣り人用駐車場へ一先ず車を停め
耳を澄ませ、竹トンボのエンジン音を探す

周囲の樹木が邪魔で、音はするが~ アッ いた!

 でもここからじゃ 遠過ぎる、急いで移動せねば


ところが、進む道は行き違いにも苦労する渓谷川沿いの道路
すれ違いの退避スペース以外で、停車できる場所を探す
更に樹木がなく 上空が開けて 竹トンボ を視認できる所がなかなか見つからない

夏の観光シーズンはとっくに終っているはずなのに、大型の県外車が頻繁に登ってくる


試し撮りしながら下るが、停車だけでも苦労する 



なんとか数少ない橋のたもとに空間を見つけ撮影開始
この橋の先は、伐採作業関係者以外は通行止め
さらに 集材の大型トラックが来れば、方向転換するので、マイカー移動もアリ
それでも機体には少しだけ近づけたかな


久しぶりに見る 木材搬出の ロングラインオペレーション(長吊り) 
力もちの機体は アカギヘリコプターの カマン K-MAX JA6236
 







 運び出した木材を降ろす土場はあのあたりか 
  
 近くに見えても、たどり着くには曲がりくねった道路の数キロ先なんだ
 もっとも、立ち入り禁止なので手も足もでないが・・・



木材を降ろした後の機体が、少し捻る角度が気になり
さらに道路を下ってみることに







 やはり、機体が近い!
 Pさんとも目が合うくらい(笑


はじめからここで撮っていたら最高だったのにな



しばらくすれば、自分は帰宅せねばの時間切れ
機体もそろそろ昼休憩に入るだろうということで
残暑が残る渓谷を後にする

狙いの機体が、作業が撮影できた遠征の後には
 また行くぞ! もう一度 来るぞ!
と気持ちだけはテンションあげ上げになるんだが

もう2023年も年末になってしまい
結局、今年はこのカマン狙いが、最初で最後の遠征になってしまうとは

でも、その一回がとても満足できた遠征になったのは
ヘリ師匠のおかげだったのはいうまでもない 心から感謝! 
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好天がつづけば上空が気になる

2023年12月24日 | そら モノ 色々 
今年は残暑が長く、秋を通り越して冬がきちゃった!
なんて言われると、秋晴れなのか冬晴れの晴天つづきなのかわからなくなってしまう

晴れ間が広がり湿気もなくなれば
遠征の出来ない身としては、どうしても空のトラフィックが気になる

 井の中の蛙、大海を知らず
 されど天の青さを知る ~なんて今の自分そのもの もう何年目かなぁ

前置きが長くなってしまいましたが
最近の我が家上空のトラフィックを集めてみました


 国交省 中部の Bell412 JA6817 「まんなか」 は小牧への帰り道に
 

 東邦航空 のエキュレイユ JA506E は
 仕事帰りの まつもと空港 向け




マイクロジェット の セスナサイテーション510 JA123F

 比較的 低空を まつもと空港 へのアプローチで



 乾燥した晴れ間がつづけば飛来するのが、空撮や測量関連機
 アジア航測 の セスナ208 JA13AJ  
 


 短時間のリースで終わってしまった、長野県防災ヘリの代替え機
  中日本航空 Bell412 JA6767 
 空港での撮影はできなかったが 小牧への帰り道に上空通過してくれた

 整備中のため、防災機がいなくなった長野県だが
 その後もつづく災害、遭難事案に、群馬よりの応援が頼り
 こんなんで いいのかなぁ と思ってしまう
 
 

降雪に備え、自宅屋根の とよ掃除をしていると
聞きなれたエンジン音が
北東より高速で近づくドクヘリを確認

 
方角的に、やっぱり佐久機 JA117D だった
12月に入っても降雪がない関係が、カンジキ姿ではなかった


ヘリポートに着陸~ 風な景色ですが
 手前にある建物の屋根です


急患を収容した機体は、病院へ一直線
と思ったら撮影中の自分に向かってくる 

Pさんと目が合ったような~ 佐久へお帰りならこの方角ですが



頭上で病院方向へ機体を向ける
今のは屋根上の不審人物 確認だったかな(笑





 PS)気がついたら今年もトナカイは我が家上空をすでに通り過ぎてた!
  

  
  自分へのプレゼントは、仕事先で配布時に余った弁当だけ
   買ってきたんだけどね・・・
 
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