今回のカリフォルニアでの大規模火災、冬場の火災は想定外だったそう
例年は森林火災が少ない時期で、消火用 航空機は長期整備に入ったり
南半球の夏場地域に派遣されているという
そんな事案の為、初期消火遅れた? 遅れない? は今後の検証にまかせ
今回は、ウォーターボマーの別問題を
米国の動画ですが、航空機からの散水を示す動画です
CAL FIRE/USFS Aerial Firefighting Drop Safety Video
CAL FIRE TVさん の動画です
動画内で登場する消火剤を散布する機体は、中型の軍用機(対潜哨戒機)を改造した機体なんだが
ドロップダウンする 水や消化剤の破壊力は、消火作業中の消防士にも脅威となる
ジャンボジェット消火機の散布シーンも登場するが
散布地区へ誘導する先導機の OV-10 ブロンコからの撮影だとわかる
散布点を示すスモーク? を引くのも見逃せない
実際の山林火災では、大型航空機の消火機は
火点の消火よりも延焼を防ぐ防火帯の作成が主任務だという
難燃消化剤は赤色をしているので、他の航空機からも
地上の消火隊員からも防火帯を作る目印ともなるそうだ
米国カリフォルニアの大火でも、大型機のウォーターボマーは
消火帯の作成が主任務となり、火点への散水はヘリの役目だという
さて、私が撮影した画像を紹介
私が見た 大型の消火機は 英国の航空ショーでデモフライトしたC-130型機
米空軍(州空軍)のC-130輸送機に消火モジュールを搭載し散水を披露した
機体自体は、航空自衛隊でも使用される見慣れた C-130 輸送機だが
ドロップダウンされた水は、機体の速度も加わり
散水などとは別次元の まさに水の壁、水塊だ
これが「ウォーターボマー(水爆撃)」と言われる所以だ
もちろん散水されるのは赤色の消化剤ではなく水
下に並ぶ軍用車両は 目標ではなく 次の展示用の機材で無関係だが、大きさの比較で紹介
これが撮影出来たのはこの年だけで、当時は「なんだ、水撒きかよ・・・」
と正直 思ったものだが、今になれば貴重なデモフライトだったと思い出される
今回の米国 カリフォルニアの大火では、また別の問題も表面化
それはドローンの存在で、先日も実際に消火機と衝突し
消火機は修理の為に数日間使用できなくなったという
その為、今はドローンの飛行が確認されると消火飛行自体が中止されてるという
一時、震災等の災害がつづく日本でも
消火用に消防飛行艇を~ といわれた事もあった
日本は海に囲まれ消火用の水の確保は容易と思われがちですが
海水は消火機材(ユニット等)の腐食を招くうえ
散布された場所の土壌に深刻な環境破壊をもたらすことがわかっており
原則、湖や池からの取水となってしまう
日本国内で飛行艇が離着陸できる、広く水深のある湖が幾つあるだろうか
また、先の動画のように散布される水の破壊力も侮れず
住宅地への散布は、建物の倒壊を招くうえ人的被害も想定され
生活インフラである電線や鉄塔等の切断や倒壊も考えると
やはり山林等に限定されてしまうし、誤爆のリスクも残る
JETS, PLANES, AND HELICOPTERS DROPPING ON FLAMES AT THE #palisadesfire
最後に LK Media さんの動画です
実火災へ対処する航空機からのドロップと、散布地点をマーキングする小型の先同機
後半ではヘリによる散水、防火帯を作成するドーザーも登場する貴重な動画です
例年は森林火災が少ない時期で、消火用 航空機は長期整備に入ったり
南半球の夏場地域に派遣されているという
そんな事案の為、初期消火遅れた? 遅れない? は今後の検証にまかせ
今回は、ウォーターボマーの別問題を
米国の動画ですが、航空機からの散水を示す動画です
CAL FIRE/USFS Aerial Firefighting Drop Safety Video
CAL FIRE TVさん の動画です
動画内で登場する消火剤を散布する機体は、中型の軍用機(対潜哨戒機)を改造した機体なんだが
ドロップダウンする 水や消化剤の破壊力は、消火作業中の消防士にも脅威となる
ジャンボジェット消火機の散布シーンも登場するが
散布地区へ誘導する先導機の OV-10 ブロンコからの撮影だとわかる
散布点を示すスモーク? を引くのも見逃せない
実際の山林火災では、大型航空機の消火機は
火点の消火よりも延焼を防ぐ防火帯の作成が主任務だという
難燃消化剤は赤色をしているので、他の航空機からも
地上の消火隊員からも防火帯を作る目印ともなるそうだ
米国カリフォルニアの大火でも、大型機のウォーターボマーは
消火帯の作成が主任務となり、火点への散水はヘリの役目だという
さて、私が撮影した画像を紹介
私が見た 大型の消火機は 英国の航空ショーでデモフライトしたC-130型機
米空軍(州空軍)のC-130輸送機に消火モジュールを搭載し散水を披露した
機体自体は、航空自衛隊でも使用される見慣れた C-130 輸送機だが
ドロップダウンされた水は、機体の速度も加わり
散水などとは別次元の まさに水の壁、水塊だ
これが「ウォーターボマー(水爆撃)」と言われる所以だ
もちろん散水されるのは赤色の消化剤ではなく水
下に並ぶ軍用車両は 目標ではなく 次の展示用の機材で無関係だが、大きさの比較で紹介
これが撮影出来たのはこの年だけで、当時は「なんだ、水撒きかよ・・・」
と正直 思ったものだが、今になれば貴重なデモフライトだったと思い出される
今回の米国 カリフォルニアの大火では、また別の問題も表面化
それはドローンの存在で、先日も実際に消火機と衝突し
消火機は修理の為に数日間使用できなくなったという
その為、今はドローンの飛行が確認されると消火飛行自体が中止されてるという
一時、震災等の災害がつづく日本でも
消火用に消防飛行艇を~ といわれた事もあった
日本は海に囲まれ消火用の水の確保は容易と思われがちですが
海水は消火機材(ユニット等)の腐食を招くうえ
散布された場所の土壌に深刻な環境破壊をもたらすことがわかっており
原則、湖や池からの取水となってしまう
日本国内で飛行艇が離着陸できる、広く水深のある湖が幾つあるだろうか
また、先の動画のように散布される水の破壊力も侮れず
住宅地への散布は、建物の倒壊を招くうえ人的被害も想定され
生活インフラである電線や鉄塔等の切断や倒壊も考えると
やはり山林等に限定されてしまうし、誤爆のリスクも残る
JETS, PLANES, AND HELICOPTERS DROPPING ON FLAMES AT THE #palisadesfire
最後に LK Media さんの動画です
実火災へ対処する航空機からのドロップと、散布地点をマーキングする小型の先同機
後半ではヘリによる散水、防火帯を作成するドーザーも登場する貴重な動画です
その大きさと共に、これだけ大量の水が落ちてきたら
ただではすまないだろうと恐怖さえ覚えました。
いままでも消火剤(水等)ドロップの破壊力はわかっていたつもりですが
海水の散布は環境破壊~ とは気がつきませんでした。
さすが店長さん もしやCH-54の消火デモフライトも撮りましたか?
来日したのはだいぶ昔になってしまいますが
私は後日、仲間から写真をもらい悔しい思いをしました。
CH-54消火ヘリ、韓国では何機か活躍してますが
日本では一機も売れなかったのは
熱しやすく、冷めやすい日本の機運もあるのかとマニア的には残念です。